静かな気持ち・・・

パ・リーグＣＳ第１ステージ覇者は、２連勝の楽天イーグルスに決まりました。

これで２１日からの第２ステージは、ファイターズイーグルスに決定！

一方セ・リーグはヤクルトが初戦勝利。
なんだかこちらは３戦までもつれそうな感じ・・・？



しかしううむ・・・

楽天恐るべし・・・



正直、あまりにもあっさり決まって拍子抜けですが、まぁここのところの両者の勢いの差や、監督解任騒動を逆にチーム一丸となるモチベーションに変換している点で楽天有利とは思っていましたが・・・それにしても。。


楽天の選手は、勝つこと自体の喜び、自分たちで１プレー１プレー考えながら掴めている勝利への達成感、野球の面白さ、野球をやれる喜び・・・そういったものを今さらながら日々感じ、新鮮な気持ちで野球をやっているんだろうなーという気がします。

そういう初々しいくらいの野球への想い、そして監督をなんとか胴上げしたいという結束力・・・こういうのって本来の実力以上にパワーになるし、おまけ岩隈くんにマーくんが調子いいときたら、この勢いはそうそう侮れない感じ。。
それにノッているときの打線の爆発力、怖いにょ～


片やファイターズは絶対的エースのダルビッシュくんを欠き、先発投手の顔ぶれがきっちり見えないどころか、確実に計算できないところがなんとも不安・・・

ファイターズが有利な点て、何かあるのかな？？


まぁ一番の違いは“経験値の差”でしょうかね？

ホークス相手には勢い（だけとは言わないけど）で勝てたけど、本当の意味で緊迫した中で切羽詰まった試合をやったことがあるのは、岩隈くんとマーくんのＷＢＣ体験くらいだし（あ、ハムにいたセギノールがいるか）、メンタルの部分でいざという時に力を発揮できない選手が出てこないとも限らない。（つーか出てきてほしい）


その点ファイターズは主力がほぼみんな日本シリーズも経験済みだし、若手がブレーキになった場合の控えの選手との差がほとんどないという選手層の厚さも、楽天よりははるかに上だ。
大一番を楽しめるイイ意味でのメンタルの図太さも、楽天の選手よりは全然持っていると思う。
おまけにソツのない確実な野球を常日頃からできている点も、守備力の高さも、断然ファイターズに軍配が上がるだろうと思う。。

ただ、なんといっても野球はピッチャーですからねー
つーか、逆に言うと楽天は岩隈くん＆マーくん以外に計算できる投手っているのかな？？

あと、あまりにもあっさり勝ち進んだ第１ステージが、勢いになると見せかけて、実は逆に足かせになるやもしれん。
観ていて（といってもずっと観てられなったんだけど）特に緊迫感が感じられなかったのが、死闘を演じてない、本当の意味で緊迫した中で試合をしていないという点でもしかしたらファイターズに有利かも・・・（いや、そうなってください）



ところで、世の中的にはどうなんでしょーかね？
やっぱり野村監督に優勝させたい感じなのかな？

短期決戦に馴れてる野村監督の采配は大いに脅威だし、でもって良い形で楽天での野球生活を終わらせ有終の美を飾らせてあげたい気持ちもないわけではないけれど、これはあくまで勝負ですから。
むしろ万が一日本一なんかになってノムさんが燃えつき症候群になるのも気の毒だし。
だいたいやるのは選手ですからね。



・・・ということで、とにかく相手は決まりました！

ファイターズはダルビッシュくんを欠く分全体的な力は下がりますけど、逆にそれをみんなのさらなる結束力の源としてくれるといいなと思います。

いざというときのソツのない底力を、ファイターズの選手たちはきっと見せてくれると信じています！
せっかくリーグ優勝したって日本シリーズに出なきゃ意味ないもんね。


今回は２００６年にひさしぶりに優勝したときみたいな緊張感はなくて、わたし的にはとても穏やかで静かな気分で過ごしています。。
これはたぶん、大丈夫ってことなんだと思う、うん。


ということで、
どうか、どうか、ファイターズが優勝できますように・・・†（ー人ー）アーメン