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ナベツネ「あれはファンじゃない。右翼だ。バックに暴力団がついている」

2008-05-10 18:03:26 | ナベツネ天下録
2002年6月いわゆる「YOMIURI問題」が起きました。



プロ野球の読売巨人軍は、ビジター用ユニフォームの胸文字を
「TOKYO」としていたのですが、
それを「YOMIURI」に変更し、チームが読売新聞の持ち物であることを
より全面に打ち出したのでした。



この名称変更をめぐってファンの一部が観客席で
「俺たちは読売ファンじゃない!巨人ファン!」
といった横断幕を広げ抗議の意志を表すという事態も起きました。




これに対し読売新聞社の社長兼主筆であるナベツネ氏は


「あれは純粋なファンがやったのではない。右翼だ。
バックに暴力団がついている。読売にたいする嫌がらせだ。
警察とも連絡をとった。ああいう事が続くなら裁判にしたって良い」


とのたまったそうです。




実際にはいくら
「読売ファンでなく巨人ファンだ」と主張したところで、
巨人を応援する事は
巨人戦の無料チケットで拡販をつづけ
巨人に対して毎年何十億という損失補填を行っている読売新聞を
応援する事に他なりません。




しかし、いずれにしても
球場に街宣車が来たとか、試合を妨害されたのなら分かりますが、
読売新聞社様のする事に対して抗議の意志を表しただけで
ファンを右翼あつかいし、
警察だ裁判だと権力にものを言わせてファンの声を黙らせようとするとは
まるでどこかの国の将軍様のようです。



野球独裁国家の最高権力者であるナベツネ氏、
その栄華と横暴はどこまで続くのでしょうか?



プロ野球を見にいくことは、
「たかが選手」たちによる「野球見せ物興行」に
お金を投資することに他なりません。


プロ野球がいくら借り物の「地域密着」をうたった所で、
プロ野球がチームの持ち主である財閥企業の長だけを肥やすシステムになっており
プロ野球の至上命題がそうした財閥の利益にあることは
いかんともしがたい事実だと言えます。