日本語の文を構造の上から見ると三種類に分けることが出来ます。
① 単文-主語・述語の関係が一回だけの文
(例1) 僕の妹の隣で泣いていた小さな子供は三十分経ってやっと泣きやんだ。
この文は比較的長いですが、述語は「泣きやんだ」、主語は「子供は」でそれぞれ一回ずつしか出てきません。
どんなに修飾語が沢山ついていても、この関係が一組である文は単文になります。
② 重文-二つ(以上)の文が重なった文
(例2) 日本はアジアで、イタリアはヨーロッパだ。
述語は「ヨーロッパだ」と「アジアで」、前者の主語は「イタリアは」、後者の主語は「日本は」です。
このように主語・述語の関係が2回(以上)あり、それらの関係が対等なものを重文といいます。
③ 複文-主語・述語の関係が二回以上あるが、全体としては一回の文。
(例3) 父さんがデパートで買ってきた白いDSは壊れた。
この文では文全体の述語は「壊れた」、主語は「DSは」です。
しかしこの他に「買ってきた」も述語ですし、それに対応する主語は「父さんが」になります。
そして「父さんがデパートで買ってきた」という部分は一続きでDS(は)にかかります。
このような場合が複文です。
①の単文は簡単ですが、問題は②と③、すなわち重文と複文の見分け方です。
重文の場合二つの文の位置を入れ替えても意味が通じますが、複文では無理です。
(例2‘)イタリアはヨーロッパで、日本はアジアだ。
(例3‘)白いDSは壊れた父さんがデパートで買ってきた。→意味不明
この手法が小学生には一番理解しやすいようです。
① 単文-主語・述語の関係が一回だけの文
(例1) 僕の妹の隣で泣いていた小さな子供は三十分経ってやっと泣きやんだ。
この文は比較的長いですが、述語は「泣きやんだ」、主語は「子供は」でそれぞれ一回ずつしか出てきません。
どんなに修飾語が沢山ついていても、この関係が一組である文は単文になります。
② 重文-二つ(以上)の文が重なった文
(例2) 日本はアジアで、イタリアはヨーロッパだ。
述語は「ヨーロッパだ」と「アジアで」、前者の主語は「イタリアは」、後者の主語は「日本は」です。
このように主語・述語の関係が2回(以上)あり、それらの関係が対等なものを重文といいます。
③ 複文-主語・述語の関係が二回以上あるが、全体としては一回の文。
(例3) 父さんがデパートで買ってきた白いDSは壊れた。
この文では文全体の述語は「壊れた」、主語は「DSは」です。
しかしこの他に「買ってきた」も述語ですし、それに対応する主語は「父さんが」になります。
そして「父さんがデパートで買ってきた」という部分は一続きでDS(は)にかかります。
このような場合が複文です。
①の単文は簡単ですが、問題は②と③、すなわち重文と複文の見分け方です。
重文の場合二つの文の位置を入れ替えても意味が通じますが、複文では無理です。
(例2‘)イタリアはヨーロッパで、日本はアジアだ。
(例3‘)白いDSは壊れた父さんがデパートで買ってきた。→意味不明
この手法が小学生には一番理解しやすいようです。