福音が伝えられています

「イエスは彼らに答えられた。「あなたがたは行って、自分たちが見たり聞いたりしていることをヨハネに伝えなさい。
目の見えない者たちが見、足の不自由な者たちが歩き、
ツァラアトに冒された者たちがきよめられ、耳の聞こえない者たちが聞き、死人たちが生き返り、
貧しい者たちに福音が伝えられています。
だれでも、わたしにつまずかない者は幸いです。」
マタイによる福音書11:４-6


イエスは地上で、イスラエルの地で、人々の目の前で驚くべき奇跡のわざを行われました。
人々は自分の目でイエスのみわざを見たのです。経験したのです。
それは、イエスが聖書に預言されたとおりの「救い主キリスト」であることを証明するためです。
しかし、多くの人々がイエスのみわざをその目で見、その身体で経験したにも関わらず、
その福音（よい報せ）を信じなかった、つまり「イエスにつまづいた」のです。
今も変わらず聖書は語っています。
「イエスは救い主キリスト」です。
信じる者は例外なくいのちを得ます。
罪が赦され、永遠のいのちが与えられます。
そのいのちは信じた瞬間から始まるのです。
すべてが新しくなります。
だれでも、イエスにつまづかない者は幸いです。

ハレルヤ、主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

悪をもって善を

「今、私をここに売ったことで心を痛めたり、怒ったりしてはなりません。
神はいのちを救うために、あなたがたより先に、私を遣わしてくださったのです。」　
創世記45：5


ヨセフの兄たちは、ねたみのゆえにヨセフを捕らえ、奴隷として行商人に売り飛ばしてしまいました。
それは間違いなく最悪の罪だといえるでしょう。
彼らはヨセフに、文句なしの悪を計り、実行したのです。

しかし、神は愛であり、全能です。
世のはじめから今まで、そして永遠にそうです。
主は、ヨセフや兄たちに悪を用いて善をなさいました。
マイナスを用いてプラスをなさったのです。

罪は罪です。悪は悪です。
しかし、主は、罪や悪さえも用いて善きことをなさいます。

この方がヨセフの主、彼の神でした。
そして、私たちの主、私たちの神です。
シャローム！

God is　

祈り

『愛にして全能の神様、
ハレルヤ、感謝します。
あなたは悪をも善のために用いる方、
すべてを益として下さる方です。
私が今日、完全にあなたに信頼して、平安を持って喜びの一日を過ごせるように、
聖霊によって私の心に愛を注いで下さい。
みこころが天になるごとく、私にもなりますように。
主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

神は光であって、

「神は光であって、
神のうちには暗いところが少しもない。
これが、私たちがキリストから聞いて、
あなたがたに伝える知らせです。」
第一ヨハネ1：5


神は光です。
光を受けて反射するのではなく、光源としてみずから光る光です。
ですから、暗いところが少しもないのです。

ところが私たち人間は、自分で光を出すことができません。
ただ、神の光を受けて、それを反射したり、
神からエネルギーを受けて、それを燃焼させるときだけ輝くことができます。
ですから、輝くためには、神の前にこの身をさらさないといけません。
神とつながって供給を受けなければなりません。
神の御前に出るときだけ、そして神様の御手に自らの手を差し出したときのみ、
輝くことができます。
そして、その輝きが周囲を照らすことさえできるようになります。
神の光は無限だからです。

ハレルヤ！

祈り

『光の光である神様、
私にあなたの光を照らして下さい。
あなたの愛と力を注いでください。
私がその光を反映して、あなたの愛を受け取って、光の子として輝くことができますように。
また、私の中にあるやみを照らして下さい。
私の心の中からあなたの光でやみを追い出して下さい。
主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

貧しさにも豊かさにも

「乏しいからこう言うのではありません。
私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。
私は、貧しさの中にいる道も知っており、
豊かさの中にいる道も知っています。
また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、
あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」
ピリピ4：11-12


神様は経済の問題もケアーしてくださる方です。
とはいえ、経済は外側の問題であることも確かな事実です。
最上のワインは、最上のグラスに入れても、安価なグラスに入れてもその価値は変わりません。
その反対によくないワインを最上のグラスに入れたからといって、
その質が上がるわけでもありません。
人のたましいもそれを包む器でその価値が変わるわけでもないし、その人生の幸いは持ち物や経済にはよりません。

主の愛と恵みは、私たちを貧しさにも豊かさにも対処させてくださるのです。
シャローム！

祈り

神様、
全能の神様、
私を愛して下さる神様、
御名をほめたたえます。
私はいつも喜びます。
すべてのことについて感謝します。

神様は愛であり、全能の主だからです。
主はまことにいつくしみ深く、その恵みはとこしえまで。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン！

イエスがこられたのは

「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。
わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。」
ヨハネ10：10


現代では多くの人が「宗教」に対してネガティブな印象を持っています。
それは、いわゆる「宗教団体」や「宗教家」の多くが、ただ金銭や名誉、支配、権威を求めているからです。

