遠州のかめの『山へ行かざぁ』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

恵那山(南信) 2013-09-21

2013年09月26日 | ・恵那山

恵那山(えなさん 2192m) 天気:晴れ

 今日も会社の仲間と山へ向かう。4時に出発して広河原の駐車場には7時前に到着。駐車場はほぼ一杯。すぐにマイクロバスが上がってきて満杯になった。

 ↓広河原駐車場

 舗装の林道を30分進んで登山口に到着。マイクロバスで来た団体さんが休憩中だ。登山口の水場は良く出ているが、団体さんが出発しそうだったので、ペットボトルの水を1本だけ入れ換えたら出発する。登山道は林道を離れて左の川を渡る。ここの丸木橋は先週の台風で破損したが地元が直ぐに修復した、とネットに載っていた。

 ↓丸木橋で対岸に渡る

 橋を渡ったら対岸から斜面を登る。道はジグザグについているが大きな石が多く歩きにくい。2/10標識で一本、ここからは落葉松に笹原の道になり、淡々とした登りは登山口から70分で標識の有る尾根の終端に乗る。

 ↓標識尾根

 やっとここから尾根道なのだが、笹が大きく育って道に覆いかぶさっている。ダケカンバの林を抜けると少しずつ展望が開けてくる。

 ↓真面目な性格の相棒

 恵那山でこんな笹藪は初めてだ。登山道なんて刈り払いをしないとすぐに笹に埋もれてしまうんですね。自然の力は大きい。

 ↓緑の尾根

 笹の尾根に出れば展望が開ける。左に南アルプスが並び、少し登れば後ろには中央アルプスが見えてくる。「この辺りは春先には素敵な雪の尾根になるんだよ」、と相棒に得意げに話してあげる。

 ↓南アルプス

 ↓中央アルプス

 もう少し登れば御嶽、乗鞍、槍穂がうっすらと見える。さすがに遠くはすっきりとは見られない。

 ↓御嶽、乗鞍、槍穂

 笹の尾根は陽が射して暑い。県界尾根が目の前に低く見えてくると登山道は樹林に入り、急登をこなせば消えかかった標識の有る県界尾根に乗る。冬道はとうせんぼして有るが、笹薮の踏み跡は結構はっきりと付いている様だ。

 ↓県界尾根の道

 県界尾根から最後の登りにかかる。急ではないが岩ごろで歩きにくい。お約束のニセピークを過ぎれば一登りで展望台の有る三角点山頂に到着する。到着時の山頂は無人だったが、すぐに何人もの登山者が到着して賑やかになった。山頂標識の前で記念写真を撮りあうが、ふとみれば例の丸い私設標識が無くなっていた。

 ↓展望台の有る三角点山頂

 ↓すっきりした山頂標識

 

 山頂から避難小屋に向かう。山頂高原は木の緑と空の青が濃くて鮮やかだ。台風の後は良い天気が続いていたので、ぬかるんだところはほとんど無い。

 ↓避難小屋に向かう道

 山頂高原から樹林に入って一度下れば、トイレ棟の脇を抜けて山頂避難小屋に着いた。時間は11時。天気が良いので岩の上は人でいっぱいだが、小屋の周りは思ったほどの混み様では無い。

 ↓山頂避難小屋

 小屋の脇で昼食にする。今日は天気が良くて暑い。半袖で歩いてきたが、むき出しの腕が日焼けしてヒリヒリしている。ラーメンとおむすびの昼食後は、お約束の展望地と三乃宮社に散歩に行こう。

 ↓展望地からの中央アルプス

 

 ↓三乃宮社から前宮ルートの尾根

 

 三乃宮社から引き返したら避難小屋の中でチョッと昼寝しよう、、と思ったが、外がうるさいので眠れない。小屋の前で陽にあたりながらダラダラと休憩する。おっと、もう1時になるぞ。さぁ帰りましょうか。

 ↓今日の相棒。あだ名はクリリン。私はかめ仙人。

 帰りは何人もの登山者に抜かれながらのんびりと下る。「今日は暑かったが、来年の残雪期にまた来ようぜ、クリリン」

 

  TIME

広河原駐車場(7:00)-登山口(7:35)-尾根標識(8:55)-県界尾根(10:15)-(10:45)三角点(10:55)-(11:05)避難小屋-三乃宮社-避難小屋(12:50)-県界尾根(13:25)-尾根標識(14:25)-登山口(15:30)-(15:55)駐車場


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