北海道で西武ライオンズを応援する会

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スト回避の方策は

2004年09月07日 23時33分01秒 | 西武ライオンズ
昨日の記事で「ストライキ支持宣言!」を発しましたが、もちろん、一西武ファンとしては「何が何でもストありき」ではありません。首位争い、個人タイトル争いなど、スト決行の場合に与える影響は甚大です。

ストが予定されている今週末は、札幌から西武ドームへ遠征する予定ですから、このままストが決行されれば試合を見られずに帰ってくることでしょう。正直なところ、せっかくお金を使って見に行くのにストで試合がないというのは辛いです。

それでもスト支持宣言をしたのは、ストを回避するための方策がまだ残されていると考えたからです。

(1)選手会が要求する「近鉄・オリックス合併凍結」についても、ライブドアが買収又は新規参入の意向を表している以上、その結論が出るまでの期間、凍結することは可能と考えます。

(2)ドラフト制度改革や放映権料の一括管理などに手をつけないまま球団合併を行っても、早期に今回と同じような問題が発生することは明らかです。たとえ野球協約に明確な規定がないとしても、コミッショナーが指導力を発揮してこの問題に手を付けることは可能です。それをしないまま、単に球団合併・削減を行っても無駄でしょう。そこを改善しないまま合併に突き進む根来コミッショナーおよびオーナー一味にこそ、今回のストライキ騒動を引き起こした責任があります。
この問題に対する明確な解決策を提示することで、選手会の理解を得てストを回避するよう努力することができます。

「しょせん金持ち同士のけんか」という考え方にはまってストに反対するなら、それは経営陣の思うツボであると私は考えます。そもそも、年俸交渉の席で選手に4億、5億払うと決めたのは選手ではなく球団経営陣です。経営が苦しいなら、内情を説明して減額を求めるか、メジャーやFAでの放出という手段もあったにもかかわらず、支払う事を決めたわけです。それをいまさらになって「高給取り」とか「個人事業主」扱いするのはお門違いもいいところ。それに、今回のストには、労組のある選手本人以外にも裏方で働く多くの球団関係者の雇用もかかっているのです。

ですから、今回のストについては、

選手会からボールは投げられた。どう打ち返すかはオーナー達次第である。

と申し上げておきます。

とりとめのない文章になってしまいました。
ご容赦ください。m(__)m