気になること&【子供を放射能から守る会@かごしま】

気になる事・・何故こんな世の中になっていくんだろうか?
子供たちを守るのは大人の責任、私達に出来ることは何?

『子供を放射能から守る会@かごしま』2月25日ミーティング報告

2012年02月26日 | 子供を放射能から守る会@かごしま
2月25日(土)
『子供を放射能から守る会@かごしま』
昼間ミーティングの要望がありましたので、この日に13:00から行いました。

参加者は新しい方、遠くは大隅から2名の計6名とお子さん達がいらっしゃいました。
皆さんの熱い気持ちも伝わってきました。
本当にありがとうございました。

ミーティング報告

1:会としての正式なブログ作成
(このブログではカテゴリの中だけなので、きっと分かりづらいと思う…私個人の意見)
2:メーリングリスト作成
(参加人数も多くなり遠くの方々とも情報を共有するため)
3:学校給食アンケート+焼却炉施設放射性物質モニタリング要望書(焼却施設が有る所)を県内の自治体へ送付
(43自治体なので残り34自治体 今月中に発送予定)
4:ガレキ公開質問状+3アンケート、要望書を取りまとめて発表をする
5:3.11ではパネル展をし事故後の異変を伝え、食についてのアンケートを取る。
6:パネル展を開催+学校給食放射性物質濃度測定要望賛同署名運動
7:会として継続するために毎月会費&カンパを募る&通帳作成
(それぞれ個人でしていたので限りがある)

以上の事と担当者が決まりました。

今後とも宜しくお願い致します。

川内原発立地自治体並びに隣接する30㌔圏内自治体への要請キャラバン終了しました。

2012年02月25日 | 原発
川内原発立地自治体並びに隣接する30㌔圏内自治体7市2町(首長と議会議長)と2JA(組合長)への要請キャラバン

2月20日と21日で
『子供を放射能から守る会@かごしま』から給食に関するアンケートと焼却施設での放射性物質濃度モニタリング要望を各自治体へ提出しました。
『反原発・かごしまネット』から川内原発1・2号機再稼働に同意しないことを求める要望書を提出

※あらら…PDFファイルが見れない、後日リンクしなおします。
 
第1日目のキャラバンが終わり
私は、その時の自治体の反応が知りたくてしょうがなかった…
そんな時、ケイ&リルさんからアドバイス
体内被曝についてもっと知らせたほうが良いと
それから、どのように伝えれば良いのか迷った
そして、3.11以降の異変を伝えれば良いのではと思い
植物の異変
動物の異変
そしてチェルノブイリ
それらの写真を捜し資料作り…やっと出来たかと思うと2日目の朝4時
ちょっと仮眠をとり…いざ出陣
短い時間の中、必死に伝えた

そうすると、何も知らなかった数名の男性の目が潤んでいた…。
原発事故は遠い地で起こり、ネットで検索しなければ、ここ鹿児島には現状が伝わって居ないのが事実。
改めて思った、多くの人へこの異変を伝えなければならないと…



2日間の記録はうみさんのブログで紹介してあります。
是非、ご覧ください。

平成24年3月の鹿児島活動予定表

2012年02月25日 | 活動予定表
原発・子供・動物 何かしたい…
だけど、何もわからない
気になること…聞きたい
どなたでも参加できますので、
日程の都合がついたら、是非お立ち寄りください。


3月5日~9日【『3.11さよなら原発 かごしま』へ向けて脱原発懇話会 開催します。
一緒に語りませんか

(ぼんぼん倶楽部&まちづくり県民会議&反原発・かごしまネット主催)
以下★印が日程とテーマです。
★3月5日(月)『ホントなの? 原発と地球温暖化』 
  18:30~20:30 ボランティアセンター 4階 活動室2
  
★3月6日(火)『どうなるの? 原発と瓦礫処分、食品』
  18:30~20:30 サンエールかごしま 2階 小研修室2
 
★3月7日(水)『だいじょうぶ? 原発と農水産物』
  18:30~20:30 サンエールかごしま 2階 小研修室2

★3月8日(木)『知ってましたか? 原発と活断層、温排水、ストレステスト』
  18:30~20:30 サンエールかごしま 2階 小研修室2
  
★3月9日(金)『どうなっているの? 原発と処分場』  
  18:30~20:30 サンエールかごしま 2階 小研修室2
  
  連絡先:090-7929-8520 080-2720-0031


3月6日(火)
反原発ネットミーティング
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール2F 小研修室3

3月10日(土)
3.11前日企画
【福島を考える】

福島からの避難者のお話
関東からの避難者のお話
脱原発いのちの闘争上映会
時間:14:00~16:30
場所:かごしま環境未来館2階
資料代:800円
連絡先:099-248-5455(実行委員会事務局)

3月11日(日)
3.11さよなら原発! かごしまパレード
●太陽の広場にて(被災支援チャリティーマーケット NO NUKES ライブ)
時間:AM10:00~13:00
場所:鹿児島中央駅東口駅前広場
●さよなら原発集会
脱原発リレートーク
時間:13:00~14:00
●NO NUKES パレード
コース:鹿児島中央駅~天文館を往復
時間:14:00~17:00
連絡先:099-248-5455(実行委員会事務局)



3月13日(火)

反原発ネットミーティング
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール2F 小研修室1


3月17日(土)

子どもを放射能から守る会かごしまミーティング
緊急ミーティング


3月19日(月)

子どもを放射能から守る会かごしまミーティング
緊急行動
鹿児島県議会、伊藤知事へ瓦礫に関する要望書&質問書を提出しに行きます。
アポなしの上、議会中なのでどうなるかわかりませんが来れる方は是非どうぞ。
PM1:30~


3月21日(水)

