気ままにぶらり旅日記

山や森のレポート&日々の雑記

2013.10 黒斑山 ~秋と冬に囲まれて~

2013-11-28 | 上信越
2013年10月27日(日)

行先:黒斑山
行程:車坂峠~表コース~トーミの頭~黒斑山~トーミの頭~中コース~車坂峠


 10月最後の週末。
 友人と鳳凰三山に行く計画を立てていました。
 が、なんと台風27号・28号が発生!
 しかも前週に来た26号とほぼ同じ進路予想!!
 
 台風26号では、私の住んでいる周辺地域もいろいろ被害がありました。
 また台風、しかも2つ!
 これは山は無理だね、と木曜日に中止決定。
 週末は自宅で静かにしてようかな~と思っていました。

 ところが、土曜日に近づくにつれ、だんだん台風の予想進路が関東から離れて行きます。
 日帰りなら行けるんじゃない?
 その時脳裏をかすめたのが、ヤマケイオンラインで紹介されていた「カラマツの黄葉が見ごろです」の情報。
 例年より黄葉のピークが1週間ずれ、今週が見ごろとのこと。

 2年前の体育の日に浅間山に行ったのですが、その時のカラマツの黄葉がとても素敵で
 またいつか見に行きたいと思っていました。

 行くしかない? 
 前掛山まで行くなら日帰りは厳しいですが、黒斑山までなら日帰り可能です。
 そして友人と相談し、黒斑山に行くことになったのでした☆


 10:40 車坂峠
 新幹線と路線バスを乗り継いで車坂峠へ。
 山の下は青空でしたが、浅間山の上の方が雲がかかっていました。
 そして風が冷たくて寒い・・・!

 でも歩きはじめると、だんだん青空になってきました。
 振り返ると黄金のカラマツと青空
 以前見た黄葉のカラマツはレモン色でしたが、今回は成熟した黄金といった感じでした。
 

 だんだん黒斑山が見えてきました。
 なんだか上の方が白い気がします。霧氷?
 
 

 さらに坂をひと登りすると
 後ろに籠ノ登山方面が見えてきました。
 一面黄金です☆
 
 
 

 さらにガレ場を登るとこんな感じ
 車坂峠に建つ高峰高原ホテルが見えます。
 こう見ると、けっこう登った感があります。
 

 さらに登っていくと、登山道横に霧氷のついた木が!!
 今朝ついたのでしょうか?
 
 
 青空と霧氷
 

 登山道では霜柱もたくさん見かけました。
 

 ザクザク音を立てながら歩く道
 

 曇ったり青空になったり繰り返しの天気。
 浅間山が見えるか心配でしたが、雲の中から少し現れてくれました。
 

 標高が上がるにつれて増えてくる霧氷。
 もうここは冬の世界です。
 

 景色の開けた槍ヶ鞘に到着
 黄金のカラマツに霧氷がついていて、不思議な光景が目に入りました。
 しかし、浅間山の頭は雲の中・・・。
 しばらく待っていましたが雲は取れず、諦めてトーミの頭へ向かいました。
 


 しかし、トーミの頭に着くと、だんだんガスが取れてきたのです☆
 奇跡が起きました! 嬉しい~
 
 
 鋸岳と浅間山
 
 
 蛇骨岳方面
 

 喜びの中、トーミの頭でランチ休憩。
 でもやっぱり寒い・・・
  
 
 休憩後は黒斑山へ
 霧氷の森を登っていきます
 


 12:50 黒斑山
 トーミの頭では青空だったのに、再びガス。しかも朝より真っ白・・・。
 

 ガス取れないかな・・・ねばってしばらく待つ私と友人。
 すると、再びガスが取れてきたのです!
 

 待望の青空☆
 

 

 浅間山の右にうっすら見えるのは妙義山?
 

 ちょっとアップ
 

 せっかくなので看板と
 

 さっきよりも青空の気がします
 待ってて良かった
 


 絶景を堪能後、トーミの頭にも戻ります。
 黄金のカラマツについた霧氷と浅間山と青空。
 秋と冬が重なった景色がそこにありました。
 

 
 眼下に広がるメルヘンの世界
 


 トーミの頭を過ぎ、帰りは中コースで車坂峠へ。
 霧氷の森から黄金の森へ。冬から秋へと様変わり。
 
 

 振り返れば黒斑山
 
 
 
 なだらかな道を下ります
 

 夫婦カラマツ?
 

 右手は一面黄金色
 

 
 14:15 車坂峠

 下山後、アサマ2000スキー場方面へ少しお散歩。
 落葉したカラマツの葉に落ちる長い影。
 

 黄金の上に緑そして白
 

 高峰高原ホテル前から見えた黄葉もきれいでした
 
 
 


 夕方、佐久平行きのバスの中から見た夕日に輝くカラマツ。
 眠かったけれど、あまりに素敵で頑張って起きてしまいました(笑)
 


 歩いたのは3時間半くらいでしたが、黄葉も霧氷も景色も楽しめた密度の濃い1日でした
 今度はスノーシューハイクに訪れたいです。
 
 


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