みどりのLSK8(Sector9 ロンスケ ロングスケートボード)

兵庫県在住、ロングスケートボード3年のみどりが送る生活日記。ロンスケの輪、日本全国拡大中

ロンスケのセッティング~トラック2 種類編~

2011-05-14 18:57:38 | ロンスケのトラック
                                  目次はコチラ 



 前回の続きです
この2つのトラックの違い・・・


そこで前回の軸位置()を書き込んでみたら
トラック自体の軸位置はほぼ同じ。


違うのはキングピン・・・ブッシュの設置角度です

キングピンが垂直なトラック(以下ノーマルトラック)と傾斜のトラック(以下ランダルタイプと呼びます。=リバースキングピントラック)。同じ硬度のブッシュを入れたとしても、力の加わり方が違ってきます


 ノーマルトラックの場合、垂直のブッシュへ力がダイレクトに伝わるのでターンが切れやすくなります。それに反して、速度の耐久性に欠けます

対して、ランダルタイプは斜めのブッシュには力が伝わりにくいのでキングピンをしっかり締めて、ブッシュを潰すように乗ります。速度に耐性があり、広い速度域に対応します



挙げていくとキリがないので、有名どころを紹介~(※私の主観での説明です)

【ランダルタイプ】
ランダル
 ・・・広い速度域に対応し、安定感があります。ポンピングに向いてます。
                                            
パリス
 ・・・軽くて扱いやすい。切れ角重視でよく曲がるため、トリック・フリースタイル系の方が使用されてる印象を受けます。
                                            
ガルウィングチャージャー
 ・・・どっしりとした安定感があり、高速度域に対応。ダウンヒル系の方が使用されてます。しかしダービッシュなどのフレックス(しなり)のあるデッキに着けると安定感を出しつつ、デッキのフレックスで曲がる事が可能になります。
                                            
【ノーマルタイプ】
インディペンデント
 ・・・比較的ハンガーが広いためスライド時に踏ん張りが利き、デッキがひっくり返りにくくなります。
                                            
ガルウィングミッション
 ・・・切れ角が大きく、ターンが切れやすい。速度域への耐性が弱い。
                                            
【スウィングタイプ】
スラスターシステム、カーバー
 ・・・サーフィンの陸トレ用にと開発されたスウィングトラック。後ろ足重心でターンします。 
                                            

【その他特殊系】
・セイスミック(スラローム用に開発された反発力のあるトラック。ブッシュでなくバネ、スプリングが入ってます)
                                            
・サイドワインダー(1トラックにブッシュ2セット装備。切れが深くて戻りの早いターンを実現。速度に弱い)
                                            
・ポンプロッカー(3輪。進行方向が360度自在・・・)

・BMWカーバー(BMW社が車の部品を取り入れて作ったストリートカーバー)

・ランダルと同じ形状だけど材質が違い、合金の物
 など


 同じ形状でもトラックの高さが違ったり、材質が違ったりすると微妙な乗り味が変わってきます。乗り手のレベルや好みで感じ方に個人差が出てくるので、参考程度にしてくださいね



もっと知りたい方はコチラ↓
『ロンスケのセッティング~トラック1 名称編~』
『ロンスケのセッティング~トラック3 取り付け編~』
『ロンスケのセッティング~トラック4  ハンガー幅編~』
                                                  

ロンスケのセッティング~トラック1 名称編~

2011-05-12 12:34:58 | ロンスケのトラック
                                  目次はコチラ 



 今回は今まで避けてきた、トラックの説明をしようと思います。
正直トラックの違いってよくわかってません
私の経験値が浅いのも一つ
だから順を追っていくと私と一緒に勉強していくようなブログになるかと思います

 今までも度々登場してますが、私のファーストボード『Sector9 CR1』


私の中で唯一トラックを変更したボードです。
最初はコンプリートでセッティングされていた「ガルウィング ミッション1」

ブッシュもウィールもそのままで、1年目に乗ってました。

2年目になるとスピードもそれなりにUP・・・スピードが出てきたときの安定性を求めて
「ランダル」に変更。
ハンガー幅は同じ150です。


形状を見比べてもらったらわかると思います。


この形状の違いがどう働きかけていくのか気になると思いますが、まずは各部の名称と役割を知っておくと今後のトラック選びに役立つと思います。



ピボット軸・・・ターンするとき、ハンガが回転する回転軸

車軸トラベル・・・ピボット軸の上に回転するとき、車軸が取る経路

車軸オフセット(傾斜ともいいます)・・・車軸の位置

ロール軸・・・板を傾けたときの、回転角度を決めるライン



車軸(アクスル)・・・ベアリングをつかみます。(ベアリングはホイールを支えます)。

ベースプレート・・・デッキに飛び出して、トラック中心とピボットカップをつかみます。

ボトムブッシュ・・・ポリウレタンから作られていて、ハンガとコントロールターンを補助します。
 また、ボトムブッシュは乗り手の重さを保持します。

トップブッシュ・・・ポリウレタンから作られていて、ハンガとコントロールターンを補助します。

カップワッシャー・・・これらは、ハンガの軸に押し込むのを助けます。
         カップ形は、ハンガが回るとき、ひずみを制御するのを助けます。

ハンガ・・・車軸、ブッシュをつかんで、ピボットを持っています。
      ハンガー幅は、Wheelの間隔になります。

キングピン・・・このボルトは1ユニットとしてトラックを結合します。
       締め具合でデッキ動作に影響します。

ピボット・・・ハンガの一部。ハンガの動きをピボット軸に保つのを助けます。

ピボットカップ・・・固いポリウレタンから作られていて、正しい位置でピボットを固定します。

※ナインさんが訳した物を少し簡単にさせていただきました(笑)




もっと知りたい方はコチラ↓
『ロンスケのセッティング~トラック2 種類編~』
『ロンスケのセッティング~トラック3 取り付け編~』
『ロンスケのセッティング~トラック4  ハンガー幅編~』