不敬虔な者を？

「働く者にとっては、報酬は恵みによるものではなく、当然支払われるべきものと見なされます。
しかし、働きがない人であっても、不敬虔な者を義と認める方を信じる人には、その信仰が義と認められます。」
ローマ人への手紙4.4-5


働いて報酬を得るのは当然です。
しかし、働いていないのに報酬が与えられるならそれは恵みです。
神様は恵み深いお方です。
しかし、「不敬虔な者を義と認める」のは不正なのではないでしょうか。
いいえ、主イエスは不敬虔な者の罪を代わりに負って十字架であがなってくださったのです。
その愛を、あがないを信じて受け取るものは、イエスのあがないのゆえに、その信仰を義と認められるのです。
十字架によって神の義と愛がどちらも全うされました。
神様は恵み深いお方です。

Hallelujah、主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

地の塩

「あなたがたは地の塩です。
もし塩が塩気をなくしたら、何によって塩気をつけるのでしょうか。
もう何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけです。」
マタイによる福音書5：13


聖書によれば塩はよいものです。
塩気があるからです。
塩気によって食物はよい味になり、保存され守られます。
塩気を失ってはいけないのです。
私たちの存在によって世はよい味になり、守られるようでなければならないのです。
神様の祝福を十分に受け取り、その祝福を周囲にも分配する、
祝福の基となることが私たちの人生の最優先事項です。

主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

二つのみことば

「それでわたしは、あなたがたが自分の罪の中で死ぬと、あなたがたに言ったのです。
もしあなたがたが、わたしのことを信じなければ、あなたがたは自分の罪の中で死ぬのです。」
ヨハネ8：24

「イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。
また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」
ヨハネ11：25-26


今日はイエス様ご自身の二つの言葉を対比してみましょう。
ここには生死を分ける選択が提示されています。
主は、軽々しくこの言葉を語られたのではありません。
今日も私たちはこの究極の選択を迫られているのです。

祈りましょう、

「主なる神様、自分をありのままに見つめるなら、
私は自分の罪の中で死ぬしかありません。
どうひいき目に見ても自分は滅ぶしかありません。

にもかかわらず、あなたは私に生きる道を与えて下さいました。
イエス様を私の救い主と信じるなら、
罪がすべて赦され、永遠のいのちが与えられるとは
なんとすばらしい恵みでしょうか？
とこしえまでもあなたの恵みを感謝します。
感謝と讃美と献身の生涯を歩ませて下さい。

主イエス様の御名によって祈ります。アーメン！」

アブラハムは神を信じた

「もしアブラハムが行いによって義と認められたのであれば、彼は誇ることができます。
しかし、神の御前ではそうではありません。
聖書は何と言っていますか。
アブラハムは神を信じた。それで、それが彼の義と認められた」とあります。」
ローマ人への手紙4.2-3


信仰の父とも呼ばれるアブラハムは、その行いによって神の前に義を得たのではありません。
彼はただ、神を信じました。
神がおられること、神を求めるなら報いていただけること、
神が自分を祝福してくださることを信じたのです。
ただその信仰によって神からよしと認めていただくことができました。
人はただ神の恵みによって、信仰によって救われるのです。

「ただ恵みによって」です。

主の御名はほむべきかな。
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

怒りではなく

「神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、
主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。」
第一テサロニケ5：9


罪に対しては神の怒りが啓示されています。（ローマ1：18）
しかし、罪人に対しては、愛と赦しが啓示されているのです。
主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで、
Hallelujah！


祈り

『神様、私が神様に対して罪を持っていることを認めます。
しかし、あなたは私に対して、怒りではなく愛と赦しを与えて下さいました。
感謝します。
どうか私も、愛され赦されているあなたの子供として、愛の人、赦しの人となれるように、
私をあなたの愛と赦しでさらに造りかえて下さい。
主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