しかし、「父なる神の御前できよく汚れのない宗教は、
孤児や、やもめたちが困っているときに世話をし、
この世から自分をきよく守ることです。」（ヤコブ1：27）
とあるように、
真の宗教には何のマイナスもありません。
それどころか、いのちを得ることであり、それを豊かに持つものです。
ただし、それは本物の聖く傷のない宗教にのみ言えることです。
そのような本物の信仰は多くはありません。
いや、ひとつだけです。

主イエスは明言されました。
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。
わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません」と。（ヨハネ14：6）

祈り

『神様、本物のいのちに至る真理は一つのはずです。
私はその真理が知りたい。
その真理に生きたい。
まことのいのちの道を歩みたいです。

どうか真理を啓示して下さい。
私が真理を受け入れ、信じ、従うことができるようにして下さい。
聖霊の導きを与えて下さい。

主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

神にはできます

「そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。
『主よ。この罪を彼らに負わせないでください。』
こう言って、眠りについた。」
使徒の働き　7：60


ステパノと呼ばれる初代教会の執事は、新約時代最初の殉教者となりました。
偽りの裁判の結果、石打ちの刑となり今まさにこぶし大の石が飛んでくる中で、
自分を殺そうとする人々のために祈りをささげたのでした。
主イエス以外に誰がそのような愛を持ちえるのだろうかと思いますが、
一介の信仰者、普通の人間に過ぎないステパノが、このような気高い愛をもって殉教したのですから驚きます。
「敵を愛する」とことばでは言えても、実際にそれができるかというと、
生身の人間にはそうそうできることではないでしょう。
しかし、ステパノは主イエスの愛によって、そして聖霊によって、それができたのです。

「人にはできないことも、神にはできます」
シャローム！

祈り

『神様、人にはできないことでも、あなたにはできます。
たとえ、私を攻撃してくる人、対立する人がいたとしても、
愛したいし、祝福したいと願います。
私にはできなくても、あなたにはできます。
どうか、私をあわれんで下さい。

主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

全能の主。エル・シャダイ

「私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、
あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」
ピリピ4:19


主はすべてを持っておられます。
地にあるすべては、そして天にあるすべては主のものです。
そして、そのすべてを私たちの必要に応じて与えてくださいます。
必要は必ず満たされます。
主は全能の主、エル・シャダイ（ヘブル語）であり、
神は愛だからです。
シャローム！

祈り

『神様、
あなたは全能の主、エル・シャダイ。
そして愛なる方。
私を愛して下さる方。
私の主、私の救い主です。

Hallelujah、主よ、感謝します。
主イエス・キリストの御名によって、
アーメン！』

一羽の雀さえ

「二羽の雀は一アサリオンで売られているではありませんか。
そんな雀の一羽でさえ、あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。
あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。
ですから恐れてはいけません。あなたがたは多くの雀よりも価値があるのです。」
マタイによる福音書10.29-31


主は言われます。
「あなたには価値がある」と。
雀さえも神のご摂理の中に生きています。
まして人は・・・です。
神は言われます。
「わたしはあなたを愛している。
わたしの目に、あなたは高価で尊い」と。

「神は実に、そのひとり子を与えてくださったほどに、世を愛された。
それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

神の愛に信仰によって応える者は誰でしょうか。

ハレルヤ、
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。
アーメン。

生けるいのちの水

「さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。
『だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。
わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、
その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。』」
ヨハネの福音書7：37-38


のどの渇きは苦しいものですが、心の飢え渇き、霊の飢え渇きはさらに苦しいものです。
主は祭りの大いなる日、すなわち最も多くの人々が集まる日に、大声で言われました。
「誰でも、(つまり例外なしに)わたしのところに来れば生ける水、いのちの水が飲める」と。

例外なしに、誰でも、与えられます。
生けるいのちの水が与えられます。
私たちのなすべきことは、主のみもとに行くことと、その水を飲むことです。

それともう一つ大切なことがあります。
それは自分の心が渇いていることを自覚することです。

シャローム！

祈り、

『主なる神様、
私の心には渇きがあります。
義に飢え渇き、
愛に渇き、
安らぎがありません。

主よ、あなたのみもとに行きます。
どうか私に、いのちの水、霊の潤いを与えて下さい。
私の心にあふれるばかりの泉を開いて下さい。
主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

失望はありません

「聖書はこう言っています。『この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。』」
ローマ人への手紙10:11


神に、イエス・キリストに信頼しているものには失望はありません。
たとえ死の淵を通るとも、その心は平安です。
なぜならたましいの救い、すなわち永遠のいのちを得ているからです。
からだはこの目に見える世界で一時的に存在するものです。
しかし、たましいは永遠に生きます。
神を信じる者は永遠を神とともに生きるのです。
神は愛です。
御子イエスの十字架が証ししています。
愛の神と永遠に生きるのか、それとも、永遠に神と別れを告げるのか、
私たちはそれを今決めることができます。

主の御名はほむべきかな。
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

祈り

「主なる神様、愛なる神様、
わたしに失望は無縁です。
愛の神様とともに永遠に生きることができるからです。
イエス様の十字架の愛、復活のいのち、
それは私のものです。
感謝して主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン」