木曽駒ケ岳(きそこまがたけ) 2956m 天気:晴れ
今週もまさかの連続木曽駒ケ岳。遊びに来ている三女の婿様を連れ出して、朝の4時に出発。三女の方は「行くわけ無いじゃん!」という事で、、男二人で気楽なアルプスハイキングに行きましょう。日本の近くで台風が発生した様だけど、土曜日のうちは大丈夫でしょう。
↓ロープウェイ
今日は菅の台に6時に着いたが、すでに駐車場はほぼ満車。バス待ちの行列は駐車場の端まで伸びている。100mはあるなぁ。待つこと1時間、やっと7時過ぎのバスに乗った。しらび平に着いてロープウェイの待ち行列に並ぶと、行列はあっと言う間にどんどんと伸びていく。こんな朝から係員がロープウェイの整理券の準備を始めた。千畳敷に着いたのは8時20分頃。やっぱり日の出前に着いて1番バスに乗らなきゃだめですね。
↓千畳敷。チョッと雲が多いか・・
山の上には青空も見えるが、伊那谷は雲の海だ。上空にも雲が多く、天気の先行きは怪しそうだ。台風は月曜日に上陸の予報なので、天気が持つのは今日までかな。千畳敷は秋の装いの準備中の様で、花も無く紅葉も無く、ナナカマドの実が赤いだけだ。今年はコバイケイソウの当たり年だったが、今は一面にコバイケイソウの実がなっている。
↓コバイケイソウの実
もっと寒いかと思ったがそれ程でもない。八丁坂は人が列になっているが渋滞というほどでは無い。ん~、風が無く気温が高いぞ。途中で長袖を脱いで半袖のシャツ一枚で登る。真夏の登山と同じだなぁ。今日は45分で乗越浄土へ登る。
↓乗越浄土
今日もやっぱり宝剣岳はパスして中岳へ向かう。遠くに槍穂がなんとか見えているが、今日は雲が多くて展望は望めないかな。
↓中岳から木曽駒ケ岳
今日もやっぱり上の巻道を通って木曽頂上小屋を通ってから山頂へ向かう。巻道へ入れば人っ子一人いない静かな道になる。見れば木曽谷も雲に満たされている。10分もかからずに木曽頂上小屋の前に出る。ここのコマクサはもう咲いていなかった。そりゃもう9月だもんね。木曽頂上小屋からは景色の良い道をわずかに登ればすぐに山頂に到着する。
↓空木岳、三の沢岳、木曽頂上小屋、婿殿
そんでもって、山頂に到着すれば、やっぱり人だらけですし。
↓ここは観光地か。あっ、そうですね。。
人は多いが、山頂は広い。チョッと早いが空いている場所で昼飯にする。伊那谷からはガスがどんどん上がってくる。上空は雲が多くなってきて槍穂は見えなくなってしまった。帰りのロープウェイの待ち時間が気になるので、チョッと早めに出発しよう。今日も馬の背尾根を下るが、濃ヶ池へは向かわずに分岐を中岳の鞍部へ戻る。なので、中岳でまだ12時前だ。「宝剣岳寄ってく?」。「山頂直下で渋滞してるのが見えます」。「あれ位いなら短い方だよ」。
↓行ってみますか。
高い所は苦手だという婿殿。何も言わずニヤニヤしながらザックをデポして宝剣岳へ向かう。山頂直下の最後のトラバースの手前で、女性の係員が登りと下りの人の交通整理をしていた。20分位い待ってやっと宝剣岳に到着する。
↓宝剣岳の登り
山頂で順番に写真を撮りあう。ピークの岩に立つ人も何人か居る。婿殿はとても立てませんと岩の下で諦めるが、いやいや高所恐怖症であのトラバースを良く歩きましたね。次は又だまして反対側から登りましょうかネ。。
↓山頂は狭い岩場
さぁて帰りましょう。13:40に千畳敷に到着。ロープウェイは拍子抜けの整理券無し。14時にはロープウェイに乗って15時過ぎに菅の台に帰ってきた。
↓帰りのロープウェイはガスの海に急速潜航、よーそろ~。。
さぁ、早く帰ってビール飲もうぜ。
ところで、かめさん、テン泊山行はトレーニングしただけですか。う~ん、だって重たいんだもん・・
TIME
千畳敷(8:35)-乗越浄土(9:25)-(10:30)木曽駒ケ岳(11:15)-宝剣岳分岐(12:05)-宝剣岳(12:45)-乗越浄土-(13:40)千畳敷