だれが自分のあやまちを悟ることができましょう

「だれが自分の数々のあやまちを悟ることができましょう。
どうか、隠れている私の罪をお赦しください。
あなたのしもべを、傲慢の罪から守ってください。
それらが私を支配しませんように。
そうすれば、私は全き者となり、
大きな罪を、免れて、きよくなるでしょう。
私の口のことばと、私の心の思いとが
御前に、受け入れられますように。
わが岩、わが贖い主、【主】よ。」
詩篇19：12-14


いにしえの時代、ダビデが祈ったように、私たちも祈ります。
私たちの心の目はあまりに曇っているので、自分の罪さえも完全には知ることはできません。
主がさぐって下されなければ、誰も悟ることはできません。

ダビデに心を合わせて、私たちも祈りましょう。
声を出して心の最も深いところから祈って下さい。

『だれが自分の数々のあやまちを悟ることができましょう。
どうか、隠れている私の罪をお赦しください。
あなたのしもべを、傲慢の罪から守ってください。
それらが私を支配しませんように。
そうすれば、私は全き者となり、
大きな罪を、免れて、きよくなるでしょう。
私の口のことばと、私の心の思いとが
御前に、受け入れられますように。
わが岩、わが贖い主、【主】よ。

私たちの救い主、御子イエス様の御名によって、アーメン！』

律法の行いとは関わりなく

「それでは、私たちの誇りはどこにあるのでしょうか。それは取り除かれました。
どのような種類の律法によってでしょうか。行いの律法でしょうか。
いいえ、信仰の律法によってです。
人は律法の行いとは関わりなく、信仰によって義と認められると、私たちは考えているからです。」
ローマ人への手紙3.27-28


行いをもって判断するなら、どう考えても私たちの間に義はありません。
しかし、神は愛と恵みによって、信仰によって神を求める者を義と認めてくださる（すなわち、よしとしてくださる）のです。
神を信じ、神を求める者に対しては、神の豊かな愛と赦しが備えられています。
信じて受け取るものは幸いです。

シャローム！

天において報いは大きい

「わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。
喜びなさい。大いに喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのですから。
あなたがたより前にいた預言者たちを、人々は同じように迫害したのです。」
マタイによる福音書5.11－12


神を信じ、神に従うことを願う者、神の国とその義を第一に求める者たちが、
ののしられ、迫害され、ありもしないことで悪口をあびせられ、
投獄され、苦しめられ、死にまで追いやられてきたことは、歴史上の事実であり、
今現在も隣の国北朝鮮や中国で現実に起こっていることです。
そのような苦しみを強いられている人に対して、主イエスは「あなたは幸いです」と明確に言われました。
天において、報いは大きいのです。
神様は必ず正しい結果を出されます。
天において納得の結末を歓喜とともに迎えるのです。

ハレルヤ、主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

主のみことばは混じりけのないことば

「主のみことばは混じりけのないことば。
土の炉で七回もためされて、純化された銀。」
詩篇12：6


旧約時代の聖徒たちも、新約時代、初代教会の使徒たちも、
神様のみことばに対する絶対的な信頼を持っていました。
だからこそ、彼らは主のみわざを見ることができたのです。

神とそのみことばに対する絶対的な信頼と聴従、
これが私たちの人生に祝福の扉を開く唯一のカギです。
他の道はありません。

シャローム！

声に出して祈りましょう。

『主なる神様、
混じりけのない、純化された銀のようなあなたのみことばを、
混じりけのない純粋な心で受け取ることができますように。
私の心を整えて下さい。
主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

今や明らかに

「すなわち、ご自分が義であり、イエスを信じる者を義と認める方であることを示すため、
今この時に、ご自分の義を明らかにされたのです。」
ローマ人への手紙3.26

今や、義なる神は明確に啓示しておられます。
神の義は、神の恵みによって与えられます。
信仰によって受け取ることができます。
信じる者は、誰であっても、一人の例外もなく、与えられます。
神は愛だからです。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛されました。
それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つため」です。

ハレルヤ、主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。