反原発ネットミーティング変更→3.11実行委員会
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール2F 小研修室2 変更→中研修室1・2


3月24日(土)

子どもを放射能から守る会かごしま 緊急チラシ配布キャンペーン
ガレキに関するチラシを天文館で配布します。
手伝ってくださる方募集です。(緊急なので、人数が少ないですよろしく)
場所:天文館、献血センター前
時間:14:00~16:00(予定)



3月26日(月)

放射能汚染された食品から体を守る (主催:ぼんぼん倶楽部)
場所:ボランティアセンター
時間:18:30~20:30


3月27日(火)

反原発ネットミーティング
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール2F 小研修室2


3月30日(金)

子どもを放射能から守る会かごしまミーティング
時間:PM6:30~PM8:30
場所:ボランティアセンター 4F活動室1


3月31日(土)

ぼんぼん倶楽部&まちづくり県民会議&反原発・かごしまネット主催、続 懇話会
場所:サンエール鹿児島 2F 小研修室
時間:14:00~16:00





2月17日、連合愛媛が、東日本大震災で発生したがれきの受け入れ要請書を愛媛県に提出を決めた

2012年02月24日 | 原発
やばいよ愛媛…放射性物質瓦礫受け入れてどうする。

放射性物質はセシウムだけじゃないんだよ! 
ストロンチウム・プルトニウムを始めとする核種すら検査せず,
またカドミウム,ヒ素,シアン化合物,六価クロム,
ダイオキシンを始めとする有害化学物質を含んでいる
汚染がれきを拡散させるな!!

 【緊急】 九州地方,四国・中国・近畿・中部地方,
西日本地域内の各県・各市町村による放射性物質・
高濃度有害化学物質・放射能汚染瓦礫・
汚染物受け入れ,断固反対!【各県市町村連絡先】


愛媛県内労働組合員約5万人から構成される
連合愛媛が県民・周辺県民(最低でも半径400km範囲内)の
生命・健康を著しく傷害させようと放射性物質・有害化学物質・
放射能汚染瓦礫・汚染物を受け入れるように愛媛県に要請。

089-941-0500 fax089-947-8010 
連合愛媛へ問い合わせましょう
※2月17日、連合愛媛が、東日本大震災で発生したがれきの処理について、愛媛県内での受け入れ実現に向けた取り組みを求める要請書を愛媛県に提出することを決めた。 

以上LifeStyle-mimi さんより情報提供


緊急全国署名

STOP!放射能ごみプロジェクトチーム
バラまかないで!震災がれき 燃やさないで!放射能ごみ
~放射性物質に汚染された廃棄物についての要望書~
(署名お願いします)

◆須賀川・郡山で二週連続、保養・避難の相談会を開催

2012年02月24日 | 被災者支援
保養・避難の相談会

3月3日=須賀川市
 時間:11時~15時
 場所:須賀川市中央公民館(須賀川市八幡町134)

 3月10日=郡山市
 時間:13時~17時
 場所:ビッグアイ市民プラザ(郡山市駅前2-11-1)
  (「原発いらない地球のつどい」のなか
  

 福島からの人を受け入れている各地の団体が、須賀川・郡山で、
 春休みや週末・連休の保養などについて説明します。
 避難・移住の相談にも乗ります。
 抱えている悩みや不安についてのお話も伺います。

 ご家族でも、お子さんとでも、おひとりでも、ご来場ください。
(同じ会場でお子さんを遊ばせながらお話が出来ます。)

 放射能汚染地から離れたところでほよ~んと心と身体を休めて、
元気を充電しませんか?

◆その他よろずのご相談、お待ちしています~。

 よくある相談内容
・保養や避難、防御について、家族の理解が得られない。
・温度差があって、放射能の心配を誰にも打ち明けられない。
・保養や避難に興味があるが、具体的にどうしたらいいか分からない。


◆相談会参加予定団体
 3日須賀川=札幌・むすびば(北海道)、母子週末保養プロジェクト
 ちいさなたび(宮城)、毎週末山形(山形)、放射能からいのちを守
 る山梨ネットワーク(山梨)など。
 10日(郡山)=母子疎開ネットワークhahako(全国)、国際自然
 大学校(栃木)、放射能からいのちを守る山梨ネットワーク(山梨)
 京都避難者支援ネットワーク(京都)、など。


 主催:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
   
 問い合わせ:小河原律香・早尾貴紀(070-6615-2989)

川内原発立地自治体・隣接する30㌔圏内7市2町(首長と議会議長)と2JA(組合長)への要請キャラバン

2012年02月16日 | 原発

 反原発かごしまネットでは、昨年の8月に引き続き、九州電力の再稼働の動きに対する、川内原発立地自治体並びに隣接する30㌔圏内自治体7市2町(首長と議会議長)と2JA(組合長)への要請キャラバンをとり組みます。
 現在、国や原子力安全・保安院は、ストレステストの評価結果の意見聴取会を開催し、再稼働の条件を整えつつ、総理大臣など関係4閣僚による政治判断を行い、地元了解に向けて圧力を強めてきています。

 キャラバン当日、出発集会を2月20日8:00~から開催します。

 各自治体首長と議会議長に
 「住民のいのちとくらしを守るため-「川内原発1・2号機再稼働に同意しないことを求める」要望書
 を提出します。

 時間の都合のつく方は、お近くの自治体へ、是非、足をお運び下さい!!

