アカデミー賞特集で上映されていた、クレイマークレイマー。
夫役のダスティ・ホフマンの優しさ、妻役のメリル・ストリープの我慢の上に出た行動が、痛い。
離婚、子どもの養育、仕事人間の家族貢献、など、いろいろとテーマを拾える。
最初から最後までじっくり観た1回目は、妻が7歳の息子を置いて家を出ることに驚いた。
自分は何があっても息子を手放すことは考えられなかったから。
後で、その妻は正気ではなかったのだと告白したが、時は遅し。
子どもを十二分に傷つけている。
子どもができたら、夫婦は別れないほうが良い、というか、仲良くしていたほうが良い。
できなかった自分が何を言う、って自分ツッコミをするが、子どもも夫婦も家族がぶつかっても仲良くできていたらいいな、とあこがれる。
この映画内で仕事に没頭する夫の様子は、日本の企業戦士では当たり前のどこにでもいるモデルだ。仕事を一所懸命して、子どもは奥さんにまかせきりで、せっせとお金を入れて、年に1回か2回、海外旅行か妻の実家帰省で家族貢献して、なんとか帳尻を合わせている夫がどれだけいるか。
裁判中、夫側の弁護士が、妻に対して質問をする。
「夫は、暴力をふるったか、子どもを虐待したか、浮気をしたか、お金を入れなくなったか」
すべてにNoと答えた妻に対して、弁護士は、なのに出ていくとは、というようなつぶやきは、多くの人が同意するだろう。
が、映画のなかでは、妻はダメだったのだ。もっと自分をかまってもらったり、自分も子育てだけではなく仕事もしたかったのだ。
それを伝えるコミュニケーションがなかったから、どかーんと夫婦が破たんしたのだ。
自分も失敗したのでよーくわかる。
コミュニケーションができなくなったら、危ない。
相手を少し思いやりながら、言いたいことが言えなくなったら、毒がたまってくるのだ。
次はどうしたら同じ失敗をしなくなるんだろう。
話し合いだな。
それしかない。
お互いを理解し合うこと。
簡単だが、理解し合おうとすることが大事かな、と。
映画はいいなあ。
楽しませてもらって感謝。
夫役のダスティ・ホフマンの優しさ、妻役のメリル・ストリープの我慢の上に出た行動が、痛い。
離婚、子どもの養育、仕事人間の家族貢献、など、いろいろとテーマを拾える。
最初から最後までじっくり観た1回目は、妻が7歳の息子を置いて家を出ることに驚いた。
自分は何があっても息子を手放すことは考えられなかったから。
後で、その妻は正気ではなかったのだと告白したが、時は遅し。
子どもを十二分に傷つけている。
子どもができたら、夫婦は別れないほうが良い、というか、仲良くしていたほうが良い。
できなかった自分が何を言う、って自分ツッコミをするが、子どもも夫婦も家族がぶつかっても仲良くできていたらいいな、とあこがれる。
この映画内で仕事に没頭する夫の様子は、日本の企業戦士では当たり前のどこにでもいるモデルだ。仕事を一所懸命して、子どもは奥さんにまかせきりで、せっせとお金を入れて、年に1回か2回、海外旅行か妻の実家帰省で家族貢献して、なんとか帳尻を合わせている夫がどれだけいるか。
裁判中、夫側の弁護士が、妻に対して質問をする。
「夫は、暴力をふるったか、子どもを虐待したか、浮気をしたか、お金を入れなくなったか」
すべてにNoと答えた妻に対して、弁護士は、なのに出ていくとは、というようなつぶやきは、多くの人が同意するだろう。
が、映画のなかでは、妻はダメだったのだ。もっと自分をかまってもらったり、自分も子育てだけではなく仕事もしたかったのだ。
それを伝えるコミュニケーションがなかったから、どかーんと夫婦が破たんしたのだ。
自分も失敗したのでよーくわかる。
コミュニケーションができなくなったら、危ない。
相手を少し思いやりながら、言いたいことが言えなくなったら、毒がたまってくるのだ。
次はどうしたら同じ失敗をしなくなるんだろう。
話し合いだな。
それしかない。
お互いを理解し合うこと。
簡単だが、理解し合おうとすることが大事かな、と。
映画はいいなあ。
楽しませてもらって感謝。
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