2時間ちょいで朝が来て
大学近くの病院で、災害時の初期対応模擬患者のボランティアをしてきました
神奈川県内の災害医療拠点病院が一同に会して災害対策訓練を行うという今回の企画。
災害により傷を負い、病院に駆け込んでくる住民に対してトリアージを行い、より多くの人命を救うことを目的としたものなのです。
私たち患者は、それぞれ与えられた役割を演じることとなりました。
私の役柄は。
「17歳女性、両足部熱傷。呼吸は荒く、痛みで歩けない」
じゅ、じゅうななさい??
オウ、seventeenネ
いやぁ、無理があるわぁ
今時の女子高生って、どんな感じなんだろう・・・
どうやらこの役、特殊メイクがあるようで。
早速両足部に熱傷メイクを施してもらうことに。
5分後。
自分気持ち悪っ
そんなに重症じゃないだけに、軽くリアルな熱傷具合。
何か嬉しくなっちゃったので、色んな人に見せびらかしながら本番開始。
このボランティアに参加してるのは、現役の医療者または学生。
演技なんて言われても、普通の避難訓練となんら変わらずダルダルなんだろうなぁと思ってた。
でも。
マスコミand野次馬役の人達演技リアル過ぎ。
本当テレビで良くある光景。
セリフなんて全くないのに、すっごい真に迫ってて。
それ見たらこっちも俄然やる気になって
でも対応する側のスタッフは「どうせ訓練だろ」的なダルダル感がもろ出てて。
こっちがこんな頑張ってるのにその態度はないだろっってちょっとイラっときたので、めいっぱいわがまま女子高生演じてみましたw
今までも大学内で患者体験をしたことはあったけど、シュミレーションっていってもそこまでじゃなくて。
今回リアルに患者役を演じたことで、患者さんが医療者の対応をめちゃめちゃ観察してるんだってことがよくわかった。
災害時のあわただしい雰囲気の中、何の声かけもなく対応を待つのってカナリ不安になる
「ずっと待ってるんですけどまだ診てもらえないんですか?」って聞いて、医療者に「他の方も待ってるんですよ!あなたはまだです」みたいにキレられるとすごい不信感。
たった一言、「苦しいですよね。もう少しであなたの順番ですからね」って言ってもらえるだけで。「あぁ、私のことも気にかけてくれてるんだな」って安心して静かに待てるのに
一人だけ、忙しいながらも患者の間を回って声かけしてくれたスタッフがいて、超感動してしまいました
あとはストレッチャーが怖かった。
緊急時だし、次々と運ばれてくる患者さん全てに対応するためには仕方がないのかもしれないけど、全く声かけなし。
持ち上げるときも、段差でぐらつくときも何も言ってもらえなくて。
どこに連れて行かれるかわかんない不安と重なってすごいとまどってしまいましたー。
災害現場で周囲がめまぐるしく変化するのって、カナリ患者さんの負担を増加させちゃうんだと思う。
迅速に対応していくことも大切だけど、精神面に対する配慮を忘れてはいけないなーと思いました。
大学近くの病院で、災害時の初期対応模擬患者のボランティアをしてきました
神奈川県内の災害医療拠点病院が一同に会して災害対策訓練を行うという今回の企画。
災害により傷を負い、病院に駆け込んでくる住民に対してトリアージを行い、より多くの人命を救うことを目的としたものなのです。
私たち患者は、それぞれ与えられた役割を演じることとなりました。
私の役柄は。
「17歳女性、両足部熱傷。呼吸は荒く、痛みで歩けない」
じゅ、じゅうななさい??
オウ、seventeenネ
いやぁ、無理があるわぁ
今時の女子高生って、どんな感じなんだろう・・・
どうやらこの役、特殊メイクがあるようで。
早速両足部に熱傷メイクを施してもらうことに。
5分後。
自分気持ち悪っ
そんなに重症じゃないだけに、軽くリアルな熱傷具合。
何か嬉しくなっちゃったので、色んな人に見せびらかしながら本番開始。
このボランティアに参加してるのは、現役の医療者または学生。
演技なんて言われても、普通の避難訓練となんら変わらずダルダルなんだろうなぁと思ってた。
でも。
マスコミand野次馬役の人達演技リアル過ぎ。
本当テレビで良くある光景。
セリフなんて全くないのに、すっごい真に迫ってて。
それ見たらこっちも俄然やる気になって
でも対応する側のスタッフは「どうせ訓練だろ」的なダルダル感がもろ出てて。
こっちがこんな頑張ってるのにその態度はないだろっってちょっとイラっときたので、めいっぱいわがまま女子高生演じてみましたw
今までも大学内で患者体験をしたことはあったけど、シュミレーションっていってもそこまでじゃなくて。
今回リアルに患者役を演じたことで、患者さんが医療者の対応をめちゃめちゃ観察してるんだってことがよくわかった。
災害時のあわただしい雰囲気の中、何の声かけもなく対応を待つのってカナリ不安になる
「ずっと待ってるんですけどまだ診てもらえないんですか?」って聞いて、医療者に「他の方も待ってるんですよ!あなたはまだです」みたいにキレられるとすごい不信感。
たった一言、「苦しいですよね。もう少しであなたの順番ですからね」って言ってもらえるだけで。「あぁ、私のことも気にかけてくれてるんだな」って安心して静かに待てるのに
一人だけ、忙しいながらも患者の間を回って声かけしてくれたスタッフがいて、超感動してしまいました
あとはストレッチャーが怖かった。
緊急時だし、次々と運ばれてくる患者さん全てに対応するためには仕方がないのかもしれないけど、全く声かけなし。
持ち上げるときも、段差でぐらつくときも何も言ってもらえなくて。
どこに連れて行かれるかわかんない不安と重なってすごいとまどってしまいましたー。
災害現場で周囲がめまぐるしく変化するのって、カナリ患者さんの負担を増加させちゃうんだと思う。
迅速に対応していくことも大切だけど、精神面に対する配慮を忘れてはいけないなーと思いました。
なるほどぉ、、、。実際災害現場に立ち会った事ないから想像だけど、無理な気がします、、、。その災害の程度に大きく因るんだろうけど、助けている方も(きっと)パニックだから、「こころもけあします」なんてゆとりが果たしてあるのか。
医療車たるものそうあるべき、とは思いませんけど、お互いにそうありたいですな(;~_~)9 !
非常時には医療者側にも多少動揺はあるし、人々の不安やらが渦巻いて全然違った雰囲気になると思うから。
パニックになって、みんなが建前とか忘れて自分の気持ちに素直な行動をとるとしたら。
普段その医療者がどんな気持ちで患者さんに接しているのかが露骨に出る気がするんですよ。
ただ頭で「精神的ケアが必要」って考えてる人は、まず処置が最重要って思いで、きっと精神的ケアまで考えてる余裕はない。
でも、普段から誠実に患者さんと接している医療者は、例えパニックになろうと根本としてその気持ちを持っているから、誠実な対応ができるんじゃないかって思って。
何だろう、頭で〝精神的ケアを〟って考えるんじゃなくて、一つ一つの処置がもう患者さんにとって安心を与えられるっていうか。
緊急時だからここまでしかできない、っていうのはなくて。
頭で考えなくても、自然に患者さんに寄り添っていけるようになりたいって意味です。
意識せずとも、普通にやって結果そうなればそれに越したことは無いですね。
僕は自信ありますが、きっと大半の学生はみんなそうなんでしょうね。
頭鍛えるのは当然として、今の気持ちを持ったまま就職したいものです。