![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/79/1df095416ac6e85321055e0995bb59d5.jpg)
第二次世界大戦のさなか、ロンドンのペペンシー家のピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの4兄妹は、戦火を逃れて母と別れ田舎に住むカーク教授のお屋敷に疎開する。ある日かくれんぼをしていて、末っ娘のルーシィは空き部屋に古い大きな「衣装だんす」を見つけて扉の奥に入り込んでしまう。毛皮のコートを押しのけて奥に進むと、いつしか彼女は真っ白な雪景色の森に立っていた…。そこは100年前に“白い魔女”に魔法をかけられ雪に閉ざされてしまった、永遠に春の訪れない神秘の国ナルニアだった。。
ひさしぶりに友人2名と映画を観ようということになり、彼女たちのリクエストで『ナルニア国物語』を観て来ました。
『ロード・オブ・ザ・リング』は大好きだけど、ファンタジーの双璧と呼ばれる一方の『ナルニア~』に関しては、少し懐疑的だったわたし…
『ロード~』は、その予告編を観た時からワクワクが始まったのに比べて、こちらはなぜかまるで興味がわかなかった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
それはたぶん子どもの話だというだけではなくて、「イイ男」が出てこないことも大いに関係しているのかも?(^^;;;;;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/25/3cc4ab382697c1323785559c15b356c7.jpg)
そんなことはさておき(^^;)、映像のクオリティの高さとその世界観に関しては、とても素晴らしかったです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
ロケ地はニュージランド、特殊効果もWETAデジタルと『ロード~』と同じなので、似通ってしまう部分もなきにしもあらずなんですが、こだわり抜かれたそのクオリティはさすがでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
特に動物たちのCGにはびっくりしましたね。
どれが実写でどれがCGなのか見分けがつかないくらいリアルでした。
というか今のこの時代、全てがCGかと思ってしまっていたくらいなんですが、実際にはライオンの「アスラン」はCGで、白い魔女側の秘密警察部隊のオオカミは実写だそうです。
あとナルニア国は雪で覆われているのですが、子供達が雪で凍えないようにすべていろんなタイプの素材で雪景色を表現したそうで、あれだけの広大なセット?でそれが実現したのも賞賛に値します。
特撮のクオリティが高いために、ファンタジーの絶対的要素であるその世界観も本当に見事に表現されていたと思います。
『ロード~』好きのわたしにとっては、十分オーケーな感じでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/choki.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/93/cb73f3a68445eea9eef64fd2e8c09d8e.jpg)
ところが、そのわりに物語が進んでも、なんとなく1人取り残されたみたいにワクワクが始まりません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
まずストーリーがシンプルなのはいいのだけど抑揚がない。
なんとなく「これは~で~なものなんです」と展開を押し付けられた感じで、観客は「アレ?」と思いながらも、「きっとこういうものなのだろう」で済まされちゃう感じです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
なぜ教授のお屋敷にナルニア国に続く衣装だんすがあるのか、教授は何物なのかの描き方も浅いどころかまるでないし、4人でナルニアに入り込み予言にあるアダムとイブの子供として国を救うべく白い魔女と闘うことになるのですが、どうしていきなりあんなに強いのかもまるで説明がなかったです。
たぶんね、途中聖剣やら1滴でどんなキズも治してしまう薬などをサンタクロースにもらうので、おそらくそれに魔法の力でも宿っているのだろうとは想像できますが、どういう由来のどういう品物なのか、ほとんど説明されません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
ところで、あれはトナカイとソリがあったからサンタだってわかったのでしょうかね?
当然のことながら赤と白のコスチュームなんて着てないわけですが、なぜか彼らにはすぐにわかってしまいまるで旧知の仲のように笑顔で近づきます。
わたしなんて教授が出て来たのかと思ってしまいました。(爆)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ef/68b394f5e64ddcc9741f69b9e4cd2492.jpg)
普通の子どもが体験する不思議な世界ってことで、比較的感情移入しやすいとも言えますが、わたしは長女だからかな~
言うことを聞かずに勝手なことばかりして、皆に迷惑かけるどころかその言動で皆を窮地に陥いらせる次男のエドマンドには、「もうバカ~~~!」とムカツキまくりましたよ。(^^;;;;;
最初の失敗に気づいたら、人としてその重さに気づけよという感じで。(というくらい致命的な失敗だったのに!)
