ルールーのお気に入り

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ドラマ「デザイナー」

2005-11-26 19:15:24 | ドラマな話
ところで(ってどの文章からつながるのだ?^^;)、昼ドラで「デザイナー」をやると知った時は「懐かし~い!」と思わず叫んじゃいましたよ。
子供の頃、少女マンガ雑誌『りぼん』に連載されていた一条ゆかりさんの漫画が原作です。

一条ゆかりさんの漫画は、ホント画も登場人物もセリフもみんなファッショナブルでカッコよくってね。
それに当時子供が読むような漫画雑誌の割にはストーリーが大人っぽくて、子供心に大人の世界を垣間見たような気がして毎月ワクワクドキドキしていたものです。
(思えばわたしが将来デザイナーになりたいと思った最初のキッカケはコレだったのかも?^^;


ドラマが始まってしばらくした頃、高校時代の友人のSちゃんKちゃんと逢った時にこの話題が出て、案の定Kちゃんはドラマにハマってました。(笑)

でもなにしろ30年も前の漫画。。
「結局どんな話だったんだっけ?(爆)」
なんてことになり、コミックの単行本を持っているというSちゃんに、「結末は言わないでー!」と懇願してその場は別れました。(笑)

わたしはKちゃんほどドラマにはハマってなくてたまに見る程度だったのですが、見る度に
「そういえば鳳麗香って亜美の母親だったような?」
「そうそう、この亜美が初めて心を許す男性が、実はお父さんだったのよねー」

なんて思い出しながら、あまりの悲劇的なストーリー展開に、確か最後もメチャクチャ悲惨でショックを受けた想い出が蘇ってきたわけです。。

しばらく見てなかったのを、今週最終回を迎えるというので、水木金曜日と3話続けて見ました…

・・・

やっぱり原作通り、救われない結末…

せっかく亜美(松本莉緒)と麗香(国生さゆり)がお互いを認め合い、憎しみやわだかまりが消えて母子としての情愛を心の中とはいえ確認しあって感動でうるうるしたというのに…
朱鷺(塩谷瞬)は最後まで麗香を憎み続け、「双子なのに愛しあっている自分達こそが、貴女の犯した罪」と言って結局麗香ともわかりあえないまま。
亜美には1人で先立たれ、ショックで自分は記憶を失いまるで子供のようになって…


って、あまりに可哀相だよー

いくら原作があっても、ちょこっといじったっていいじゃーん!
韓国だったら、視聴者から「2人を幸せにして!」とか要望がいっぱい来て、『冬ソナ』みたいに絶対結末が変わっていただろうに…(^^;;;;;
せめて2人で文字通り「誰もいない世界」に逝かせてあげるとか、こうなる以外に他に方法はなかったのー!!!

とかと思うけど、でもこの結末だから「デザイナー」なんですよね、、、きっと。。(-_-)

でもこの後はきっと、デザイナーとしてパリで勉強し直した麗香が帰国してから今度こそ母親として朱鷺を支え、どこかで生まれ変わっている亜美とまた再会しますよね…
というか、今度生まれ変わったら姉弟じゃなく、他人同士また出逢えますように…(-人-)

しかし、役者さんたちが皆さんイメージピッタリな上に、迫力の演技でしたね。
あと、子供の頃は亜美の生き方がカッコよかったけど(いや、今でも亜美は亜美で素敵なのだけど)、今なら鳳麗香の生きざまも理解できる…
ドラマでは麗香の母としての情愛も深く掘り下げていたし、なかなか見応えのあるドラマではありました




というわけで、あまりに懐かしくて、コミック文庫版注文してしまいました。(^^;;;;;
ついでに一条ゆかりの『5愛のルール』というのも。
当時突然連載が終わって、続きはまたいずれ…となったままそれっきりになった幻の漫画…
あー、早く届かないかな~


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1 コメント

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追記 (ルールー)
2005-11-27 19:05:58
頼んであったコミックが届いて、ひさしぶりに(何年ぶりだろう?)『デザイナー』読んでみました。

ドラマでは、自分の娘亜美が自殺して、朱鷺が記憶喪失になったというのに、朱鷺を置いて麗香はパリに留学に行ってしまうところがなんだか(気持ち的に)釈然としなかったけれど、原作では二人が双児であることも亜美が自殺してしまったことも朱鷺が記憶喪失になったことも知る前に、パリに行ってましたね。

つまり、朱鷺は麗香に告白して苦しめるような真似もせず、とにかく亜美と二人でどこかで静かに暮らしたかったみたい。

しかし、あんな昔の漫画なのに、読みごたえありましたわー
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