■キャラバン日程
(1) 日程:2012年2月20日(月)~2月21日(火)

(2) キャラバン出発集会:2012年2月20日(月)8:00~8:10  鹿児島県「教育会館」前

(3) 自治体への訪問要請日程
1)2月20日(月) 出水市(10:00)―長島町(13:00)―阿久根市(14:40) ―薩摩川内市(16:10)
2)2月21日(火) さつま町(9:00)―いちき串木野市(11:20)―日置市(13:00) ―鹿児島市(14:40)―姶良市(16:20)

(4) JA訪問日程
1)2月20日(月) JA鹿児島いずみ (11:00~11:30)
2)2月21日(火) JA北さつま (9:40~10:10)

■要望事項
【九州電力の再稼働の動きに対する、川内原発立地自治体並びに隣接する自治体への要望事項】
1.九州電力は、川内原発1・2号の運転再開をやめること。
2.原子力安全・保安院は、隣接自治体等での住民説明会を開催すること。住民の理解なしに運転再開を許可しないようにすること。
3.九州電力は、阿久根市や日置市など隣接市町と、すみやかに立地自治体並みの安全協定を締結すること。
4.政府は、国会設置の事故調査委員会による福島第一原発事故の実態・原因究明を尊重し、少なくともそれまでは再稼働を認めないこと。

 九州電力及び国、鹿児島県、原子力安全・保安院に対して、以上のことを求めて下さい。

【子供を放射能から守る会@かごしま】からは

1)焼却施設でのモニタリング 要望書
2)給食に関するアンケートを提出します。


お近くの方は是非いらしてください。
皆で止めよう原発・皆で守ろう子供たち


平成24年2月の鹿児島活動予定表

2012年02月16日 | 活動予定表
原発・子供・動物 何かしたい…
だけど、何もわからない
気になること…聞きたい
どなたでも参加できますので、
日程の都合がついたら、是非お立ち寄りください。


※変更 9日【子供を放射能から守る会 かごしま】 4階→5階の小会議室3に変更


2月7日(火)

反原発ネットミーティング
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール2F 小研修室1

2月9日(木)
子どもを放射能から守る会かごしまミーティング
時間:PM6:30~PM8:30
場所:ボランティアセンター 4F→変更 5F小会議室3になりました。


2月14日(火)

さよなら原発! 3.11鹿児島集会実行委員会
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール4F 中研修室1・2


2月19日(日)

鹿児島初毛皮反対デモ
鹿児島中央駅の若き薩摩の群像の広場から出発
天文館でアピールして中央駅へ
時間:13時~
 楽しく皆でパレード どんな格好でアピールする?

19日★川内原発訴訟説明会
場所:鹿児島市中央公民館

2月20日・21日 
脱原発キャラバン隊 決まりました

【反原発かごしまネット】から
各自治体首長と議会議長に
「住民のいのちとくらしを守るため-「川内原発1・2号機再稼働に同意しないことを求める」要望書
【子供を放射能から守る会@かごしま】からは
焼却施設でのモニタリング 要望書
学校給食に関するアンケート 
日程等の詳しい情報はコチラです。




2月21日(火)

反原発ネットミーティング
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール2F 小研修室2

2月25日(土)
子どもを放射能から守る会かごしまミーティング
時間:PM1:00~PM3:00(会場は夕方まで借りていますので若干延長ありかも…)
場所:鴨池公民館の一階幼児室
(ここは会場費が350円掛かります、申し訳ないのですが人数割させて頂くと思います。)


2月26日(日)
命の為にNO FUR DAY アクション 予定(妨害してくる企業が多いので)
場所:鹿児島中央駅前


2月27日(月)

原発と避難 (主催:ぼんぼん倶楽部)
場所:ボランティアセンター
時間:PM7時~8時30分
提言者:避難者


2月28日(火)

反原発ネットミーティング
時間:PM7:00~PM9:00
場所:サンエール2F 小研修室2


給食の放射能測定自治体一覧

2012年02月11日 | 子供を放射能から守る会@かごしま
まだまだ、少ない学校給食放射能測定
他にもあるようでしたらお知らせください。(只今49自治体)2月26日現在

測定方法、検出限界値等、自治体により全く違いますので保護者の方はよく調べてくださいね。
わからない所は各自治体に問合せて下さいね。

 国立市ホームページお薦め、子供も親も現状を把握しやすい
そして何といっても「小金井市放射能測定器運営連絡協議会」は21年間測り続けて子供達の安全を願ってくれている市民団体だ。


<給食の放射能測定を行う自治体>

(北海道)

●札幌市
使用前日、納品業者に保管されているものの中から2品目程度抽出し、専門の検査機関でゲルマニウム半導体検出器を用いて測定
(1)放射性物質の検査対象とされている1都16県で生産された青果物
 (福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県、宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県、新潟県、長野県、埼玉県、東京都、山梨県、静岡県)
(2)上記生産地の食肉(鶏肉・牛肉)
(3)その他(魚介類)
検査後の対応について
  検査の結果、検出限界値である4ベクレル/kg以上の値が検出された場合は、念のため学校給食での使用を控えます。

(岩手県)
●北上市(岩手日報2/3付け)
学校給食で使用する食材の放射性物質測定機器を市内の3学校給食センターに1台ずつ整備する。
機器は放射性核種の分析が可能な機種で、3台の購入費は約800万円
野菜類など地場産品で使用量が多いものや調理後の給食を検査。結果は毎日、ホームページで公表する。公私立保育園などセンター以外の施設も空き時間帯を活用して検査を行う考えだ。

(新潟県)
長岡市や柏崎市含む20市町村で3月から検査を実施する予定


(福島県)
●福島市
ベラルーシ製の放射能測定器4台
小中学校と特別支援学校計73校
食材3~6品を測定
給食センターは週1回、単独給食実施校は月2回程度。
測定結果は福島市HP

●いわき市
各給食等施設で使用する食材(5品目程度)の放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137の放射能濃度(Bq/kg)
○使用測定器
・テクノエーピー社製 TS150Bベクレルモニター
・測定下限値      各核種20Bq/kg
・設置場所       平南部、小名浜、常磐給調 各1台

