ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

子供をほめる

2009年03月28日 21時00分29秒 | Weblog
今日は、息子と同じ少年野球チームのメンバー3人が、自宅に遊びに来た。
リビングで私はずっと、春の選抜高校野球大会を観ている。
強豪の箕島高校、その次はPL学園が、試合をしていた。

子供たちがそろったところで、みなに「みんなと一緒に高校野球を観れたらうれしい」と伝えた。しかし、その少年たちは、カードゲームや携帯用ゲーム機で遊びながら、チラチラとしかTVを観ない。息子も仲間が持ってきた携帯用ゲーム機で遊びに夢中だ。

がっかりしながらも、この子達が本気でプロ野球選手になりたいという気持ちになれていないのはなぜだろうとぼんやり考えていた。

私が、後半のPL学園の試合の最中に、一人夢中で観ていると、息子がTVの前で一緒に見始めた。他の子たちは、ゲームをしている。
生きた球捌きや、野球の勉強ができる機会を失っている子達は、自分たちはどうせ、という気持ちになってはいないか、と考える。

この子達は、あまり親にほめられていないのではないか。
特に野球ではほめられてはいないだろう。だから、ぼんやりと野球選手になりたいなあと思うくらいで、本気にはなれないのだ。

私は、息子が甲子園で闘って、プロ野球関係者に見出されて、入団できればいいと勝手に想像している。窮地の場面で乗り切る投手を見て、息子がそこにいるように勝手に想像している。

試合のシーズンで、ピッチャーとして息子が良い試合をしたり、打撃で成績を残したときは、ほめてきた。それがその道で少しでもモチベーションを高くして目標設定して、がんばって道を開いていってほしいとただ祈っている。
息子の人生は、息子が作る。親は、モチベーションを高めたり、健康に良い食事を作って食べさせるくらいしかできない。
それでも、息子に夢を見ていることが幸せだ。
感謝


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