アスベスト問題が連日テレビでも取り上げられているわけですが。
我が家でもこの件については神経質になっていて…
「蚊取り線香のマットはアスベストなのでは?」
「我が家の断熱材にアスベストが使われてないか?」
などという感じで、アスベスト製品を遠ざけるべく、躍起になっています。ちなみにネットで調べたら、蚊取り線香のマットはアスベストが使用されているとのことでした。
科学雑誌でもアスベスト特集がなされていたので読んだのですが、アスベストは別名、石綿とも呼ばれ、それは単一の鉱物名ではなく、6種類の鉱石の総称のようです。最も工業製品に使われているのが「クリソタイル」という名の鉱物で、耐熱性、耐腐食性、耐摩耗性があり、1本の強度はピアノ線を越えるということで、便利に使われてきたようです。
アスベスト繊維は髪の毛より何千倍も小さいので、顕微鏡でも見ることができないのですが、「アスベスト小体」という形で、体内に突き刺さっているアスベスト繊維を見ることができます。
アスベスト小体とは何かというと…。アスベスト繊維は人体にとって異物ですから、当然マクロファージ(※1)が攻撃して排斥を試みるのですが、マクロファージはアスベストを排斥することはできず、アスベスト繊維の周囲にどんどんマクロファージの死骸が溜まっていくのです。アスベスト繊維に大量のマクロファージの死骸がくっついた状態、それがアスベスト小体です。その状態になってはじめて、顕微鏡で見ることができるのです。
某公営住宅みたいに壁に直接アスベストが吹き付けてない限りはあまり心配はしなくていいとは思いますが、体を蝕む、目に見えない針の存在はとても怖いです。とりあえず、家屋の解体現場には近寄らないようにしとこう…。
※1)マクロファージは大食細胞とも言われる体内のお掃除屋さんです。体の至るところに存在し、異物を細胞内に取り入れ、消化酵素で溶かしてしまいます。無機物だけでなく有機物も処理でき、病原菌に汚染された細胞や死細胞などを処理したりします。
我が家でもこの件については神経質になっていて…
「蚊取り線香のマットはアスベストなのでは?」
「我が家の断熱材にアスベストが使われてないか?」
などという感じで、アスベスト製品を遠ざけるべく、躍起になっています。ちなみにネットで調べたら、蚊取り線香のマットはアスベストが使用されているとのことでした。
科学雑誌でもアスベスト特集がなされていたので読んだのですが、アスベストは別名、石綿とも呼ばれ、それは単一の鉱物名ではなく、6種類の鉱石の総称のようです。最も工業製品に使われているのが「クリソタイル」という名の鉱物で、耐熱性、耐腐食性、耐摩耗性があり、1本の強度はピアノ線を越えるということで、便利に使われてきたようです。
アスベスト繊維は髪の毛より何千倍も小さいので、顕微鏡でも見ることができないのですが、「アスベスト小体」という形で、体内に突き刺さっているアスベスト繊維を見ることができます。
アスベスト小体とは何かというと…。アスベスト繊維は人体にとって異物ですから、当然マクロファージ(※1)が攻撃して排斥を試みるのですが、マクロファージはアスベストを排斥することはできず、アスベスト繊維の周囲にどんどんマクロファージの死骸が溜まっていくのです。アスベスト繊維に大量のマクロファージの死骸がくっついた状態、それがアスベスト小体です。その状態になってはじめて、顕微鏡で見ることができるのです。
某公営住宅みたいに壁に直接アスベストが吹き付けてない限りはあまり心配はしなくていいとは思いますが、体を蝕む、目に見えない針の存在はとても怖いです。とりあえず、家屋の解体現場には近寄らないようにしとこう…。
※1)マクロファージは大食細胞とも言われる体内のお掃除屋さんです。体の至るところに存在し、異物を細胞内に取り入れ、消化酵素で溶かしてしまいます。無機物だけでなく有機物も処理でき、病原菌に汚染された細胞や死細胞などを処理したりします。