(宮城県)
●栗原市
ガンマ線スペクトロメーター
使用食材と調理後の給食
検出限界値は10Bq/kg
結果は2週間ごとに公表
台数を増やし市民向けの出張測定を計画
検査結果 栗原市HP

●登米市
月曜日から木曜日まで測定し、その結果を翌週火曜日に掲載します。
測定方法:Nal(T1)シンチレーションカウンターを用いたガンマ線ペクトロメーターによる測定
測定機器:簡易測定器(ベルト―ルドテクノロジーズ社製 LB2045)
測定場所:登米市衛生センター(エコランドとめ)
検査結果:市のHP

●富谷町
学校給食使用に使用する野菜等の放射線物質の検査を独自に行い、結果を公表いたします。
測定結果:市のHP

(山形県)2012年01月24日山形新聞より
県内の市町村が希望した場合、県が給食用食材の放射性物質検査を実施する考えを示した。(20市町村が実施を希望)
県教育委員会によると、希望する品目を市町村が献立の中から数種類選び、県の検査で安全を確認した上で調理する。事前に調達しやすい農産品が対象となる見通し。小中学校に加え公立幼稚園の給食も想定。検査料は無料で、新しい検査装置が導入される県環境科学研究センター(村山市)で対応する予定。

●山形市
学校給食の放射性物質検査の結果について

(栃木県)
●栃木市 
小山市教委は6日、市内の全小中学校に出されている給食について、1食分丸ごと放射性物質の検査を始めると発表した。1月16日分から実施する。昨年10月から給食食材1品を抽出した月1回の検査をし、基準値を超えたケースはないが、保護者がより安心感を抱けるようにとの措置。
学校教育課によると、対象の給食施設24カ所で調理後の給食を1週間分まとめてミキサーにかけ、放射性セシウムを測定。
結果は市のホームページで公開(1/7)

●小山市
小山市立小・中学校24施設ごとに各1品目程度の食材を定期的に抽出し、簡易測定器(Nal(TI)シンチレーションカウンター)による測定
※1 放射性ヨウ素はI-131、放射性セシウムはC-134とC-137の合計値です。
※2 「不検出」は、放射性物質が存在しない、または定量下限値であることを示しています。定量下限値とは、分析方法で分析種の定量が可能な最小値、分析機関が測定に基づき証明できる最小値です。定量下限値は次のとおりです。
(放射性ヨウ素20Bq/Kg、放射性セシウム50Bq/Kg)
※3 学校の給食食材の放射性物質の基準は、国が示す水・食品等の暫定規制値としています。
検査結果は 小山市HP

●那須塩原市
測定機関:株式会社那須環境技術センター(栃木県那須塩原市青木22番地152)
測定方法:ゲルマニウム半導体検出器による測定
検査結果:市のHP

(茨城県)
●つくば市
日立アロカメディカル製測定システム
2つの学校給食センターで毎日
使用食材2~3品目を前日に測定。公立保育所分も測定。
検出限界値は30Bq/kg。
検査結果は つくば市HP

●常総市
日立アロカメディカル製測定システム
小中学校19校と市立・私立の保育施設11か所が対象
毎日1品を測定
検出限界値30Bq/kgを市独自の規制値に。
検査結果は 常総市HP

●茨城町
町が独自に購入した簡易放射性物質検査機器を使用し、学校給食で使用する食材と町内で生産、採取された農畜水産物などの測定を20日から始める。(1/14)

●猿島郡境町
NaIシンチレーション検出器
ヨウ素-131、セシウム-134・137を検出・測定
検査結果は 境町HP

●小美玉市(24年1月22日追加)
2月1日から、食品放射能測定システム(シンチレーション検出器)による学校給食および市内産農産物の検査を始める。
平成24年1月25日(水)より電話での予約となり、農政課及び環境課にて受け付け。
学校給食は調理の前日に2品目を検査、食材の安全性を確認する。結果は市のホームページなどで公表。
希望があれば、民間保育園や幼稚園の給食についても検査を行う。
農産物については、家庭菜園なども含めた市内で生産された農畜産物全般が対象。
詳しくは 小美玉市HP

●宇都宮市
簡易測定器(ヨウ化ナトリウムシンチレーションスペクトロメータ)による簡易測定
学校・保育所・幼稚園等の給食食材の放射性物質の自主検査について
検査結果は 宇都宮市HP

●牛久市
2月3日より1日に1施設を選び給食ミキサー検査を実施しています。給食提供前に検査を行い、放射性物質が検出された場合は、予定された給食の提供を見合わせ、検査済みの代替食に変更する等
検査機器:「CAN-OSP-NAI」(日立アロカメディカル製)
検査結果:市のHP


(埼玉県)
(埼玉県が機器購入、貸与へ 国の補助の5台以内を想定している(1/11))
●川口市
福島市と同様の測定器(130万円)3台
全小中学校71校
使用量の多い食材3~6品目
南平学校給食センターで前日検査。
検出限界値は20Bq/kg。
検査結果は 川口市HP


●ふじみ野市
検査対象:月2回、対象施設を指定、5日分の給食提供食を検査機関に委託
検査方法:ゲルマニウム半導体検出器を使用したガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法(放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、137)
検出限界値は、1キログラム当たり10ベクレル以下。
検査結果:市のHPです。 

