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ニホンブンレツ 価格：￥ 1,155（税込） 発売日：2009-03 |
今日読み終わった本は山田悠介『ニホンブンレツ』。
まだ、懲りずに山田悠介、読んでます。
この作家はシチュエーションを考える能力があるのだけど
それをこなし切れない。というのと素人っぽいのである。
発想は良いのだけど、読者に消化不良を起こさせるんですね。
今回のは、なかなか面白い展開で始まったのだけど
『だから、どうなるの』というまどろこしい点と
主人公がバカすぎるというか奥行きが無いという致命的な
問題があります。
この作家はチームを組んだ方が良いと思う
発想は良いわけだから、それを消化不良を起こさずに
読者に満足感を与えるようにしたいものだ。
主人公をもう少し膨らませるとかすれば、かなりの作品だよ。
そもそも、説得力がなさ過ぎるシュチエーションを
色づけすれば、映画にする事だって出来そうだ。
まぁ、辛抱強いかどうかは最後まで読めるかの作品だ。
1100円というお値段で買う人は大ファンなのだろうな、
図書館で只で借りたくせに、偉そうな私は普通の人だ。
アマゾンとかの書評を読むと、私などまだまだ緩い評価だ。
口内炎は私の口の右側を占領してから一週間経過した。
ストローで飲む時が痛い。
サラダのドレッシングが沁みる。だとかいろいろな事が判った。
薬を塗るようになってから快方に向ってはいるのだろうけど
相変わらずの無口で、相変わらずのおちょぼ口で食べるという
不幸を背負っているわけだ。
早く治りたい。それだけだ。
なんか不機嫌である。