ヴェネチアから戻った翌日は、朝から北イタリア最大級と言われるアウトレットへ出かけました。
Serravalle Designer Outlet
(セッラヴァッレ・デザイナー・アウトレット)
ミラノからジェノバ方面へバスで1.5時間ほどのアウトレット。
電車で行くのであればミラノ中央駅からFs線アルクアータ・スクリーヴィア駅下車後駅からバスで20分ほど。
電車を下りてまたバスに乗るのも面倒なので、私たちはZani社主催のバスツアーに参加しました。(往復1人20€)
ツアーと行ってもミラノ(スフォルツァ城周辺のオフィス)発朝10:00→現地着11:30頃。バス下車後フリー。帰りはアウトレット発17:00ミラノ着18:30頃という単なる往復直行バスです。
現地オフィスで申し込みもできますが、事前ネット予約ができるので便利。当日オフィスで予約バウチャーを見せてバスチケットと交換。閑散期の平日でしたが、2台のバスは予約でほぼ満席。オフィスで当日ツアーへ申し込みをしていた観光客らしき人は断られていました。事前に予約しておいてよかったです。
アウトレットに入っているブランド数はかなり多く、一覧は下記のURLでチェックしてみてください。まあ、主だったところだとPrada,BrunoMagli,Dolce&Gabbana,Moncler,RobertoCavalli,Ferragamo,などなど。
日本人の方も同じバスにちらほら。皆さんのお目当てはモンクレールのようですね・・。
かなり広そうだったので、お目当てのショップ中心に物色。
途中アウトレット内に数件あるレストランやカフェで軽く昼食&休憩。
夜に備えパニーニやサラダで簡単に。
この旅行でぜひ購入したいと思っていたHERNOのダウン。ミラノ市内にオンリーショップはなく(もともと独自のショップを持たない?)、取り扱っているセレクトが数件あるだけのようです。バーゲン終盤のせいかHERNOのダウンを見つけてもサイズが大きい物ばかりだったりそのデザインはいらんっていう物ばかり。アウトレットにもやはりHERNOを扱っているショップはありませんでした。
でもコート欲しい。
南国に住んでるけどコート欲しい。
よさ気なダウンをお安く見つけました。
PRADAで見つけたこちら↓。
ホントは黒を探してましたが、グレーでもまあいいかと。
フードのファーもそこそこボリュームがあり着たときのラインも好みで何より価格が超好み。
アウトレット価格で440€、TaxRefundが53€。計387€。今の為替だと4万切る価格に
安くてええモン見つけました。
(北国に住んでもええよ。)
旦那さんの戦利品。
こちらのポリーニ。履いてみるとシュッとして見えとても綺麗でした。
こちらも1.5万円弱。ありえないほどお安い。
↓こちらは庶民憧れのブランド。ロロピアーナ様です。
背伸びして買えるブランドではないので普段は寄り付かないようにしてますが、アウトレットだったのでついつい。いや~アウトレットでもなかなかええお値段。
さすがセレブブランド。触り心地のいいベビーカシミヤにうっとり。
旦那がいたくお気に召したようで、思い切ってストール購入しちゃいました。しかも白っ
一応夫婦で兼用の予定。(旦那曰く、旦那に主導権があるそうな。)
いやしかし。怒るでしかし。
定価見ておったまげました。
べらぼうにお高いじゃありませんか。
10万近くしてたかと。ストールに10万って・・・ありえん。
冥途の土産級ですね。
まあ、今日はこのへんにしといたろう。
(↑ドルチェ&ガッバーナのヒール1.5万、ロベルトカバリのワンピ3万などなど後ろ髪引かれまくりでしたが・・・諸事情につき断念。)
アウトレット総括:欲しい物がテンコ盛りというほどではありません。が、結構掘り出し物もあるので、ミラノ旅行の際に時間が許せば足を運んでみてもいいかと思います。
さて、アウトレットからミラノへ帰るバスに乗り込み発車を待つ間にちょっとしたハプニングが。
スリの現場目撃。
私が目撃したわけではなく、旦那がバスの窓越にスリの現場を見ていたそうです。
目撃情報:
私たちと同じショッピングツアーに参加していたらしき西洋人男性。斜めがけにした鞄を後ろに回した状態でしかも鞄のチャック?ジップが開いていたようです。その後ろをピッタリひっつくように歩くカップル。そのカップルの男性が女性のストールで手元を隠しながら、西洋人男性の鞄から財布を抜いた
西洋人男性はまったく気づく気配なく、ミラノへ帰るバスの前でちょっと一服。カップルは何事もなかったようにアウトレット内に消え去って行きました。
