気ままにぶらり旅日記

山や森のレポート&日々の雑記

2013.9 火打山・妙高山 ~鍋を担いで山登り その1~

2013-11-22 | 上信越
2013年9月28日(土)~29日(日)

行先:火打山・妙高山
行程:1日目 笹ヶ峰~富士見平~高谷池ヒュッテ~火打山~高谷池ヒュッテ(泊)
   2日目 高谷池ヒュッテ~茶臼山~黒沢池ヒュッテ~妙高山~黒沢池ヒュッテ~富士見平~笹ヶ峰
 
メンバー:mont-denden,山ボーイK,matsu,キムタカ,m109
    (mont-dendenさんのブログの記事内の名称に合わせました)


 昨年くらいから、高層湿原のある山が気になっていました。
 その中でも、雑誌に掲載された高谷池ヒュッテ前の草紅葉と池塘の景色の写真があまりにも素敵で、
 いつか行ってみたい、そう思っていました。
 
 今年の夏に赤石岳・荒川岳に行った後、次に行きたいと頭に浮かんだ縦走コースが、
 聖岳・赤石岳か、火打山・妙高山。
 どちらもソロでは行きにくい山(アクセス面だったり,クマ対策だったり・・・)
 mont-dendenさん行かないかな~と話を持ちかけると、火打山・妙高山に行きたいとのこと。
 それじゃメンバー集めて行きましよう
 そんなわけで、念願の火打・妙高山へ行くことができたのでした


<1日目>
 
 7:18 笹ヶ峰
 登山届を提出して出発~
 今回はせっかくなので夕食は鍋にしよう!ということで、みんなで荷物を分担して担ぎます。
 鍋の材料の買い出しは私が担当したのですが、買いすぎなような気も・・・。
 とりあえずすべて担ぎます。
 

 真っ青な空。とても気持ちが良いです。
 

 気になったすじ雲。
 ジブリ映画の紅の豚に出てくる、飛行機が天へ登っていくシーンを思い出しました。
 

 最初はブナの森の中の木道を歩いてきます。
 見上げると、上の方が少し黄葉し始めていました。
 

 緑の中にほんのり黄色と橙色。気持ち良いブナの森。
 大きな木が多いのも心が躍ります。(巨木好き)
 スタートからテンションUP
 でもあんまり眺めているとみんなから遅れてしまうので、いつもより写真は少なめです。
  
 
 


 8:10 黒沢
 一度沢を渡ります。ここまではゆるやかな道でしたが、この先は急坂になるよう。
 
 
  
 
 朝の光の中で、沢の音が心地よく響きます。
 

 巨木に目を奪われてばかり。本当に素敵なブナの木がたくさんあるのです。
 
 

 坂がきつくなってきました
 

 いよいよ十二曲がりに突入です。十二回曲がると尾根の上に出るのだそう。
 
 

 ぐねぐね坂を登り、十二曲がりを過ぎるも急坂は続きます。
 Kさんの「まだ富士見平に着かないの?」質問に
 「もうすぐだと思うんですけどね~」と答えるも、なかなか着かない富士見平・・・。

 十二曲がりの辺りから、どんどん現れる登山者。
 絶好の登山日和。少ないわけはありません☆
 若干渋滞もあり。

 9:25 富士見平
 高谷池ヒュッテ方面と黒沢池ヒュッテ方面の分岐になります。
 私たちは高谷池ヒュッテ方面へ向かいます。

 富士山が見えるそうなのですが、人がたくさんいたのでゆっくりせず先へ進みました。
 真っ赤なナナカマドの葉が綺麗☆
 
 
 

 富士見平から少し歩いたところで休憩。
 上部の黄葉がキラキラ光っていました。
 

 月もまだ見えています
   

 右前に見えるのは黒沢山?
 緑の絨毯に赤の点々がなんだか素敵☆
 
 

 腹ごなしをしたところで再スタート!
 とここで、前を歩くKさんのザックが変なことに気が付きました。
 「Kさん、肩のヒモはわざとですか?」
 「え、何が?」

 Kさんは、ザックの肩のところにあるトップスタビライザーを引いておらず
 ザックが背後に引っ張られていたのです。
 
 話を聞いてトップスタビライザーを引くKさん。
 「ずっと後ろにひっぱられていて荷物が重かったんだよな~。肩ひもを引いたら軽くなった」
 過去何回も山に行っているKさん、今まで気がつかなかったとのこと。
 ちょっと驚きの出来事でした(^_^;)
 

 ゆるやかな道を歩いて行くと、焼山・火打山が見えてきました
 
 
 そして北アルプスの山なみも
 頂上でなくても北アルプスが見えると聞いていましたが、その通りでした
 

 少しアップ
 

 気持ち良い木道
 
 
 また絶景
 

  
 10:23 高谷池ヒュッテ
 今夜の宿に到着です。
 三角屋根のかわいい山小屋です。
 荷物を置き、必要なものだけ持って火打山に行けます。
 登山口から3時間半くらいでこれることもあり、多少荷物が重くても大丈夫と思い
 夕飯は鍋にすることにしたのでした。
 

 小屋は完全予約制で、一人1枚の布団が確保されているのが嬉しいです
 宿泊手続きが1番乗りだったようで、3階の一番端のスペースを使わせていただけました。
 小屋の周りはたくさんの人で賑わっていましたが、みな日帰りだったのかな?
 
 ※写真は自分の前のお布団スペース
 寝床の上に荷物を置く棚があります。お布団は軽くてふかふか。
 

 小屋の前に広がる湿原と池塘。
 奥には火打山が顔をのぞかせています。
 湿原では草紅葉が進んでいました。
 
 

 お昼ごはんを持って、いざ火打山へレッツゴー!
 

 ~その2へ続く~
 


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