ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

両親の生き方から学ぶ

2008年10月18日 18時13分48秒 | Weblog
家の隣が工場という自営業スタイルと、小学生の頃から両親の仕事を手伝っていて、気付いたこと。

まず夫婦で家業で仕事をする場合は、喧嘩ばかりしていると、良くない。
保守的な地域で、夫をたてていくのが筋だったが、交渉と段取りは母が得意で、父は地道に仕事をするのが得意だった。だから、母を代表にして父は実務という分け方にして、役割分担を明確にして、お互いの能力を尊重して力を合わせていくスタイルが良かったのだろうと思う。

次に、目の前の仕事も大事だが、景気や外部環境から家業がどうなるかの判断をしていなかったように思う。そして、納期納期で追われていて、余裕が無さすぎたように思う。異業種の方々との情報交換もされていなかったように記憶する。

いろいろな工夫や納期を守ったり人柄も良かったので、信用はあったので、ある程度まで事業は伸びたのだと思う。しかし、人柄だけでもいけないのだ、と学ぶ。

両親は働いてばかりいて、遊ぶということがあまりなかった。
親戚の家に行ったり来たりという付き合いはあったが、経営の勉強をする、とか、新聞を読む、とかもされていなかったと思う。
誠実で信用があったが、それだけでは経営はできないという実例を両親の事業でみた。
働きづめではいけないという教訓だ。

両親は、人生を楽しんだのかなあと思う。
父も母も、私が小中学生の時は、スポーツや学校の成績が良いと、本当にうれしそうに親戚に自慢していた。
だから、両親を喜ばせたくてがんばったようなところがある。

両親それぞれの幸せは何だったのだろう。
一生懸命働くことが使命だったような働き方をしていたことに、半分尊敬をする。
働いている後姿を思い出すたびに、感謝の気持ちになる。

仕事を通して自分を成長させて、人に喜んでもらえるような仕事をして、経済的にも精神的にも豊かに暮らすことが、本質だが、全てがすんなり上手くいかないけれど、そこを目指そうと心がける。
家族や友人との時間、自分ひとりで思索する時間も大切にして、そのほかは、仕事、仕事に活かす勉強をして、また仕事、というような人生を歩もう。

良い仕事をするためには、心身を休めることも必要、情報交換のための酒飲み会も必要、健康な心身にすることも必要と、頭を整理する。

両親の働いていた姿から学んだことを感謝し、自分の仕事ができることに感謝し、支援してくれる家族や友人、お客様にも感謝する。
ちゃんと衿を正して、生きていこう。
感謝




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