明日に向かって-JCP GUNMA OTA

日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
(Since Mar 18,2007)

市役所ロビーに20台で1089万円のイス

2021年12月18日 | 市議会・市政ニュース

 


森林環境譲与税をムダづかい


 市役所本庁舎1階ロビーに1,089万円をかけたイスが設置されました。イスは2人用5台、1人用15台の計20台。製作費979万円、製作監理委託料110万円の合計1,089万円での購入です。製作費は市の森林環境譲与税基金を活用。制作監理委託料は一般会計からの支出とされます。

 市では、国の森林環境譲与税と県の支援金で森林環境譲与税基金を積み立てています。市は森林環境譲与税を原資に森林環境整備「など」のためとして、県産材を使った高価なイスを購入することで、森林整備に貢献しようということになります。

森林整備、県産材活用への補助こそ効果的

 森林整備というなら、市役所ロビーに1,089万円もかけてイスを設置する必要はなく、私有林の整備補助、桐生市梅田にある市有林の保全や活用、県産材を活用する業者や市民への補助のほうがはるかに効果的です。

 ムダづかいもここまでくると、常軌を逸しているとしか言えません。

【森林環境譲与税】

 森林整備に対応するため、2019年度から譲与が開始されたもの。市町村や都道府県に、私有林や人工林の面積、林業就業者数や人口による基準に応じて譲与されています。同譲与税は、市町村では、間伐や人材育成・担い手確保、木材利用の促進や普及啓発、森林の整備促進などに、都道府県では、森林整備を実施する市町村の支援などに充てるものです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。