気ままにぶらり旅日記

山や森のレポート&日々の雑記

2010.11 鍋割山

2010-11-24 | 丹沢・鎌倉
2010.11.21(日)

行 先 :鍋割山(神奈川県)
行 程 :県民の森駐車場の辺り~二俣~後沢乗越~鍋割山~小丸尾根~二俣~駐車場の辺り
     

 7:10 出発
      二俣までは林道歩きです。ところどころ紅葉していました。
      心配していた天気ですが、風は無く晴れ間もけっこう出ています。
      寒いと思って厚着してきたのですが、それほど寒くありません。
      そんな私たちの横を、大学生くらいの男子2人が半袖Tシャツで
      通り過ぎていきました。
      11月下旬に半袖って・・・。
      でも確かに暑くて汗をかいているような。
      歩きはじめて10分足らずで上着を脱ぎはじめる。
      
      15分くらい歩き、二俣に到着。
      小川の水が冷たくて気持ちよさそう!(どんだけ暑いんだ)
      小川には立派な橋が架けられていました。
      6月に来た時には無かったけど、いつ架けられたんだろう?
      前回は飛び石で失敗して川に片足が落ちてしまったけど、
      今回は無事川を渡れました。橋が有るって素晴らしい!

      二俣を過ぎたら、今回は後沢乗越経由で山頂を目指します。
      まだまだ道は広くて緩やかです。

 7:55 どこにあるんだろう?と思いながら歩いていたらありました!
      鍋割山で使う水の置き場です。
      

      鍋割山荘は水場が無くすべて荷あげのため、水を運ぶボランティアの
      水がここに置かれています。
      私個人の、今回の登山の2つ目の目的は 「水を運ぶこと」。
      1リットルくらい運ぼう!と思っていました。
      しかし、水置き場には2リットルか大五郎のペットボトルしかありません。
      500のペットボトルはないんだ・・・。      

      さっき私たちの横を通り過ぎていった男子も、水をザックに詰めていました。
      「どれくらい詰めたの?」と聞くと、「4本詰めた」とのこと。さすが若者!! 

      私たちは2リットルのペットボトルを1本ずつ、各自ザックに詰めることにしました。

      水以外に、17キロの灯油もありました。
      

      ここから先は森の中の道で、だんだん傾斜が増してきました。

 8:25 後沢乗越
      ここも紅葉が綺麗です!
      
      

      今登ってきた道。
      

      寄方面への道(前回下山で使った道)
      


      後沢乗越から更に歩くと、ヤビツ峠から塔ノ岳への山々が見えてきました。
      塔ノ岳への縦走路の三の塔、ニの塔方面とモミジ。
      

      落ち葉の上を歩きながら頂上を目指します。
      上を見ると青空が広がっています。
      それにしても歩いていると暑い。
      長袖Tシャツ1枚でも暑いくらいです。
      
     
      山頂まだかな
      


10:10 鍋割山
      まだそれほど人はいませんでした。
      運んできた水を渡しながら、鍋焼きうどんを注文。
      3人待ちの状態で、混んでいなくて良かった~!
      

      まちにまった「鍋焼きうどん」。
      具は油揚げ、エノキ、シメジ、なめこ、シイタケ、なると、小松菜?
      かぼちゃの天ぷら、半熟卵と具だくさん!
      これで980円は安いと思います。 おいし~い!
      