旦那は、ピッタリひっついて歩くカップルを不思議に思いずーっと目で追っていたようで一部始終を目撃したそうです。私の隣で突然「あ、やった」と叫び、急いでバスを降りていこうとしたので、事情のわからない私が旦那を引き留め話しを聞いたところ上記書いたようなことに。
私たちが座っていたのはバスの2階で私が引き留めたせいもあり、もうカップルの姿は見えず。西洋人の彼に今更なんと言っていいかもわからずそのままに・・・
暫く後、彼自身財布がないことに気づいた様子で慌ててアウトレット内に走っていきました。
ごめんよ。すぐに知らせてあげればもしかしたら犯人捕まえられたかもしれないのに。
ミラノに行く前から治安があまりよくなくスリが多いので注意が必要と聞いてましたが、まさかカップルで来るとは・・掏られた彼には悪いけど、人の振り見て我が振り直せ。気持ち引き締めさせていただきました。
バスでミラノに戻ったのは18:30過ぎ。その足でドーモ周辺へ例のマロングラッセやVenchiのチョコを買いに行き、その後はひとまずホテルへ。
2人とも胃腸は既に本調子。本日の夕飯はヴェネチアの分を取り返すべくコチラ↓へ
Antica Osteria Cavallini
こちらもホテルから徒歩圏内。
本日は白も赤も飲みたいということで、ワインはグラスでいただきました。(赤、白共にグラスも3種類ほど用意されてました。)
ちなみにオーダーは前菜1、プリモ1、セコンド1をシェア。
先ずは前菜。お店の方オススメの一品。魚介の盛り合わせ。
この旅でこれまでにもマーレミストを食べましたが、ここのは最上級クラス。見た目も華やかで美しく、新鮮で濃い甘みが。美味ししししいいいい。
(ちなみにお値段も高かった1皿30€)
プリモ:パッケリ?パッチョリ?の魚介系トマトソース。
熱々パスタに旨み凝縮ソース。シアワセ。
白でスタートしたグラスを赤に変えて。
セコンド:オーソブッコマッシュポテト添え。
ナメてるおっさんの店でもオーソブッコをいただきましたが、ミラノ名物らしいので食べ比べ。
おっさんの店も悪くなかったけど、こちらの勝ちかな。
味の凝縮感が違います。
例えて言うならプリンVSクレームブリュレみたいな?
付け合せのマッシュもほのかにトリュフが効いていてGoooooo-。
ドルチェはそれぞれ頼みましたが、写真は1つだけしか撮っていませんでした。
私たちのテーブルについてくれたサービスの女性はとても感じが良く、メニュー選びも丁寧にアドバイスしてくれました。
店内やサービス、お料理など、この旅で一番エレガントな雰囲気のレストランでした。(そうとは知らずかなりラフな装いで訪問してしまったことがちょっと残念。)
味も文句なくよく、ぜひまた来たいお店です。
お会計はコペルト2、前菜1、プリモ1、セコンド1、ドルチェ2、アクア1/2、グラスワイン4-5で計105€。
いよいよ明日は実質最終日。朝から「最後の晩餐」を見学に行き、その後は物欲開放
⑥に続く。
Serravalle outlet HPはコチラ→★
Antica Osteria Cavallini
Via mauro macchi,2-2-124 Milano
tel:02 6693174
HP★
プラダのダウン、似合いそう~♪
だんなさまの靴もナイス! オシャレは足元からってやつですね!
そして「ロロピアーナさまさま」!!! 憧れの、そして遠い存在!
白を選んだ勇気に拍手です!
いえいえ。定価では買えないものを思わず買ってしまい、いつ着るんや~って状態です(笑)。
センスがいいなんて嬉しいお言葉!
でもいつも黒っぽい服ばかりで実家ではカラスと呼ばれています。
憧れの「ロロピアーナ様」。
冥途の土産だから白?いやいや。
家宝にします。
だるまさんが転んだ方式!?
まぁ、いいけど=3
ダウンはプラダ様になったのね♡個人的には柔らかいグレーのほうが好きです。マストバイに1票!カヴァリの”いつ着るねん系のワンピ”(←決め付けた)とかにも、うっかり手を出してほしかったところです。ロロピアーナ様のストール、さわってみたーい♪
それにしても、ホントにスリっているんだ!目撃した旦那さん、興奮気味だったね。
イタリア名物、スリだけに・・・・
スリリーング!
おほほほ。
嫌なとこ鋭いですね。
いつ着るねん系ワンピでしたよ。
私的にもうっかり手を出したいところでしたが、うっかりさせてくれない人が張り付いていたもんですから。
スリだけに・・・スリリーング
山田くん。
エスさんの座布団全部持ってって下さい。