２０１３．９ 槍を眺める旅 その８ （４日目：上高地散策）

ｎ２０１３年９月２３日（月）＜４日目＞

　６：１０　徳沢ロッヂ出発
　三連休最終日の混雑をできるだけ避けるため、早めに出発です。
　本当はもう少し早めに出発予定だったのですが、例のごとく荷物の整理に時間がかかり
　＆忘れ物をして取りに戻ったりと、予定時刻より遅い出発となってしまいました。

　歩きはじめると木立の間から、赤く光る山が見えてきました。
　

　木立を抜けると、前穂高岳と明神岳が現れました。
　まだ月も見えます。
　昨日は雲の多い天気でしたが、今朝は雲ひとつない青空が広がっています。
　

　そして再び森の中
　朝の空気がとても心地よいです。
　

　森の色をした神秘的な池がありました。
　ここが古池でしょうか？
　写真だと分かりにくいのですが、水面には月も映っていました。
　
　

　森の中の巨木
　いったいどれだけの時間を過ごしてきたのでしょう？
　巨木を見かけると、つい立ち止まってしまいます。
　

　７：１０　明神
　さすが三連休最終日。すでにたくさんの人で賑わっていました。
　

　ここからは右岸コースを歩くことに。
　明神から明神池方面に向かうと、梓川と明神橋に出ました。
　目の前にはトンガリ明神岳
　
　

　あれ？　橋の欄干に何かいるような・・・。
　

　あのお尻は！！　ボス登場です！
　とても大きなおサルさんで、目を合わせないようにおそるおそる横を通りすぎました
　

　右岸についた後、嘉門次小屋前を通って穂高神社へ。
　実は嘉門次小屋の前を通るのは初めてでした。
　まだ開店前だったようですが、雰囲気が良さそうでした。
　ここの岩魚の塩焼きをいつか食べてみたいな～（とってもおいしいのだそう！）
　

　嘉門次小屋の先に穂高神社があり、穂高神社で登山の安全をお祈りしました。

　再び右岸コースに戻り、沢沿いの木道を進みます。
　朝の光が森の中に差し込んでいました。
　

　ここにも神秘的な場所が
　うまく写真が取れなかったのが残念・・・。
　

　しばらく歩くと、左手前方に焼岳が見えてきました。
　
　

　このあたりもまだ木道です。
　

　何度か沢を横切ります。
　朝の光に照らされた苔と沢
　
　

　８：１７　河童橋
　定番ですが、やっぱり素敵です☆
　
　


　下山後はやっぱりご褒美のデザート
　上高地で自宅用にアップルパイを購入。
　松本では、クレープ工房のクレープを食べました。
　あずさの中でさらに何かスイーツを食べた気がするのですが、思い出せず・・・。
　（２か月経っているし。。。）

　　　
　３泊４日の槍を眺める旅はこうして終了。
　毎日が充実した、最高の４日間でした
　
　　
　今年は南アルプスやアルプス以外の上信越の山行を計画していて、
　北アルプスには行かないかもしれないと思っていました。
　そんな中、表銀座を歩こうと思うようになったきっかけは、
　四角友里さんのトークイベントでした。　
　トークの時に映された燕岳から常念岳の縦走コースの景色を見て、
　またこの景色を見たい！　そう思ったのです。
　
　　
　また、２年前から天狗池で逆さ槍を見たいと思っていたこと、
　槍ヶ岳から南岳のコースを歩き、大キレットを間近で見たいと思っていたこと
　東鎌尾根を歩いてみたいと思っていたこと
　大天荘にまた泊まりたいと思っていたこと
　燕山荘でイチゴミルクを食べたかったこと
　これらが組み合わさり、今回の旅となったのでした。

　天気に恵まれ、またたくさんの出会いがあり、本当に素敵な旅でした☆