      
      天気が良かったので、外のテーブルで鍋焼きうどんを食べました。
      すると次から次へとやってくるたくさんの人!
      そしてほとんどの人が鍋焼きうどんを注文。
      早く来て大正解でした☆

      灯油を持った人見かけませんね~(すみません灯油は運べませんでした・・・)
      と話した矢先、目の前に灯油を担いだ年配の男性が!
      ボッカ用?の荷台に灯油を乗せていたので、山荘の関係者だったのかもしれません。
      それでもすごい! 私は持ちあげるのがやっとでした・・・。

      食後は山荘前の草原でひなたぼっこ。
      11月下旬というのにぽかぽかようきで春のようです。
      頂上からは海と秦野市街が良く見渡せました。
      富士山は途中の道ですこーし見えたのですが、頂上では雲に隠れてしまいました。

      
11:20 ゆっくり休憩したら下山。 少し肌寒くなってきました。
     
      下山は鍋割山稜と小丸尾根経由で二俣へ下ります。
      鍋割山稜は若干登りぎみです。
      左手には蛭ヶ岳方面が良く見えました。
      
      
      時々前方に塔ノ岳と尊仏山荘が見えました。
      右手を見るとパラグライダーがいくつか飛んでおり、しばしパラグライダー見物したり。

      小丸というピークを過ぎると二俣への分岐に到着。
      ここから小丸尾根経由で二俣へ向かいます。
      
      
      本格的に下る前に景色を堪能。
      

      小丸尾根は、最初は細くて急な道が多いです。
      歩いている人にはあまり会いませんでした。
      本でも大倉尾根か後沢乗越の道ばかり紹介されているし。
      人気のない道なのかな?

      案内の印はとても少ないです。
      踏み跡や道の様子で判断して歩いていたのですが、道が落ち葉に埋もれて
      わかりにくいところもありました。

      私たちの前を1人の女性が歩いていたのですが、途中で横にそれていました。
      前方の木に小さい黄色いテープがあり、二俣への道は直進の気がします。
      「あの女性、道を間違えてない?」
      心配になり、「あの~二俣へ向かっているんですか?」と声をかけると
      「そうです」とのこと。
      「二俣ならこっちの道だと思うんですけど、そちらに踏み跡はありますか?」
      「踏み跡はあるんですけど」
      下でつながっているのかな?と少し下りて確認してみましたが、つながっている
      ようすはありません。
      でもこちら側には黄色のリボンも踏み跡もあるし・・・。

      違う道を下りかけていた女性が、私たちの方へ登り返してきました。
      歩けば歩くほど私たちの歩いている方が登山道っぽい。
      そうこうしているうちに、「小丸まで500m」の看板が!
      「大丈夫。この道で合ってます」と女性に太鼓判を押すと、女性は先に
      下りて行きました。
      あのまま下山していたらあの女性は遭難していたかも。
      1日1善(膳ではありません)?。
      
      右端が鍋割山?
      

      小丸尾根コレクション。 6月にも同じ場所で写真を撮ったような・・・。
      
      
      

      小丸尾根は本当に分かりにくい道です。
      6月に来た時は登りで使ったのですが、「ほんとにこの道で合ってる?」と
      不安になりながら歩いていました。
      時々みかけた看板には「小丸まで○○m」のみで、二俣までの距離はナシ。
      下山者には優しくありません(T_T)
      横にちょこっと書いてくれればいいのになあ。

      13時半頃に無事下山。
      天気も紅葉も景色も良くて、うどんもおいしくて、楽しい1日でした!


<感想> 
 以前から食べてみたかった鍋割山荘の鍋焼きうどん。
 鍋焼きうどんを目指して(?)職場の人と鍋割山に行ってきました。

 鍋割山に行った人のブログや鍋割山荘の掲示板を見たところ、
 鍋割山と鍋焼きうどんはかなり人気とのこと。
 また、県民の森駐車場は10台くらいのスペースしかなく、
 土日は8時前にいっぱいになってしまうらしい。
 そこで6時半頃駐車場着にし、山頂にも混む前に着いて
 鍋焼きうどんを食べることにしました。

 予定どおり6時半頃に県民の森駐車場に到着。
 しかし、すでに駐車場は満杯で、少し先に路駐。
 もう少し遅かったらここにも駐車できませんでした。
 
 噂どおり大人気の鍋割山と鍋焼きうどん。
 山頂で富士山は見えなかったけど、とても満足の登山でした。

   


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