『ありがち日記』

「哀れなるものたち」

今週はレイトショーで2本、映画を観ることができまして…
っていうか、観なきゃやってらんない!!っていう気分だったのです😅
(おかげでThe Signの最新話に追いつけていないっ!)

1本目はエマ・ストーン主演の「哀れなるものたち」。


ストーリー
若い女性ベラ(エマ・ストーン)は自ら命を絶つが、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって胎児の脳を移植され、奇跡的に生き返る。「世界を自分の目で見たい」という思いに突き動かされた彼女は、放蕩(ほうとう)者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)に誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体でありながら、新生児の目線で物事を見つめるベラは、貪欲に多くのことを学んでいく中で平等や自由を知り、時代の偏見から解放され成長していく。 

エマ・ストーンもだけど、このストーリーと演出でマーク・ラファロ、ウィレム・デフォーですよ、“役者の妙”っていうのかなぁ、「こういうのが観たかった!」って気持ちになる。でも決して観ていて気持ちの良いものじゃないってことは言っておこう。脳みそから少しずつ少しずつ体全体に得体の知れない何かがじわじわと広がっていく感じ。

そう、この話は胎児の脳を移植された女性が成長していく話。

エマ・ストーンは今回もすごい。ベラの仕草や表情の一つ一つを最初から最後まで見て欲しい。ストーリー的には女性の解放とかいろいろ解釈はあるけど、小難しいことはまず置いておいて(別に置かんでもいいけど)、その演技に私は単純に感動してしまって。対して、ダンカン(マーク・ラファロ)。久しぶりにマークの普通の人間の役を見た気がする(笑)いかにもな男性像。ベラと一緒にいるダンカンが笑っちゃうくらい嫌な感じなの。ウィレム・デフォーは言わずもがな。すごいインパクトあり。

音楽や美術も良くて、特に私は衣装がすごく好きだった。ベラが身に着けている衣装を見ているだけで楽しいので、展示会とかしてくれないかなぁ。写真集でもいいよ。

今年のオスカーでもノミネートされているんだよね、いろいろ。何かいまいち今年のアカデミー賞の話題で気分的に盛り上がらないままだったけど、この作品を観た後だとエマ・ストーン、オスカーとって欲しいなぁって思う。

これからご覧になる方、R-18なのでそれなりのシーンも覚悟で…。
私はもう少し細かい補完をしたくてアラスター・グレイの小説を買ってきました。これから読み進めます。



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