今年の5月が来れば、私も後期高齢者となる。昨年12月、免許の高齢者講習の通知が来て、つくずく認識せざる得なかった。周りを見渡しても、ほとんどの方が高齢者の先輩だ。昨年秋、近くの高齢者所有の庭にしぶ柿の実が沢山実って、熟したのが道路に散乱していた。誰も食することもなく、歩道を通る人に当たらないか、きが気ではなかった。立派な柿なのに、もったいないなと感じた。
年が明けても、まだ沢山の実がついたままで木上で見事な干し柿?になって、小鳥たちの群れが大喜びで、ついばんでいた。何となく空に映った柿の実を見つめていると、高齢化の社会の一面を見ているようで、むなしさを感じた。老いることが現実身になってきたら、こんな自然の成り行きにも結び付けて、考えるようになった自分に苦笑い。
町内のボランティア活動などで、先輩方に「転ばないようにして下さいね。骨折に結び付きますから。」と常にお声掛けしている。と・・・用事を済ませ駐車場で、バックの中のキーを出そうと、歩きながら探していたら、車止めに足をとられすってんてんと転んだのだ。片手と片膝をコンクリートの上に、「あいたた」痛みが走る。その時先輩の言われた事が思い出された。道で転んだ時、痛みより先に周りに人がいないか、まず見渡す。(笑)実際私もその通りだった。幸いにも手の方はどうもなかった。膝は擦り傷で2~3日ヒリヒリしていた。反省しきりだが多分そのうち、また繰り返すだろう。それが老いるという来る波には勝てない現実かもしれない。
明るいニュースもひとつ。近くの花壇に春を待ちきれず、3センチぐらいの小さな苗に可愛い菜の花が咲いていた。春はもうそこまで来てるよ。
木の上で干し柿に・・・柿 花言葉<自然美・やさしさ>
菜の花 花言葉<小さな幸せ・明るさ>
山茶花と水仙 水仙の花言葉<うぬぼれ・自己愛>