(千葉県)
●成田市
約五百万円で測定システムを導入し1月11日、同市玉造の市学校給食センターで、市立小中学校に提供する給食食材の放射性物質に関する検査を始めた。
生鮮食材から一種類を抽出し、毎日測定。
牛乳は1kg当たり50ベクレル、それ以外は同100ベクレルを基準とし、上回った場合は使わない。
結果は毎日公表する。
市内で生産された農産物の検査のため、市大栄支所にも同じシステムを設置し、十六日から測定を始める。市民農園や家庭菜園で栽培した野菜類も対象で、市民の希望に応じ、予約制で一日四件まで受け付ける。
問い合わせは市農政課=電0476(20)1541 (東京新聞より)

●松戸市
松戸市教育委員会では、学校給食で使用が予定される食材について、市が導入した簡易測定器による放射性物質のサンプリング検査を実施
※平成24年2月より、新しい測定器を導入いたしました。
検査機器:(株)テクノエーピー製 放射能測定装置(TN300Bベクレルモニター)
測定方法:1検体につき、630mlの試料を20分間かけて測定
検査結果:市のHP


(東京都)
●小金井市
小金井市放射能測定器運営連絡協議会
チェルノブイリ原発事故以来(1990年)食品の放射性セシウムを計り続けている
市に在住、在勤、在学する人が対象で、測定を希望する場合は、市経済課に申し込み、測定したい食品200CC分、用意
市の集会施設「上之原会館」にある「食品放射能測定室」で測定し、
結果を依頼主に報告し、ホームページでも公表しています。
放射性セシウム134と137を測定できます。検出限界値は10ベクレルです。

●町田市
ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメータによる核種分別法
小中学校の給食の放射線量検査
検査機関(財)東京顕微鏡院を開始した
2週間に1回の頻度で検査
検査結果は検査後1週間ほどで、町田市ホームページで公開

●東松山市(1/21東京新聞)
1月20日、市立小中学校や保育園の給食で、調理前に食材全部の放射性物質を毎日検査すると発表した。料理一品で使う食材を一度に調べ、検出限界値の1キロ当たり20ベクレル以上が検出された場合はその料理の提供をやめる。
今年三月にも測定器二台(一台約百五十万円)を購入し、試験運用を経て四月から本格的に検査を始める。市はこれまで月一回、提供後の給食の放射性物質検査をしているが、より安心してもらうのが目的という。

●国立市
学校給食に関してとても充実している国立市公式ホームページ
・学校給食食材の放射性物質測定結果
・給食用物資の産地について
・小中学校の給食こんだて
・アレルギー等、疾病の児童・生徒さんへの対応について


(神奈川県)

●横浜市
小学校1校を対象に使用予定の全食材を毎日、前日に検査
牛乳・パン・コメは横浜市衛生研究所
それ以外は2つの検査機関に委託
検出限界値は3Bq/kg。
検査結果は 横浜市教育委員会

●横須賀市
小学児童への提供食1食分を、1週間(5日分)ごとに検査機関で事後測定
月1回、3品目ずつの事前サンプリング測定も実施中
検出限界値は1Bq/kg前後
検査結果は 横須賀市HP

●藤沢市
株式会社エヌ・イー サポート(平成24年1月11日~  )
平成24年1月11日から週4日(月~木)、翌日の食材1品目を検査
学校給食では、検査結果が40Bq/kgを超えた食材については、使用を控える
検査結果は 藤沢市HP

●綾瀬市
測定機関:民間検査機関(財団法人新日本検定協会SK横浜分析センター)
今年度学校給食期間:平成23年9月5日(月)から24年3月16日(金)
測定方法:給食で使用する食材の中から毎週1検体を選定し、使用する日(毎週水曜日を予定)の前日に放射性核種分析を行います。
測定結果の公表:測定日の翌日(水曜日を予定)に当ホームページで公表

●足柄下郡真鶴町 
まなづる小学校で1月11日から、学校給食食材の放射能測定が始まった。
PTAを含む「学校給食事業検討委員会」などの意見を参考に、青木健町長が発案したもので、12月議会で測定機器の導入が決まっていた。
機材はベラルーシ製で約142万円。

●海老名市
学校給食における放射性物質(放射性ヨウ素131、放射性セシウム134および同137)の検査
検査方法:(財)日本冷凍食品検査協会 ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析検査 (測定時間 2,000秒)
検査結果:市のHP

●鎌倉市
9月からは週1品目の放射性物質濃度の精密測定を民間検査機関に委託しています。このたびさらに食材の検査を充実するため、放射線簡易測定器と放射能簡易測定キットを使用して、給食食材の放射能簡易測定を実施します。
検査結果:市のHP

●厚木市
学校給食用食材の放射能濃度の測定を月2回程度実施しています。
今後も引続き月2回程度実施を予定しています。
検査機関:一般社団法人日本海事検定協会
検査結果:市のHP

(群馬県)
●桐生市
学校給食に使用する前の食材から数品目を選定して放射能測定検査を行い、安全を確認してから給食に使用
測定結果:市のHP

●みどり市
測定方法:シングルチャンネルアナライザー及びシンチレーション検出器で核種分析を「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に基づき測定
検査機関:(株)食環境衛生研究所(前橋市)
測定結果:市のHP

●館林市
月に1回程度、学校給食に使用する食材から数品目を選定し、放射能測定検査
測定器:NaIシンチレーションスペクトロメータ
検査結果:市のHP

●伊勢崎市
、給食食材への影響について、放射線量・放射性物質の測定結果
学校給食食材の放射能分析:検査機関(株)食環境衛生研究所(前橋市)
学校給食(調理後)の放射能分析:検査機関(社)群馬県薬剤師会
検査結果:市のHP

●相模原市
市立小中学校と保育所の給食で翌日使用する食材の一部について、週2回「事前検査」
市立小中学校と保育所の給食として実際に提供した「給食1食分」を1週間ごとにまとめて、週1回検査
検査結果:市のHP

