春の兆し

とてつもなく寒い日があったからこその、春の歓びなのですね。

本当は「春の兆し」ではなく、ようやくではあれどせめて「春の訪れ」と言いたいところだけど、まだ完全復活と呼ぶには早急すぎるのでとりあえず。

でも、確かに何か吹っ切れたような、１勝以上の価値のある１勝だったと思います。

昨日の試合は本当に感激して泣けました。






今年はいつになく野球熱が復活していて、開幕前から非常にワクワクしていて、なんだかんだ今シーズンに入ってからファイターズ戦は昨日ですでに３試合目の観戦なのです。


１試合目、３月２７日（土）マリーンズ戦＠千葉マリンスタジアム　△３－３



この時、先制しつつも引き分けに終わってこの時点でまだ１勝しかしていんかったわけだけど、そんなことよりシーズン始まって１週間、ようやくわが家も開幕して、「嗚呼、今年もまたこの季節がやってきたんだなー」とワクワクする気持ちの方が全然勝っていた。

開幕前日にスカパー！のプロ野球ニュースで恒例の野球解説者16名による今季の順位予想をしていたんですが、ファイターズは見事に全員Ａクラス予想。
（いや、正確には最初は１名４位予想されていましたが、詳しく取材されていた高木氏の解説を訊いて変更されました）

東京時代のファイターズからは想像できない、「常勝軍団」という世間の認識っぷりに、終始ニマニマしていたものでした。

でも、思えばこの「野球解説者の予想」が曲者だったのよねー
毎年当たったためしがないもの。（苦笑）
それにファイターズはいつも評価が低いのを覆しての優勝だったりしたので、徐々にそのジンクスが影を落としていったようでした。。（苦涙）



２試合目は、３月３０日（火）のオリックス戦＠東京ドーム　●４－８

実はわが家は今年、オリックスにもかなり肩入れしているのです。
この日、今シーズン初めての東京ドームでの試合ということで、１塁側はかなり混み混みで、内外野とも自由席はほとんど空きが見つからず。
なので３塁側の内野自由席で観戦しちゃってりしたんですが、オリックスファンの応援が新鮮で（特にオリックスのチャンスの時のくるくる回る応援とか）、負けているというのにけっこう楽しんでしまいました。

それに何といっても、適度なざわめきがドーム内をこだまする華やいだ雰囲気の、東京ドームで観るファイターズ戦が大好き！

そんなわけで、負けはしたけどこの頃はまだ「平気平気、去年だって開幕３連敗したけどなんだかんだ優勝しちゃったもんねー」なんて全く意に介すこともなかった。

それがあれよあれよのまさかの低空飛行。。。


さすがのわたしも、もはや今年のファイターズに「優勝」の２文字を期待するのは諦めざるを得ない感のある今日この頃なんですけど、でもようやく本来の姿に戻りつつある昨日の試合だったので、あとはできるだけ交流戦までに少しでも多くの借金を返して、交流戦で勝ち越して球宴までに５割に戻せばなんとかなったりして？
（ちょっと楽観的すぎるかしら？つーか、やっぱりそれはないか？）


でも、きっと今調子いいチームだって秋になる頃に疲れてくるだろし、その頃に故障している選手が戻ってくれば、もともと地力のあるチームだもん、終わってみればＡクラスくらいなんとかなりそう。（と、一応前向きに捉えてみる）




ということで、昨日の試合のメモリアル

深夜から明け方にかけて降ったのか、朝起きたら辺り一面雪景色だったこの日・・・

西武ドームに向かう電車の中では日差しも強くなり、かなり冬仕様の服装が恥ずかしく思い始めたのもつかの間、やはり所沢は３～４℃は気温が下がるんじゃないかと思うほど徐々に底冷えしてきて、気温に比例するように試合も寒くなって行きました。（苦笑）
ダルビッシュくんの不調で２回にいきなりの５失点！


でも、試合中に自ら修正できる能力は半端ないですね。
投球時のバランスに問題を感じて、「動作のどこに問題があるのか、ベンチでゆっくり考え探った」というダルビッシュくん。
カッコイイ！

↓堪えに堪えて擁護を待つ姿に応えたのが、５回２死満塁で打席に立ったった稲葉選手♪
満塁逆転ＨＲを打った瞬間！
（直前にその軌道をチラッと予感していたわたし。マジ）



↓試合後の応援風景もひさしぶりだからみんな本当に楽しそうで、かなり大勢のファンが暫くいましたね。




まぁこのあと続かないといけないわけだけど、ひちょりくんも戻ってきたし、これからこれから！
まだ４月だもんね。（能天気過ぎるわたし）


稲葉選手がダイヤモンドを回ってベンチに戻った時に、ダルビッシュくんとハグした姿にうるうるし、このあと仮に負けてもそのうちまた復調すると信じられる昨日の試合だったのでした～