375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【旅の写真館】カンザスシティ(2) ダウンタウンの繁華街とジャズの名所

2012年05月05日 | 旅の写真館(米国編)

カンザスシティのダウンタウンで最も人気があり、地元の若者たちの集まる繁華街。それが2007年に誕生したパワー&ライト地区とよばれるエリアだ。

繁華街とはいってもそこは地方都市。ニューヨークのようにギラギラのネオンが延々と続いているわけではなく、わずか8ブロックの限られた区域にレストラン、ショップ、劇場などの娯楽施設が並んでいる。適度にさびれた雰囲気が、大都会の光景を見慣れている目にはむしろ新鮮に映る。

もうひとつ、夜の名所として忘れてはならないのが、18番街&Vine歴史地区。 その中心となるのがジャズクラブ「The Blue Room」を館内に含むアメリカン・ジャズ博物館だ。カンザスシティは「Bird」というニックネームで知られる偉大なアルトサックス奏者チャーリー・パーカーが生まれ育ち、1930年代には禁酒法を有名無実化させた当時のペンダーガスト市長による庇護もあってジャズが大流行したという歴史があることから、ジャズファンにはゆかりが深い街である。

また、同じ館内にあるニグロリーグ野球博物館も面白い。1947年にジャッキー・ロビンソンがブルックリン・ドジャースに入団するまで大リーグへの参加を禁止されていた黒人選手たちは、ニグロリーグと呼ばれる独自のリーグでプレーを続けていたのだが、当時使用されていたユニフォームなどの展示物を通して、その歴史を知ることができる。


★クラウンセンター方面から見たカンザスシティのダウンタウン。歴史的建造物と近代的なビルディングのコントラストがなかなか美しい。


★ニグロリーグが存在していた当時の看板。カンザスシティのチーム「モナークス(Monarchs)」は屈指の強豪として知られ、通算25回ものワールドチャンピオンに輝いた。


★カンザスシティ到着初日に訪れたレストラン「Gordon Biersch」。欧州からの輸入ビールのほか、地元で評判の地ビール「boulevard」なども楽しめる。


★全米14都市に点在するエンターテイメント・バー「Howl At The Moon」。こちらは昼の光景。


★夜を迎えた「Howl At The Moon」。いかにもオオカミの遠吠えが聞こえてきそうな雰囲気だ。


★ダウンタウンの繁華街「Power & Light地区」の入口にある青いネオン。


★ナイトライフの中心「Living Room」の会場。3人のカウボーイ&カウガールのネオンが印象的。


★カンザスシティで最も人気があるといわれる映画館「AMC Main Street」。


★18番街&Vine歴史地区のネオン。かつては60軒以上のジャズクラブで賑わったという。


★現在も週4回のジャズライヴが行なわれる「The Blue Room」。その向こうには定期的にライヴ・コンサートが行なわれる歴史的な劇場「GEM」のネオンも見える。


★「The Blue Room」出演者のスケジュールが窓に貼ってある。金・土のみカバーチャージ10ドル。


★アメリカン・ジャズ博物館の裏にあるメモリアル。横向きに座っているのがチャーリー・パーカーだろうか。


★アメリカン・ジャズ博物館(左)とニグロリーグ野球博物館(右)の共通エントランス。

 
★カンザスシティ・ダウンタウンの名所を紹介するブローシャー。一般受けする派手さはないが、マニアックな玄人好みのデスティネーションの一つとして、ぜひお勧めしたい。

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