●葉山町
問い合わせ先
葉山町教育委員会学校教育課 電話046-876-1111(内線7222)
葉山保育園         電話046-875-6246
葉山町立小学校及び保育園における提供給食の放射線量の測定結果(市のHP)

●愛川町
学校給食の放射線検査について、愛川町の山田登美夫町長は6日、実施へ向け検討していることを明かした。町議会12月定例会本会議で井上博明氏(共産)の一般質問に答えた。
町教育委員会によると、検査は民間調査機関に委託する方針


(長野県)

●松川町
放射線量測定器2台のうち、学校給食食材などの放射線量を計測する表面放射線量測定器1台が届いた。
 町によると、これまでは県が役場と松川北小学校で放射線量を測定したり、町が松川中央小と松川中の給食食材を検査機関に委託して測定しているが、よりきめ細かい計測を独自に行う必要があると判断した。(2/8中日新聞より)

●松本市
松本市、学校給食で放射線測定 ウクライナ基準を採用(中日新聞)
2011年10月4日から始まっていますと書いてあるのだけど松本市のHPで見つけられなかった。

(静岡県)

●掛川市
測定方法:NaI(Tl)シンチレーション検出器によるガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析     
測定時間:1,000秒/1検体
検体の容量:1L
学校給食で実際に提供した1食分を1週間(5日分)ごとにまとめて測定
測定結果:市のHP

(愛知県)

●春日井市
安心な学校給食を提供するため、食材の放射能測定装置を独自に購入する。
装置は重さが100キロ以上ある固定式で、固体から液体まで測定できる。
現在、機種を選定中。市内4カ所の調理場のうち、前並調理場(同市四ツ家町)に導入する方針。
給食に使うすべての食材の産地:ホームページで公表
≪いい話≫春日井市が16日に給食で使用する予定だったスキムミルクから、セシウムが検出されたことがわかった。市民からの情報提供により、使用にはストップがかかった。(セシウム合計16.8bq/kg)

(兵庫県)
●宝塚市(24年1月23日追加)
学校給食は、4月から放射能測定を実施し、ホームページで公表します。
給食の放射能測定の詳細につきましては、
教育委員会 学事課(0797-77-2039)までお問い合わせ下さい。

●神戸市
1.神戸市中央卸売市場(本場、東部市場)等において、厚生労働省が定めた「地方自治体における検査計画」に示された17都県産の農作物、水産物を中心に、毎週1回、市内の学校給食で使用する予定の食材1検体程度を検査します。
2.児童が食べる毎日の給食1食分(パン・米飯や牛乳、調理済の副食等を含むすべて)を、1週間分まとめて1検体とし、毎週1回検査します。
検査結果:神戸市HP

(京都府)

●京都市
学校給食に使用する食材の放射能検査結果
成24年1月23日の給食から,より一層,児童生徒の安全・安心を確保し,保護者の皆様にもご安心いただくため,平成24年4月から適用される予定の国の基準を先取りするとともに,一般食品については,当該新基準よりも厳しい基準である50ベクレル/kgを適用
検査結果:市のHP

(奈良県)
奈良市も始まるらしいのですが見つけられませんでした。


(福岡県)
●福岡市
福岡市の学校給食:福岡市教育委員会
福岡市が下記の(公財)福岡県学校給食会に依頼してるか分からないが一応福岡県学校給食会なのでここだろう。
(公財)福岡県学校給食会:
放射能検査要領
(1)検査委託先:財団法人日本冷凍食品検査協会
(2)検査方法:ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法
(3)検査項目:放射性核種(ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137)
  (4)対象自治体
     福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県、宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県、新潟県、長野県、埼玉県、東京都、山梨県、静岡県
※放射能検査結果

茨城ニュース(2011年12月24日 読売新聞)
食品中の放射性セシウムについて、茨城県内31市町村が独自に測定できる体制を整え、水戸、日立、牛久市など一部自治体は独自基準を設けて、学校給食の安全性を強化していることが読売新聞の調べでわかった。
 従来の暫定規制値より厳しい新規制値が来年4月から適用されることになり、給食の安全性の確保に戸惑う市町村もある。
 「食品が問題なんじゃなくて、国が信用できないということ。規制値を厳しくしたって不安解消にはならない」。県南のある市教委職員はいらだった様子で語った。この市は今秋から給食の食材を測定しているが、不安の尽きない保護者からこんな風に問いつめられる。「不検出って言っても測定できないだけでしょ。少しは含まれている可能性があるのに本当に安全なの」
 厚生労働省は食品中の規制値について、4月から肉や野菜などの「一般食品」は従来の1キロ・グラムあたり500ベクレルを5分の1の同100ベクレル、「牛乳・乳製品」を4分の1の同50ベクレル、「飲料水」を20分の1の同10ベクレルに厳格化する。県保健体育課は「国の規制値を超えてセシウムが検出されれば出荷自粛などがなされる。市場に出回っている食材は安全。給食に使って問題はない」との立場を貫く。
 学校給食の放射線量の測定は、すでに水戸、取手、北茨城、阿見、東海など22市町村が実施。那珂、守谷、城里など導入が決まっている9市町を加えると計31市町村で行われるようになる。
 各市町村によると、導入している放射能測定器は30ベクレルを検出限界値としている機器が多く、価格は300万~500万円と高額だ。消費者庁が貸与する制度もあるが、割り当てられるまでには時間がかかる。
 神栖市、潮来市、茨城町などは「導入するかどうか検討したい」としているが、鹿嶋、鉾田、大洗、八千代、五霞の5市町は測定器の導入に二の足を踏む。大洗町の担当者は「規制値の変更で現場に戸惑いはあるが、市場に出回っているものは安全と考えている」と説明する。
 独自に規制値を設ける自治体もある。10月に同30ベクレルまで測れる機器を導入した水戸市は、同200ベクレルの基準を設けた。市教委の担当者は「今回の変更を受け、さらに厳しい基準を設けるか検討したい」と話す。
 今月から測定を実施している日立市も検出限界値が同30ベクレルの機器を使用するが、「少しでも放射性物質が検出されればその食材は使用しない」(市教委)とし、事実上、規制値を同30ベクレルとして目を光らせる。同様の独自基準値は、常総市やつくばみらい市などでも採用しており、県の担当者は「各自治体が独自に規制値を設ける動きが広がっている」と説明。県は新規制値の適用に伴い、全市町村で給食食材の測定ができるように支援をしていく。



