『ありがち日記』

「羅小黒戦記」

中国のアニメ作品。ポスターで可愛い黒猫が描かれていたので、勝手にほんわか系の作品化と思ってたら(戦記って書いてるのにね😅)、結構激しいアクション満載作品だったので驚き。そして想像以上に面白かったわー。



ストーリー:
妖精はただの伝説ものだと思われるが、本当はこの世界に実在するものだ。妖精はすべてが怖くて悪いものではない。人間の格好をして人間社会に溶け込むものもいれば、山の奥に隠して暮らすものもいる。
猫の妖精羅小黒(ロシャオヘイ)は、森で楽しい日々を過ごしていたが、人類の開拓により、森を追われ、あちこちを放浪し、暮らせる場所を探す旅に立った。
旅の途中で妖精と人間の仲間たちと出会う。そこで出会ったのは、同類のフーシー(風息)と人類のムゲン(無限)。小黒(シャオヘイ)は二人と一緒に、信頼・理解・責任を学んでいき、ムゲン(無限)と深い師弟関係を築いた。
果たして小黒(シャオヘイ)は、安心して暮らせる所を見つけられるのだろうか? 

これが単なる妖精V.S.人間という話でも無かったのが良かった。妖精と人間は共生して生きていけるとする者と、妖精の世界を取り戻したいと考えている者。シャオヘイは最初同類のフーシーに懐いているけれど、人間のムゲンと共に行動するうちに、自分の中で考え方が変わっていく。というか、様々なことを学びながら自分の考えを確立していくといったほうが正しいのかな。

現代の設定だけど、古風な妖精たちが普通にその中に溶け込んでいるところがまた面白くて。その格好でスマホ普通に持ってんだね、とか思わず突っ込んだわ(笑)

冒頭で結構激しいと書いたけど、特にアクションシーンの描き方が本格的。もさっとしたところが無くスピード感もあって。人物が割とのっぺりしてるなぁとは思ったんだけど、だんだんそこも気にならなくなってきたしね。

キャラ的にお気に入りは断然ムゲン様(笑)

1か月以上ぶりの映画館、やっぱ嬉しいねー!通常時の週末に比べてお客さんは少ないし新作もなくて寂しい感じではあるけれど、スクリーンでもう一回観ておきたかった!っていう作品や、地元ではまだ上映されていなかった作品など、何だかんだで通うことになりそう。っていうか、できるだけ通って応援したいなぁ。

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