すべてを知っておられる主（2）

『造られたもので、神の前で隠れおおせるものは何一つなく、
神の目には、すべてが裸であり、さらけ出されています。』
ヘブル4：13
　
　
神様の目に私たちの全てが明らかであるということは、
恐ろしいことでもありますが、
そこに主の恵みと愛、あわれみを見ることもできます。
主は私たちの全てをご存知の上で、それでも愛してくださっているからです。

私たちの弱さも罪深さも、神様の愛が注がれるのを阻害することはできません。
主イエス様は、十字架上で祈られたごとく、
罪びとを、弱い人を、敵対する人を愛して、自らをささげられた方です。

罪は私たちと神様との間を隔てる壁となるものです。
しかし、キリストの愛はその壁を楽々と飛び越えて私たちに注がれています。
医者を必要とするのは病人です。
キリスト・イエスは罪人を救うためにこの世に来られたのです。

シャローム、今日も主の愛とあわれみが注がれますように！

祈り

私のすべてをご存じの神様、
私をあわれんで下さい。
恵みといつくしみを注いでください。
あなたこそ私の神、私の救い主です。
主イエス・キリストの御名によって、アーメン！

すべてを知っておられる主

『あなたの恵みを私は楽しみ、喜びます。
あなたは、私の悩みをご覧になり、私のたましいの苦しみを知っておられました。』
詩篇31：7


主は私たちの全てをすでにご存知です。
喜びも悲しみも、全てを知っておられます。
主が全てを知っておられ、理解して下さっており、最善のことを最善の時になそうとしておられるという事を知るのは、
なんという慰め、励まし、希望でしょうか！

主は生きておられます。As the Lord lives！

Hallelujah！


祈り

主よ、
あなたの恵みを私は楽しみ、喜びます。
あなたは、私の悩みをご覧になり、私のたましいの苦しみを知っておられました。
Hallelujah！　主イエス様の御名によって、アーメン。

全ては恵み

『したがって、事は人間の願いや努力によるのではなく、あわれんでくださる神によるのです。』
ローマ9：16


事は私たちのいかなる行いにもよらず、徹頭徹尾神様の恵みによるのです。
全ては恵みです。
何事でも、私たちが自分で成し遂げることができるものはひとつもありません。
神様の許しなしに、髪の毛一本でも地に落ちることはなく、
何一つ成し遂げられることもありません。
全ては恵みです。
シャローム！

祈り

恵み深い神様、
あわれみ深い神様、
私の救い主イエス様、
キリエ・エレイソン
主よ、あわれみたまえ！

すべては恵みです。

主イエス様の御名によって、
アーメン！

みことばのすべてはまこと

『みことばのすべてはまことです。
あなたの義のさばきはことごとく、
とこしえに至ります。
私は、大きな獲物を見つけた者のように、
あなたのみことばを喜びます。』
詩篇119：160,162


神のみことばをどう受け取るかが問題です。
もし受け取って信じるなら、そのみことばによって「すでに聖い」と主は言われます。
アブラハムは神の語られたことを信じました。
その信仰によって、彼は義と認められました。

みことばの全てはまことです。
信じるものは義とされます。
まことのぶどうの木に枝としてつながれるのです。
シャローム！

祈り

主なる神様、『みことばのすべてはまことです。
あなたの義のさばきはことごとく、
とこしえに至ります。
私は、大きな獲物を見つけた者のように、
あなたのみことばを喜びます。』
愛する主イエス様の御名によって、
アーメン。

恵みが満ちあふれ

『すべてのことはあなたがたのためであり、
それは、恵みがますます多くの人々に及んで感謝が満ちあふれ、
神の栄光が現われるようになるためです。』
第二コリント4：15


神様は恵みの神様です。
愛の神様です。

考えてみてください。
神の愛、すなわち最高の愛は「無償の愛」です。
最も価値のあるものは愛であり、最も素晴らしい愛は無償の愛なのです。
つまり、最上のものが恵みによって与えられるのです。

神様はその愛をそそぐにあたって、私たちに何の代価も要求されません。
一切の代価をキリストがが字架で完済してくださいました。
この恵みはますます多くの人々に及んで感謝が世界中に満ちあふれ、
神の栄光が現れます。

Hallelujah！

祈り

主なる神様、今私は信じ告白します。

すべてのことは私のためであり、
それは、恵みがますます多くの人々に及んで感謝が満ちあふれ、
神の栄光が現われるようになるためです。
ハレルヤ、主よ、感謝します。
主イエス・キリストの御名によって、
アーメン！