福島原発事故から命を考える 藤田祐幸さん講演とチェルノブイリハート上映

2012年02月11日 | 鹿児島・宮崎 イベント
藤田祐幸講演会in都城

3.11 福島原発事故から命を考える 藤田祐幸さん講演とチェルノブイリハート上映

   ●2月28(火) 
  第1部 PM 5:30 会場 6:00 開演

               チェルノブイリハート上映

  第2部 PM 7:00より  藤田祐幸 講演会

 
宮崎から川内原発を考える   原発事故による放射能汚染の現状

●場所 都城市 中央公民館 大会議室  0986-24-5969
●参加費 500円 (高校生まで無料)

●主催・申し込み・お問い合わせ 

0986-21-3068 (須股) 080-1746-6597 (水口) 

    託児あります (1歳児より 要申込み)

 原発と命を考える 都城市 北諸 実行委員会


藤田 祐幸 1972年より慶応義塾大学法学部教員、のち物理学教室助教授。1979年のスリーマイル島原発事故をきっかけに、立身出世や自分の興味からの物理学の研究を放棄して、原子力の問題をライフワークにしよう、

市民とともにある科学者の道を選ぼうと決意。以来 物理学者の立場から、放射能が人体と環境に及ぼす影響を訴え続けている。原子力発電や被曝労働の実態調査、チェルノブイリ原発周辺の汚染地域の調査、セルビア、コソボ、ボスニアでバグダッドとバスラでの劣化ウラン弾による被害状況と環境汚染の現地調査などに取り組んだ。今回の原発震災では、いち早く福島に入り放射能汚染による子供たちへの健康被害を訴えています。2007年原発震災を避けるため、関東から長崎県に移住。農的生活をしながら長崎県立大学シーボルト校非常勤講師を務める


チェルノブイリハート 1986年4月26日に起きた 旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所4号炉爆発事故により、放射性降下物があり、原発から半径30キロ以内はホットゾーンといわれる高濃度の汚染地域が 100か所以上点在し、農業畜産が全面的に禁止されている。それから16年、アメリカ人の女性ドキュメンタリー作家が、ベラルーシ共和国を訪れ、いまなお 被爆被害に苦しむ人々の姿をつづったドキュメンタリー映画。チェルノブイリ・ハートとは、“穴のあいた心臓”、“生まれつき重度の疾患を持つ子供”の意味である。ベラルーシでは現在でも、新生児の85%が何らかの障害を持っている。


藤田さんの講演会は ●2/29 小林社会福祉センター ●3/1 宮崎市民プラザ/オルブライトホール ●3/2 延岡市カルチャープラザ/ハーモニーホールにて行われます。

学校給食からお弁当へ変えるため、愛情もって頑張ったお母さんのお話(原発事故から遠い鹿児島にて)

2012年02月11日 | 子供を放射能から守る会@かごしま
原発事故から遠い鹿児島で子供の食の安全について分かって貰うと言う事はとても、難しいのですが…。
このお母さん突破口を作ってくれました。
(私は、涙が出るぐらい嬉しかった、抱きしめに行きたいぐらいだった…。)
自分のお子さんの為に、皆さんも話してみませんか?

