問題文に線を引こうシリーズ第二回。
今回は説明文で特に重要なものです。
(実際は物語文でも随筆分でも出てきますが…)
・ 数字の(順番を表す)言葉。
正確には「順番」を表す言葉なのですが、子供に教える時はあえて「数字」で意識を向けさせます。
例えば「一つは」、「二つ目は」。
これらに線を引くことで“文章の構造“が分かるようになります。
「一つは」があれば、必ず「もう一つは」や「二つ目は」等が存在するので、それらが並立されていることが分かります。
また「第五に」と書いてあれば、当然一~四が(普通は前に)あるはずだという推定が可能になるわけです。
(例)
日本には二種類のお金があります。
一つは1円玉、500円玉のような硬貨。
もう一つは千円札、一万円札などの紙幣です。
こうすることで、お金=硬貨+紙幣という構造が分かります。
さらに具体例に()、それぞれが示す内容にも線を引くと以下のようになります。
日本には二種類のお金があります。
一つは(1円玉、500円玉)のような硬貨。
もう一つは(千円札、一万円札)などの紙幣です。
そして「二種類」→「一つ」、「もう一つ」
「一つ」→「硬貨」
「もう一つ」→「紙幣」
このように線が引ければ、一層分かりやすくなるでしょう。
また、数字の言葉といっても、数字が入っていない例もあります。
(これが正確には「順番」の言葉である理由です)
(例)
日本の紙幣には4種類あります。一つずつみていきましょう。
初めは福沢諭吉の描かれている一万円札。
次に、樋口一葉が描かれた五千円札。
三つ目に野口英世の描かれた千円札。
最後に守礼門の描かれた二千円札もあります。
このように「初めは」や「最初に」、「次に」、「最後に」なども数字(順番)を表す言葉であることを覚えておかなくてはなりません。
この感覚は文章が長くなればなるほど役に立ちます。
長い文章を読み慣れたお子様なら、自然と構造を整理して頭に入れていくことが出来ますが、それがまだ出来ない内は視覚的に構造が分かるようにする工夫がいるということです。
説明文を苦手とするお子様は多いです。
それについてはまた今度にしますが、まずは構造の把握がその苦手意識を克服する第一段階だと思います。
今回の「数字を表す言葉」はその第一段階の中の最初のステップです。
まずはここから!
今回は説明文で特に重要なものです。
(実際は物語文でも随筆分でも出てきますが…)
・ 数字の(順番を表す)言葉。
正確には「順番」を表す言葉なのですが、子供に教える時はあえて「数字」で意識を向けさせます。
例えば「一つは」、「二つ目は」。
これらに線を引くことで“文章の構造“が分かるようになります。
「一つは」があれば、必ず「もう一つは」や「二つ目は」等が存在するので、それらが並立されていることが分かります。
また「第五に」と書いてあれば、当然一~四が(普通は前に)あるはずだという推定が可能になるわけです。
(例)
日本には二種類のお金があります。
一つは1円玉、500円玉のような硬貨。
もう一つは千円札、一万円札などの紙幣です。
こうすることで、お金=硬貨+紙幣という構造が分かります。
さらに具体例に()、それぞれが示す内容にも線を引くと以下のようになります。
日本には二種類のお金があります。
一つは(1円玉、500円玉)のような硬貨。
もう一つは(千円札、一万円札)などの紙幣です。
そして「二種類」→「一つ」、「もう一つ」
「一つ」→「硬貨」
「もう一つ」→「紙幣」
このように線が引ければ、一層分かりやすくなるでしょう。
また、数字の言葉といっても、数字が入っていない例もあります。
(これが正確には「順番」の言葉である理由です)
(例)
日本の紙幣には4種類あります。一つずつみていきましょう。
初めは福沢諭吉の描かれている一万円札。
次に、樋口一葉が描かれた五千円札。
三つ目に野口英世の描かれた千円札。
最後に守礼門の描かれた二千円札もあります。
このように「初めは」や「最初に」、「次に」、「最後に」なども数字(順番)を表す言葉であることを覚えておかなくてはなりません。
この感覚は文章が長くなればなるほど役に立ちます。
長い文章を読み慣れたお子様なら、自然と構造を整理して頭に入れていくことが出来ますが、それがまだ出来ない内は視覚的に構造が分かるようにする工夫がいるということです。
説明文を苦手とするお子様は多いです。
それについてはまた今度にしますが、まずは構造の把握がその苦手意識を克服する第一段階だと思います。
今回の「数字を表す言葉」はその第一段階の中の最初のステップです。
まずはここから!