すでに持っています

『私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、
あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。』
第一ヨハネ5：13


イエスさまを神の御子キリストと信じているなら、すでに永遠のいのちを持っています。
罪の赦しと永遠のいのちを与えるために、神様は何の交換条件も要求されません。
ただ、信じるだけで与えられるのです。
全てが神の誉れとなり、人の功績がほめたたえられないためです。
全ては恵みです。代価は全てイエス様が十字架で支払ってくださいました。
Hallelujah！

そして、信じて「従う」時、その恵みが実際にどいうものなのかを、体験することができます。
信じて受け取り、実行して体験するのです。


祈り

恵み深い主よ、感謝します。
あなたの恵みによって、私が永遠のいのちをすでに持っていることを、
心と身体と霊で知ることができますように。
体験的に知ることができますように。
主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！

すべてのことはあなたがたのため

『すべてのことはあなたがたのためであり、
それは、恵みがますます多くの人々に及んで感謝が満ちあふれ、
神の栄光が現われるようになるためです。』
第二コリント4：15


すべてのことは必ず私たちにとって益となります。
神様が働いてくださるのです。

ところで、
益になるとは、どういう意味でしょうか？
儲かるとか、得をするということではありません。
神の栄光がそこに顕れるということです。

神の栄光を拝する事以上にすばらしいことはありません。
神の栄光が顕れるために、私たちは喜んで生き、働き、食べ、休み、寝て起きて、そして死ぬのです。
私たちが神様とともに歩んでいるなら、すべてのことを通して、神様が栄光を顕して下さいます。
主役は神様です。
監督も神様、演出も神様です。
私たちはただ、主にあってベストをつくすのみです。

シャローム！

祈り

主よ、御名をあがめさせたまえ。
あなたが私の人生の主役です。
あなたの栄光を私の今日の一日を通してあらわして下さい。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン！

何に頼ったら？

『【主】はこう仰せられる。
「知恵ある者は自分の知恵を誇るな。
つわものは自分の強さを誇るな。
富む者は自分の富を誇るな。
誇る者は、ただ、これを誇れ。
悟りを得て、わたしを知っていることを。
わたしは【主】であって、
地に恵みと公義と正義を行う者であり、
わたしがこれらのことを喜ぶからだ。』
エレミヤ9：23-24


自分の力、自分の知恵、能力、たかが知れています。
どんなにがんばっても超えられない壁が目の前に次々に現れます。
早く悟って神様の愛と力と神性によりすがるほうが良いに決まっています。
神様に全面降伏して、すべてをお任せしませんか？

祈り

主よ、私の誇り、私の力、私の希望。
人にはできないことも、主よ、あなたにはできます。
あなたこそ私の神、私の救い主、私の主。
今日の一日をあなたにゆだねます。
主イエス様の御名によって、
アーメン！

恵みの上にさらに恵みを

『私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。』
ヨハネ1：16


律法はモーセによって与えられましたが、恵みはイエス様によって実現しました。
恵みとは受ける資格のないものに与えられるという意味です。
私たちは神様に愛されたり祝福されるにはほど遠い罪人ですが、
恵みによって神の子供とされ、祝福を受け継ぐものとされました。
全ては私たちの行いにはよらず、主ご自身のご決断とみわざによって成されました。

今日も主の恵みで満たされますように・・・。シャローム！

祈り

恵み深い主なる神様、
今日も私に、あなたの満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを注いでください。
感謝と讃美をもって、主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン！

生きるにしても、死ぬにしても

『私たちの中でだれひとりとして、自分のために生きている者はなく、また自分のために死ぬ者もありません。
もし生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主のために死ぬのです。
ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。
キリストは、死んだ人にとっても、生きている人にとっても、
その主となるために、死んで、また生きられたのです。』
ローマ14：7－9


イエス様が私たちの主であるならば、
私たちの生きる意味はキリストです。
キリストのために生き、キリストのために死ぬのです。
生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。
主にあるならば、生きることも死ぬことも、全て主がそこに栄光をあらわしてくださいます。
ただ主にあって生きることが重要なのです。
今日のみことばをそのまま自分の祈りとして祈りましょう。
シャローム！

祈り

『私の主、私の神、私の救い主、「主」よ、
私たちの中でだれひとりとして、自分のために生きている者はなく、また自分のために死ぬ者もありません。
もし生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主のために死ぬのです。
ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私は主のものです。
キリストは、死んだ人にとっても、生きている人にとっても、
その主となるために、死んで、また生きられたのです。
主イエス・キリストの御名によって、アーメン！』