おはようございます、デザインカットソー【Luxtock】リュックストックです。
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職業病ってありますよね?
販売員を長くやっていたので、その昔コンビニで店員さんのいらっしゃいませ!の掛け声に反応して、自分もいらっしゃいませ!を言いそうになったり、その接客態度を見て、接客業のくせに何だコイツは?とか、逆にあ、その気持ちわかるな・・・とか、よく教育されているな、いやこの人の人間性かな?とか。
無茶な要望をして店員を困らせている、決してお客さんとは言えない人を見たら、割って入りたくなってしまうと思いますが、あまりそういう場面には遭遇していませんね。
今みたいな不景気になる前のBEA○SやG○CCIの販売員なんかにいらっしゃいませ!がないと、露骨に接客を無視してみたり、この店いらっしゃいませもねーのかよ!とか言ってみたり(笑)
若かったですね・・・。
ただの反面教師として自分がやらなければいいだけなんですけども。
お医者さんあるあるだそうですが、よく飛行機の中で体調が悪くなった人が出て、「この中にお医者様はいらっしゃいませんか?」というCAさんの呼び掛けには、医者は反応しないんだそうですね。
なまじっか診察して、大した医療用用具も無い中死んでしまおうもんなら、遺族から訴えられることがあるからとか・・・。
職業柄、それはルールみたいなものだそうなので、下手したら研修中の看護師見習いとかの方が正義感で動いてくれるかもしれませんね。
それでもマウストゥマウスで心肺蘇生とかしようもんなら、その後息を吹き返した後に、感染症とかの検査が大変だとかいう話も。
医学に従事する人は街中であまり正体を見せられないのかもしれませんね。
昨日上野のミーティングに向かう途中、途中に通る建物の出口を出る際、自動ではない重いガラスの扉を開けて出ようとしたら、目の前をタクシーで降りて、その建物に入ってこようとする老夫婦がいらっしゃいました。
その昔出張でイギリスに行って以来よくやっているのですが、ドアを開けて出た後、そのご夫婦が入りやすい様にとドアを開けたまま押さえていたら、「これはご親切にどうも!」との言葉。
イギリスでは自分の後に続いて出ようと、あるいは入ろうとしている人がいたら、みんなが通り終えるまでずっとそのドアを押さえているんだとか。
さすが紳士の国ですね。
ミーティングの帰りに新宿の駅に向かう階段を降りていたら、ベビーカーに子供が寝ている状態で持ち上げて階段を昇ってこようとしているお母さんとお婆ちゃんがいたので、手伝いますよと一緒にベビーカーを持って昇りました。
そっからもう一回降りるんですけどね(笑)電車に乗るのに。
「ありがとうございます!」との言葉を頂きましたが、こういうさりげない親切は人として当たり前として、ただ街中で目にしてもなかなか声を掛ける勇気が出ないのもわかります。
街行く人も、親切心は持っているんでしょうけどね。
そこはやはり販売員の経験か、何の臆面もなくサラっと出来るところは、普段からお客さんの状況に気を配っていたからかもしれませんね。
仕事でサービスの延長線上にあるものなので。

In these arms
前の会社の部長が、ある日の出勤途中の電車で妊婦さんに席を譲ろうとしたら、断られたんだそうです。
引っ込みもつかないので、「いえいえ是非座ってくださいよ!」と声を掛けると、返ってきた女性の言葉はが「いえ、違うんです・・・」だったそうで。
親切でやったはずが、女性を傷付けてしまった、というかいわゆる公開処刑(笑)
その場の凍りついた空気を見てみたかったですけどね。
今日もありがとうございます。