午前3時のBlog

サッカー(主にガンバ)観戦メモ、および日々の雑感

ウィーン交響楽団 ヨハン・シュトラウスアンサンブル

2010-01-17 22:45:09 | ライブ
新年明けましておめでとうございます。
本年も良い年でありますように。





ニューイヤーコンサートに行ってきました。大阪城公園駅最寄のいずみホールです。
珍しい席がペロッと簡単に取れたので人気ないのかなー?とか思って
行ったのですが、満員でした。何でこんな席がペロッと取れてしまったんだろう。



その席ですが、2階のサイドの1列目の席だったので、演奏者のすぐ近くで見下ろし
ながら見る感じでした。音の広がり的には正面にいた方がもちろん良いのですが
こういう角度で演奏者を見ながらというのもなかなか良かったです。

お隣りは物腰の柔らかい上品な老夫婦で、おじいさんは始まる前に既にウトウトして
「もう、おじいさんはどこでもすぐ寝てしまうんですよ。ホホホ。」なんてことを
おばあさんに軽く話しかけられながら上演を待ってました。
いいですね。こういうお年の人達って。人生の何たるかを知るって感じです。
実際にはお隣の老夫婦は上演中コクリともせずに演奏を楽しんでおられました。

曲目

1.喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」序曲
2.喜歌劇「こうもり」より「侯爵様、あなたのようなお方は」
3.パガニーニ風ワルツ 作品11
4.チク・タク・ポルカ 作品365
5.喜歌劇「メリー・ウィドウ」よりヴィリアの歌
6.ワルツ「南国のバラ」 作品388
------------ 休憩 -------------
7.ワルツ「春の声」 作品410
8.ピチカート・ポルカ
9.加速度ワルツ 作品234
10.チャールダーシュ
11.喜歌劇「パガニーニ」より「愛は地上の天国」
12.ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314
+アンコール4曲!

喜歌劇はソプラノ歌手のデニーズ・ベックさんという人が歌っていたのですが
とてもお茶目で洗練されてて表現が豊かで、客を乗せるのも客に乗せられるのも上手くて
非常に良かったです。というかこの楽団自体が乗るのも乗せられるのも上手いです。

この楽団は20年も前から毎年来日(メンバーはもちろん変わってる)してるので
余裕でこなれてて、日本語は話せませんがおおきに。とかありがとうございます。
といった言葉を使って客を乗せてきます。
オーディエンスは年寄りばっかりですが、やはり関西の年寄りなので物怖じなんて
もちろん無く、非常にいい雰囲気を作り出してました。
拍手とか手拍子とかフフッという笑いどころとか異常に反応良いです。
うーん、参りました。

前半の曲目は気高く上品に聴かせて、後半はグイグイと客を乗せてどんどん
引き込んでいく、そんな感じであっという間の2時間でした。
いやあ、本当に良かった。クラシックコンサート楽しいな。
ニューイヤーコンサート、これは毎年の恒例行事にせねば!

ウィーン交響楽団、5月にアンサンブルではなくオーケストラで大阪公演が
あるみたいなので行きたいのですが、平日なので予定が組めません。残念・・・。

何か今日一日が有意義で、得をした気分です。いい日だった。
また来週一週間お仕事頑張ろう。