企業や商品のDM、最近はオンライン広告やメール、SNSで届くことが多くなりました。
一方、オーソドックスな紙ベースの郵送DMもまだ健在で、
郵便物が届くたびにサクサク不要なものは捨てないと、あっという間に紙の山です。
先日はこんなプロモーションが葉書で届いていました。
「高品質の天然成分で自然な効果を。今なら当社製品が初回購入20%オフ!」
その「製品」は、娯楽用の大麻や大麻抽出成分を加えたグミ、等々でした。
DMには20%オフとはいえ価格表示がなかったので、いくらなのかはわかりません。
2021年3月の娯楽用大麻の合法化から、こんな広告をときどき目にします。
NYCの街なかにも、ライセンスのあるなしにかかわらず、
カンナビス製品販売店が大変な勢いで増えています。
普通の小売店が諸々の理由で次々に閉店する中、こちらだけは例外です。
公園で散歩していても、どこからか香りが。
合法化されているものなので、タバコやお酒と同じく
大人が個人の責任で程々にたしなむのは本人の判断に任せるとして、
未成年、特に思春期の子どもたちにとても身近な存在になっているのは気になります。
個人的には、ドラッグ全般に対するハードルが低くなり、興味本位で使用して
だんだん強いドラッグに移行するのではと心配です。
考えすぎでしょうか。
というのも、コロナ禍の時期に爆発的に広まった違法麻薬フェンタニル、
オーバードーズで亡くなる思春期の子どもがしばしばニュースになっています。
ドラッグ類に耐性のない子どもが使用すると非常に危険だそうです。
(参考記事)
How dozens of U.S. adolescents are dying of drug overdoses each month, shown in 3 charts
https://www.pbs.org/newshour/health/how-dozens-of-u-s-adolescents-are-dying-of-drug-overdoses-each-month-shown-in-3-charts
私は結局、合法化された今も大麻を今のところ使用したことはありません。
自分では使用しませんけれど、
リラクゼーション効果など良い面もあることを否定はしません。
個人的には、
たま〜にカフェにふらっと入って、コーヒーと軽食を取りながら
束の間の、何もない一人の時間を楽しむのが好きで、
それが一番リラクゼーションになる感じですね。