お母さんと学校との話し合いです。

是非読んでください。
以下転載


水曜日に校長と話し合いをしてきました。

息子と夕方校長室前で待ち合わせ。

これまで7か月間、食材に関してピリピリした生活を送ってきました。

息子を送り出すとき、いつも

「車に気を付けてね」

と言い続ける毎日。

県内のイ○ンで販売された牛肉が汚染されていた」と報道されたあの日から

「遠いから大丈夫」という変な安心感は

「給食に使われている材料は大丈夫だろうか」

という大きな不安へと変わりました。

その後、スーパーの野菜売り場に見慣れない産地の野菜が並びだしました。

例として、地元産のレタスが並んでいたところには長野産が並びました。

スーパーをハシゴしてレタスを探しましたが、どこも長野産。

しばらくして熊本産にラベルが変わりましたが

「産地偽装」の情報を聞いていたので、購入することはありませんでした。

鹿児島市内の親戚が作ったものや

地元の生産者の名前が明記してある野菜しか購入しなかったので

「分からない物を食べるよりは一時的に栄養が偏った方がまし」

という考えの元、夕飯はご飯と納豆のみ、という日も多くありました。


これだけ家庭内で神経を使っているので

給食の献立表に、地元産が出回っていない材料が記されていた時

「どこのニンジン?」「どこのレタス?」「どこのシイタケ?」などなど気になって気になって

胃が痛む毎日を送っていたわけです。。


そこで鹿児島県産の養殖カンパチや

鰹節・県内の中学校で給食として出されたヨーグルトからのセシウム検出が相次ぎ

もうこれはダメだと思い、校長に話を持ちかけました。


初回は

「集団の中で一人だけは…」とか

「お弁当選択制になった時は給食の子への対策が…」など

トンチンカンなことを言っていた校長でしたが

水曜日は全く違っていました。


とにかく「遠いから安全」という妙な安心感だけはどうにか変えて頂きたいと思い

内部被曝とは何なのか

放射性物質とはどのようなものでどのような影響を与えるのか

給食に関して真剣に取り組んでいる自治体の記事や

セシウム検出食品の記事や

食べ物そのものだけではなく飼料や肥料にも配慮が必要なことや

加工品に使われている材料の産地のことや

日本の安全基準と海外の安全基準の比較表や

全国のお弁当ママの声など

膨大な量の資料を準備して話し合いに臨みました。


担任も同席してくれました。

担任は月曜日の話し合いの後、息子に

「校長先生が許してくれたらお弁当にしてもいいからね、大丈夫だから」

と声をかけてくれていたそうです。

その担任、私が机に並べた膨大な量の資料を真剣に読んでくれていました。



校長

「今回は給食をお弁当に、ということで申し出て頂きましたが

学校側はそのお申し出に対し拒否をする権限は持っていません。

なので、受理するしかないのですが

お母様と学校のほうである程度決め事と言うか

ルールを設けることをお許しいただきたいと思っています。」




「その件については、私も息子と話し合いをし

学校側にお願いしたいこととしていくつか準備させていただいております。

初めにお伝えしたいと思いますが、よろしいでしょうか。」


校長

「はい、どうぞ。」




「まず一つ目は、給食当番はこれまで通りさせて頂きたいと思っております。

また、周囲のお友達がなぜお弁当にしたのと息子に質問した際には

放射能が、ということを言ってしまうと

まさにこれから食べようとしている給食を前に、子供たちが拒否反応を示すことが考えられます。

なので、その質問に対しての返事として

“よく分からないけど、お母さんがそうしろと言ったから”と述べるようにと話してあります。

また、お弁当には極力給食と同じ献立の物を準備したいと思っていますが

材料が揃わないこともあります

努力はいたしますが

給食と完全に一致しない場合もあることをご了承いただければと考えています。

最後に、これは私個人が息子の安全のために行うことですので

クラスがどうとか学校がどうとかいう問題ではないこと

すなわち、学校を信じていない、給食を信じていないということではなく

給食というものが完全に安全基準を満たしているということが確認できる状況になった場合

またいつでも給食に戻したいと願っているということを

まずご理解いただければと思っております。」



校長

「あー…私がこれからお願いしたいこと、ほとんど同じ内容です。

ホッとしました。」




「そうでしたか。それはよかったです。」


校長

「給食を停止するには申請書を提出して頂かないとならないのですが

その停止理由としては、“体質的な理由”としてご記入いただきたいと考えていますが

いかがでしょうか。」




「それでお願いしようと私も考えておりました。よろしくお願いいたします。」


校長

「お話しすることは以上になりますが

私も自分の子供がこの状況に置かれていたらと考えると

お母様のお気持ちは理解できます。

私は子育ての時期に海外で生活していたのですが

あちらでは昼食は “給食” か “お弁当” か “家に戻って食べる” かその日に選べた訳で

実際に学校給食費の滞納や未払いの問題に直面して

この一律給食という日本の制度に疑問を感じてもいました。

今、こういう状況になり、尚更ですね

近い未来に鹿児島県でも給食の在り方について注目されていくことと思います。」





「そうですね。こちらの厨房には線量計などはないのですよね。」


校長

「聞いたことがないですね…」




「学校給食を安全であると言いきって提供するには

まずそのような体制を整えていかなければなりません。

これは市や県で取り組む問題であるため、時間もお金もかかります。

その体制が整い、子供たちが安心して食べられる給食であると宣言できるまでは

保護者から希望が出ればお弁当もやむを得ないと思います。

大人同士の問題だけでなく、教室内での子供同士の問題も多々出てくる可能性がありますので

その都度、担任と密に連絡を取り合い

私のような保護者が増えてきた時に、もめたり騒ぎにならないよう

マニュアルとなることができれば、と考えています。」



校長

「子供たちに安心して食べてもらえる給食にしなければならないですね。」




「よろしくお願いしますね、お弁当作るのは正直言って面倒ですから。

給食は本当に助かるんですよ。」


校長

「(笑)ですよね、今はお忙しいお母さんが多いですから。

まあ、あとは給食の目的として材料に対する知識を深めることや

作ってくださっている方とのコミュニケーションなどがありますが

この辺は大丈夫ですね。」




「はい。給食の時間で違うことと言えば

食べるものが私が作ったものであるだけということで、他には何もありません。

いつも通りでお願いいたします。」



校長

「子供たちにはあえて放射能の事は伝えませんが

保護者から問い合わせが来た場合、きちんと説明をしようと思っています。」




「ありがとうございます。

今は、よく分からない状況から子供たちを守ることが一番の課題ですから。」


校長

「そうですね。」


―――――――――――――――――――

ということでお弁当可になったのですが

話し合いの最中に担任が息子を見つめる目が涙目で

その表情は愛しさと切なさとが織り交ざった感じでした。

息子の顔を見ながら、他の子たちの顔も思い浮かべているのだなと

胸が苦しくなりました。


帰り際、私たちを見送ってくれた担任。

上履きに履き替えに行った息子を待っている間に

「日本の安全基準は本当に緩いですね…」

「私も個人としての意見はあります。

でも組織の中にいると言えないこともたくさんあってもどかしいです。」

などと漏らしていました。

息子の姿を確認すると、泣きそうな笑顔で手を振り

「また明日ね。」

と息子に声をかけ

息子が担任に深々と頭を下げている姿を見て

「担任、この先生でよかったね。」

と心から思いました。


担任は私たちが校門から出るまで、雪が舞う中見送ってくれました。


担任の力が大きかったかな、と感じ

心から感謝しています。