でもああいうキャラがいないとお話進まないですしね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
とはいえ、わたし的にもツボだった部分もあって、ルーシィがナルニアで出逢った半人半獣のフォーン、タムナスとの心の交流はよかったですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
長男よりも長女よりも、このルーシィが一番賢く人の心のわかる子でした。
あとは白い魔女役のティルダ・スイントンは1960年生まれだそうなんですが、それであの二刀流ですよ!
あの体力には脱帽です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
キレイだけど怖いって感じが素敵♪![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/2a/7eaff187af4494e6acc74b0fa21462bc.jpg)
ところで原作の『ナルニア国ものがたり』は7巻まであって、この「ライオンと魔女」は第1巻だそうですが、あんな終わり方でこの先はどういうお話が待っているのでしょう???
何度もかくれんぼしては(笑)、現実とナルニアを行ったり来たりするのか、はたまた大きくなった4人で新たな冒険でも始まるんでしょうか?(にしてはあまり魅力的ではない大人の4名でしたが…
)
第2作までは製作が決まっているようですが、次はもっと掘り下げて表現しないと、第3作はないんじゃないですかねぇ。。
・・・そんなわけで
ルールーのお気に入り度
★★★★★(50点/100点満点)
※映像はキレイです。でも『ロード~』などすでに完成度の高い映像を見ているので新鮮味は薄いかも?
次作は内容ももうちょっとがんばってくり(笑)
※『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』のレビュー→コチラ
←ひっそりと参加中♪(笑)応援よろしくです~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
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当ブログの【映画レビューINDEX】
ひさしぶりに友人2名と映画を観ようということになり、彼女たちのリクエストで『ナルニア国物語』を観て来ました。
『ロード・オブ・ザ・リング』は大好きだけど、ファンタジーの双璧と呼ばれる一方の『ナルニア~』に関しては、少し懐疑的だったわたし…
『ロード~』は、その予告編を観た時からワクワクが始まったのに比べて、こちらはなぜかまるで興味がわかなかった。
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それはたぶん子どもの話だというだけではなくて、「イイ男」が出てこないことも大いに関係しているのかも?(^^;;;;;
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そんなことはさておき(^^;)、映像のクオリティの高さとその世界観に関しては、とても素晴らしかったです。
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ロケ地はニュージランド、特殊効果もWETAデジタルと『ロード~』と同じなので、似通ってしまう部分もなきにしもあらずなんですが、こだわり抜かれたそのクオリティはさすがでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
特に動物たちのCGにはびっくりしましたね。
どれが実写でどれがCGなのか見分けがつかないくらいリアルでした。
というか今のこの時代、全てがCGかと思ってしまっていたくらいなんですが、実際にはライオンの「アスラン」はCGで、白い魔女側の秘密警察部隊のオオカミは実写だそうです。
あとナルニア国は雪で覆われているのですが、子供達が雪で凍えないようにすべていろんなタイプの素材で雪景色を表現したそうで、あれだけの広大なセット?でそれが実現したのも賞賛に値します。
特撮のクオリティが高いために、ファンタジーの絶対的要素であるその世界観も本当に見事に表現されていたと思います。
『ロード~』好きのわたしにとっては、十分オーケーな感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/choki.gif)
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ところが、そのわりに物語が進んでも、なんとなく1人取り残されたみたいにワクワクが始まりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
まずストーリーがシンプルなのはいいのだけど抑揚がない。
なんとなく「これは~で~なものなんです」と展開を押し付けられた感じで、観客は「アレ?」と思いながらも、「きっとこういうものなのだろう」で済まされちゃう感じです。
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なぜ教授のお屋敷にナルニア国に続く衣装だんすがあるのか、教授は何物なのかの描き方も浅いどころかまるでないし、4人でナルニアに入り込み予言にあるアダムとイブの子供として国を救うべく白い魔女と闘うことになるのですが、どうしていきなりあんなに強いのかもまるで説明がなかったです。
たぶんね、途中聖剣やら1滴でどんなキズも治してしまう薬などをサンタクロースにもらうので、おそらくそれに魔法の力でも宿っているのだろうとは想像できますが、どういう由来のどういう品物なのか、ほとんど説明されません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
ところで、あれはトナカイとソリがあったからサンタだってわかったのでしょうかね?
