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清らかな涙~新庄が遺してくれたもの~

2006-10-29 22:10:17 | ファイターズ
日本一が決まって早3日・・・
嗚呼、もう終わっちゃったんだなーという、燃え尽き症候群みたいな日々を送っている今日この頃です。(笑)

毎日時間があると試合の録画を見たり、特番見たり、ニュースで紹介されるのをハシゴしたりしてどっぷり日本一の余韻に浸り切りつつ、まだうるうるとしています。。
そろそろ通常モードに戻らねば!(^^;;;;;





それにしても嬉しい。
96年から応援して、10年経ってやっと優勝の味を味わうことができた。
大社前オーナーの遺影が、現オーナーに抱えられながら胴上げされた姿にもグッときました。
オーナーが胴上げされる球団なんて、今まであったっけ?


そしてやはり何よりも一番感慨深かったのは、新庄のことです。

なんて清らかな魂の持ち主なんだろう・・・

涙のフルスイングで空振りに終わった現役最後の打席、最後の守備につきながらうるうるとしている姿、ウイニングボールを握りしめた稀哲くんと抱き合って泣く姿に、あらためてこう思いました。
以前、江原啓之美輪明宏が「こんな澄んで清らかな魂を持った人は初めてだわ」と言っていたけれど、本当だったなぁと。

「球場は“空き地”なんです」
報道ステーションで栗山英樹氏が新庄からこう言われたというコメントを聞いて、本当に純真な気持ちで野球を楽しんでいたんだなぁと、そのとき栗山氏がいたく感動したふうだったのにもとても感慨深いものを感じました。

華やかな笑顔の陰で、ものすごい努力家なのも漏れ聞こえてくるし、なによりチームメート達から「こんなに優しい人はいない」と言われる新庄。
きっと野球の神様に選ばれた人なんだろうな。

今年咲かせてくれた金色の大輪の花を、枯らすことなく次代に引き継がれるといいなぁと、つくづく思います。
本当にこの3年間、たくさんたくさん楽しませてもらってありがとう。
本当に、本当に、お疲れ様でした。



それにしても、今回のシリーズで闘っていたファイターズの選手たちの姿はなんて清々しかったんでしょう。
仲間を信じ、チームの勝利にひたむきに貢献する姿は、実に爽やかでした。

セギ様が四球を選んでガッツポーズをする姿に、みんながみんな、繋ぐことを意識していたのを感じたし、状況に応じたバッティングをしたり、あんな場面でスクイズ決めちゃうなんて、去年までのファイターズだったら信じられない。
みんなが笑顔で、仲間の活躍を自分のことのように喜び、本当に一体感の感じられるシリーズでした。

きっと何年経っても、みんなの心に残る、あまりにも気持ちのよい日本一だったのではないでしょうか?
試合内容も、どの試合も素晴らしかったし。。


それから今回あらためて感じたのが、「選手はこれほどまでに成長できるのか?!」ということ。

一番顕著だったのがダルビッシュくんで、プレーオフの激闘を演じてから、なんだか怖いくらいの球を投げるようになって、近い将来松坂くん斉藤和己クラスの投手になると確信しましたよ。
田中賢介だって、以前は打球が賢介のところに飛ぶとみんなが目を瞑っちゃうようなレベルだったのに、よくぞここまで成長してくれました。うるうる


今回のパ・リーグ優勝と日本一は、いくつもの偶然(いや必然なんだけど)が重なって叶ったことかもしれないけれど、間違いなくファイターズは強くなったと思う!

特に、今シリーズの勝敗のターニングポイントは、わたしは第2戦の5回、中日の攻撃で山本昌の送りバントをや八木くんが見事なフィールディングでセカンド走者をサードで刺したプレーだと思うのですが、新人の八木くんがあんなプレーを本番でできちゃうなんて、きっと今まで以上に中身の濃い練習をチーム全体でしてきたんでしょうね。
あれからドラゴンズは、何か歯車が少しずつズレちゃいましたもんね。
(というか、もしかしてシリーズ中からギクシャクしていたとか?なんか内紛のニュースなんて、ファンがかわいそう…


ところで、心残りというか、できればもっと幸雄さん坪っちが活躍する姿が観たかったな~と。
初戦、幸雄さんと坪っちが代打で出た時は、負けていながら本当に盛り上がったものですが・・・

今日、その坪っちの戦力外通告のニュースを知って、優勝の余韻が吹っ飛ぶくらい哀しくなりました。。
新しい場所でも、どうか活躍できますように。(-人-)

大きな歓びのあとにまた寂しい季節の到来で、ギャップすご過ぎです。(T_T)

というか、来年のハムの外野はどーなるんでしょーか!!!
大丈夫なんでしょーか???(T_T)


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