加藤建築ブログ

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リフォーム 情報公開!

住宅の省エネ基準の適合義務化に向けた検討作業がスタート

2010年06月21日 | 建築現場日記
住宅の省エネ基準の適合義務化に向けた検討作業がスタートした。
国土交通、経済産業、環境の3省が共同で、有識者、実務者で構成する
「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」
(委員長=茅陽一・?地球環境産業技術研究機構副理事長兼研究所長)を設置。
3日に初会合を開いた。増加する家庭部門からのCO2削減のために
ライフスタイルも含め、2―30年後の住宅像など、これからの住まいの在り方を検討する。

初会合で茅委員長は「家庭部門からのCO2排出量は1990年比で40%増加しており
合理的に減らすことが国際社会にとっても重要」と語った。
会合には3省の大臣政務官が揃って出席。
「(同会議の検討は)民主党政権の1丁目1番地の政策」(近藤洋介・経産大臣政務官)
「21世紀は低炭素社会でなければ先進国ではありえない」(大谷信盛・環境大臣政務官)
「住まいと住まい方を変えることは、働き方・生き方を変えること」
(三日月大造・国交大臣政務官)と、それぞれ同会議の重要性を強調した。

今後の検討内容としては住宅・建築物への省エネ化の義務付けや省エネ基準の見直しの方向性などのほか
省エネ化に伴うメリット・デメリット、住宅のライフサイクル全体を通じた削減策、
中小事業者への支援策などが挙がっている。
省エネ基準の見直しでは、外壁や窓の断熱性に加えて
暖冷房や給湯などの建築設備の効率性や太陽光発電等の再生可能エネルギーの活用も
総合的に評価する方向で検討する。
ただし、省エネ基準の見直し・義務化に関して青木委員は
性能表示等に取り組んでいる工務店は数%程度という実感を踏まえた上で=グラフ参照=
「まずは平成11年基準をクリアするところから始めなければ議論がスタートしない」と指摘。
田村委員は「日本は北から南まであり、各地方で活かせるものを」求めた。

また、ライフスタイルについてもテーマとなっていることについて坂本委員は
「ライフスタイルは常に議論されているが具体化したことが無い」とし
労働時間や夏季休業の在り方など「思い切った提案が必要」と発言。
中上委員は「住宅のエネルギー消費が増えたのは住環境の水準が向上したため」と
単純にCO2排出量の増加を悪とする論調に疑問を投げかけ
住環境の向上を踏まえた議論が必要と指摘した。
そのほか、「家庭の将来を見据えて住まいづくりをアドバイスできる人材育成が必要」
(崎田委員)、「省エネ、創エネだけでなく、"蓄エネ"も重要」(樋口委員)といった意見も出された。
同会議は4月16日に、前原誠司・国交相が設置を公表(4月25日号3面既報)。
低炭素社会を目指した住まいの在り方・住まい方について
取り組みの方向性や推進方策を本年度中にまとめる。
同会議とは別に、省エネ基準の義務化の対象や時期
支援策など具体的な内容を検討する「省エネ基準の適合義務化に関する検討会」を国交経産両省で設置。
本年度中に成案を得る予定だ。


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木造住宅の国産材率の試算結果を公表

2010年06月20日 | 建築現場日記
菅直人首相は11日の所信表明演説で
「戦後植林された樹木が成長しており路網整備などの支援により林業再生を期待できる好機にある」
と強調した。
政府の「森林・林業再生プラン推進本部」が10日に発表した中間まとめを受けた言及。
同本部の「国産材の加工・流通・利用検討委員会」の中間とりまとめでは
国産材自給率を平成20年の24%から10年後には50%まで引き上げるため
木造住宅の国産材率を柱は54%から77%に、
梁・桁は5%から33%に引き上げる必要があるとした試算結果を公表した。


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植物に優しい壁面緑化工法 EGD工法

2010年06月19日 | 建築現場日記
壁面緑化は屋上緑化と比べ面積も確保しやすく
壁面からの放熱抑制効果が大きいことなどが実証されています。
EGD工法は個人住宅から公共工事にいたるまで手軽に壁面緑化が可能で
直ぐに効果が期待できる画期的な新工法です。


■壁面緑化の背景
近年、都市部では地球温暖化を上回るペースで気温が上昇する
いわゆるヒートアイランド現象が社会的環境問題になっています。
ヒートアイランド対策には、建物や自動車からの排熱を減らすことや緑地を増やすことなど
様々な対策がありますが、これらの対策の一つとして壁面緑化があります。
壁面緑化は屋上緑化と比べ面積も確保しやすく
壁面からの放熱抑制効果が大きいことなどが実証されています。
各自治体では緑化事業を推進するために緑化奨励助成金制度等を設けています。
また、壁面も緑化面積として認められる「景観緑三法」の制定
「工場立地法」の改正等が実施されています。

