G. creation -secret chamber-

michiruの女神研究録

五輪開幕

2010-02-13 23:27:34 | 日記
バンクーバー五輪開会式。映像を駆使しつつ派手でなく
じんわり良いものを見せてもらったという感動。

先住民をテーマにして、ここまで皆が感情移入できるのは凄いことだ。
スピリチュアル再評価の時代を世界が本格的に共有していると感じます。

先日観たテリー・ギリアムの映画『Dr.パルナサスの鏡』も
大ヒット作『アバター』も、その共通認識の上に成り立っている。

物語を紡ぐ者

2010-02-13 23:05:51 | ART
昨日は学生CGコンテストの動画部門受賞者のトークショウに。
受賞者の皆さんの作品のクオリティの高さに驚く。楽しいトークだった。
その後の審査委員長原田氏とCGARTS協会篠原女史他の皆様に促されるまま
打ち上げにもお邪魔する。毎年恒例の光景。席が近くなった前途有望な
若い作家さんたちと「ポストモダンとその先」について盛り上がった。
その後の2次会では、日本の若手作家の視点は最近ドメスティックで
スケール感が小さい?という話で炸裂!

やはりアーティストはアートの文脈だけでなく、哲学、思想、文学、科学、歴史
今、社会が何を問題としているのか、人として何を感じているのか
という部分での考察が不可欠ですよね。技術で何ができるかも大切だけど
そこにどんな物語を語らせることができるのか、が基本だと思う。
そして問われたときに、逃げないで、言葉を尽くして語れるか。
(もしくはそれを補うものをどう見つけるか。)
日本のことを、海外の人に伝わるように考えることや
専門外の人に何をどう伝えるのかを考える必要性を感じます。

エヴァンゲリオンで育った世代が、どう世界と向き合っていくのか?は
ここ数年の私の興味のひとつです。
いずれにしても、これから世に出て行くであろう才能に触れ合えるのは楽しく
私にとっても勉強になり、いろいろ再確認できるイベントでした。

私も自分の物語を紡がなくては!