当然のことながら赤と白のコスチュームなんて着てないわけですが、なぜか彼らにはすぐにわかってしまいまるで旧知の仲のように笑顔で近づきます。
わたしなんて教授が出て来たのかと思ってしまいました。(爆)
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普通の子どもが体験する不思議な世界ってことで、比較的感情移入しやすいとも言えますが、わたしは長女だからかな~
言うことを聞かずに勝手なことばかりして、皆に迷惑かけるどころかその言動で皆を窮地に陥いらせる次男のエドマンドには、「もうバカ~~~!」とムカツキまくりましたよ。(^^;;;;;
最初の失敗に気づいたら、人としてその重さに気づけよという感じで。(というくらい致命的な失敗だったのに!)
でもああいうキャラがいないとお話進まないですしね。
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とはいえ、わたし的にもツボだった部分もあって、ルーシィがナルニアで出逢った半人半獣のフォーン、タムナスとの心の交流はよかったですね。
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長男よりも長女よりも、このルーシィが一番賢く人の心のわかる子でした。
あとは白い魔女役のティルダ・スイントンは1960年生まれだそうなんですが、それであの二刀流ですよ!
あの体力には脱帽です。
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キレイだけど怖いって感じが素敵♪
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ところで原作の『ナルニア国ものがたり』は7巻まであって、この「ライオンと魔女」は第1巻だそうですが、あんな終わり方でこの先はどういうお話が待っているのでしょう???
何度もかくれんぼしては(笑)、現実とナルニアを行ったり来たりするのか、はたまた大きくなった4人で新たな冒険でも始まるんでしょうか?(にしてはあまり魅力的ではない大人の4名でしたが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
第2作までは製作が決まっているようですが、次はもっと掘り下げて表現しないと、第3作はないんじゃないですかねぇ。。
・・・そんなわけで
ルールーのお気に入り度
★★★★★(50点/100点満点)
※映像はキレイです。でも『ロード~』などすでに完成度の高い映像を見ているので新鮮味は薄いかも?
次作は内容ももうちょっとがんばってくり(笑)
※『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』のレビュー→コチラ
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当ブログの【映画レビューINDEX】
>わたしなんて教授が出て来たのかと思ってしまいました。(爆)
それ、私も思いました!「あれ、教授じゃん。なにやってんのこんなとこで」みたいな(爆)
たぶん、世界中にそう思った人イッパイいると思いますよ!恥ずかしいので誰も言わないけど(笑)
>それ、私も思いました!
なんだよかった♪
>恥ずかしいので誰も言わないけど(笑)
えー、そうなんですかー
なんて、まぁツッコミどころ満載な映画でしたが、映像は本当に素晴らしかったですね。
でも第2章がどんな話になるのかとか、あまりワクワクしないのはどうしたもんでしょう。
褒めるべきところもある作品なのは分かるのですが・・・さっぱり面白くなかったファンタジー。ルールーさんの記事読んでうなずくところが非常に多かったです。
もう既に・・・続編は観るか微妙です・・・。
眠れるときにいっぱい眠って英気を養って、くれぐれもご自愛くださいな。
まぁナルニアはね、ファミリー映画ってことでよしとしましょー
わたしも誰かに強く誘われない限り、次作は自分1人では観ないし選ばないと思いますわ。
いやはや、四十肩なんて関係ないっすね。
頑張れ、女王~~♪
いや~、なんていいますか、二刀流はすごかったのだけど、魔女なのに武力行使かよ、みたいな感じでびっくりしました。
でもティルダ・スイントンは本当に怖くて素敵でしたね。
とても45には見えませんでした。(^^;;;