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〜内にあるエネルギーを解放して自分の道を進んでいこう〜

和 とは

2015年04月14日 | 地球

とても過ごし好い本日の札幌

円山公園の木々の芽もぷっくりと膨らみ

春の訪れをたくさんの人が楽しんでいます

穏やかで平和な瞬は

やさしい心を育み、深い愛を思い出させてくれます。

 

「愛」とは

誰もが大切で、大事で、かけがえのないものと捉えてらっしゃると思いますが、

「和」はどうでしょう。

 

愛とおんなじで感覚的にはわかるけど言葉にしにくい

ワビサビとも似てて「これです!」と言い切れない

んー、なんだ「和」ってやつは。。。

単純すぎて分解できないものなのか?

なのに落ち着く

考えれば考えるほど解らなくなってきます。

そういう時は考えるのをやめましょう。

 

『 以 和 爲 貴 』

和(やわらぎ)を以って貴しとなす

 

よくわからないんだけれどこの言葉がとても好きです。

いや、重要なようで気になっているのかも。

ご存知の方も多いでしょうか、

これは厩戸皇子(聖徳太子)が記した十七条憲法の文頭です。

訊いてみると「多くの巻物からこれを作った」ということみたいです。

お堂にも篭ったりして大変なご苦労があったかと感じますが、

ご本人は「皆のために、人のために尽力しただけのこと」と、

苦労とは思われていなかったのでしょうね。

(皇子、ありがとうございます)

 

さて、goo辞書には

 仲よくすること。互いに相手を大切にし、協力し合う関係にあること。「人の―」「家族の―」
 仲直りすること。争いをやめること。「―を結ぶ」「―を講じる」
 調和のとれていること。
「大いに身体の―を傷(やぶ)り」〈中村訳・西国立志編〉
 ある数や式に他の数や式を加えて得られた結果の数や式。⇔
和を講ずる
戦争を終結して、和解の協定を結ぶ。講和する。「両国が―・ずる」

 

このように載っていて戒めではありません。

しかし、ここに書かれている意味をてっくり返すと、

自分が、自分たちだけが良けりゃいいではなく、

心の在り方、他者との接し方、望ましい生き方が見えてきます。

 

家族間

知人友人

会社

民族間

 

どんな問題も「和」があるか否かで話し合いも方向が変わってきます。

ベースにそれがあれば、相手の気持ちを大切にすることも難しいことじゃないと。

私たちが率先して「和」の心をもってして他人と関われば、

そこに「平和」があるのだと思います。

一度「和」を考えてみる機会をぜひ。