■壁面緑化の効果
•ヒートアイランド現象の軽減・地球温暖化防止に貢献します。
•都市の景観を向上させ、美しい街並みを作り出します。
•身近なオープンスペースとして都市の快適性を新たに創出してくれます。
•省エネルギーに役立ちます。
•小動物・虫・小鳥の生息地となり都市の生態系保全に役立ちます。

■不可能とされていた垂直壁面緑化を可能にした画期的工法
EGD工法は、緑化が不可能とされていた垂直壁面に植栽または種子吹付けにより、
最も自然体に近い状態で植物の育成を可能にした画期的な緑化工法です。

■EGD工法の特徴
●施工直後から、ヒートアイランド現象の緩和・景観の修景向上等の機能を発揮します。
●常緑植物の植栽または種子の吹付け(充填)工法の選択ができます。
●種子吹付け(充填)工法では、法面と壁面とを同一植物で緑化できます。
●常緑植物と季節の草花等で併用使用が可能で植物による壁面デザインが楽しめます。
●緑化ユニットの使用により、施工が容易で均一な緑化ができます。
●土木・建築の大型構造物から家庭菜園・プランター等として広範囲に使用できます。



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トステムとく得祭り

2010年06月18日 | 建築現場日記
住まいのリフォームをお考えの方も、リフォームに興味がある方も


6月26日(土)限定企画イベント
①網戸張替コーナー(無料)
 アンケートにお答えいただいたご家族に3枚まで網戸無料張替えいたします
 当日、会場まで網戸をご持参下さい

②スピードくじコーナー(無料)
 空気清浄機や家庭用洗剤セット等が当たる、はずれくじなしのスピードくじ
 各ご家族1回限り

③ペーパークラフトコーナー(無料)
 お子様に楽しんでいただけるペーパークラフトコーナー
 出来上がった作品はお持ち帰りしていただけます

会場:京都市伏見区竹田田中宮町91 075-602-8660
トステム京都ショールーム 10:00~15:00

たくさんのご来場お待ちしております。

印刷してイベント会場にお持ちいただくと、もれなくご来場感謝プレゼントがもらえます。


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LEDで電力63%削減、内田洋行が本社で実証

2010年06月17日 | 建築現場日記
内田洋行はLED照明「Ubiqlight(ユビックライト)」シリーズの販売を開始した。
これに先立って実施した本社ビル全館での実証実験で
照明における年間消費電力と年間CO2排出量を63%削減したという。
3年後に、売上100億円を目指す。
ユビックライトシリーズの直管型LED照明は製品寿命4万時間、1m直下照度430lxで調光可能だ。
人感や照度などの各種センサーとの連動によって自動制御し
無駄な点灯を節減するスマートコントロール機能を装備。
従来の蛍光灯と比べて58%消費電力を抑える。
LEDモジュールやICT(情報通信技術)システムとの組み合わせができ要望に応じた設置が可能だ。
専用電源付き日本製器具をセットで販売することでランプと器具のセット保障を実現した。
販売は小売ではなくシステム導入や運用管理、メンテナンスまで含めて提供する。
製品自体の参考価格は1㎡当たり1万6000円から。

同シリーズでは無線通信型LEDスポットライトもある。
赤外線通信を利用してリモコンからの信号を交信する。
32段階の調光ができ、1直線上のスポットライトならば一括調光が可能だ。
ベースライトタイプやダウンライトタイプ、LEDモジュールもラインアップした。

内田洋行は2010年、本社ビル全館にLED照明を導入して実証実験を行った。
その結果、以前と比べて照明における消費電力とCO2排出量が63%削減できた。
以下に主要な部屋を紹介する。

「BIルーム」は、インターネット上の公開情報とデータベースなどに蓄積されている
社内情報を横断的に情報探索できるシステムを装備した。
様々な共同作業ができるスペースだ。
照明はLEDモジュールを組み合わせている。

LEDモジュールは調光器やコントローラーなどの制御装置との組み合わせ次第で
寸法や形状を様々にカスタマイズ可能だ。
BIルームでは環境制御システム「codemari(コデマリ)」を使用して照明だけでなく音響
プロジェクター操作などをスマートフォンで一元管理できる。
フロントエントランスと多目的イベントスペースには、スポットライトを設置した。
消費電力は12W。50Wハロゲンランプと同等の照度だ。(日経BPより)


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