H23/12/2
武雄市議会(平成23年12月定例会)で樋渡啓祐市長ががれき受入れを断念。
(
発表はUstreamで25分頃から流れます)
たしかにボランティアで行かれ、心情に訴えられた部分もあるだろうが、余りにも浅はかである。
流石、
東大病院中川恵一准教授から放射線について学んだだけある、
2011年3月28日に
中川氏は:海水の海の水の調査からの高い濃度の放射性物質が検出されている
これは、海産物への影響が心配になるが、どう考えたらいいでしょうか?
の答えに
基本的には心配いらない。
海の魚っていうのはもともと海草なんかを食べて、いわゆるヨウ素がたっぷりあるんです。新たにですね、放射性ヨウ素が出てきても、体の中に取り込みにくいですね。
と言っているが…
厚生労働省は、茨城県北茨城市の平潟漁業協同組合で水揚げされた「コウナゴ」から、
1Kg当たり4080ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
ましてや、この
中川氏:100ミリシーベルト浴びても問題ないといっている被曝国民を作ろうとしている
御用学者であり。
茨城県東海村のJCO臨界事故で被曝(ひばく)した作業員の治療にも携わった中川氏。
被ばくした大内さん普通は2週間で死にいたるのだが83日間も生かされていた。
だがその姿は余りにも無残であり、医学の発展のためだけである。彼もまた臨界事故が起きても直ちに人は死なない事に貢献した人でもある。
このような御用学者から学べば九州を汚染させる事も平気であろう。
定例議会での市長の言葉を聞いていると、武雄市を有名にし。
人を呼び込み、又特産品を発信し、経済を豊かに廻していきたいのがわかるのだが、がれきを受入れれば安全・安心はなくなる。
以下Ustreamより
(20:00頃から武雄特産品についてて:「武雄の安全・安心を日本の皆様にお届けできれば…」)
これはどこの小さな自治体は何時も必死である。
そんな中でフェイスブックを立ち上げ4ヶ月で1千万人突破!
これは、がれき受け入れから、数を伸ばしていったに違いない。
私も【がれき受入れ】の話題がなかったら武雄市の存在は知らなかった。
多くの人が知らなかったはずである。
だが、間違ってはいけない、有名になりたいからといい【がれき問題】を取り上げるのもいかがなものか?
又、今後の動向にも注意しなければならない点がいくつか見える。
がれき受け入れした石原都知事。がれき受入れしようとしている大阪の(元)橋下府知事。
それと、お父上が元九電社員(元玄海原発PR館長)を持つ原発推進者である佐賀県古川知事らと強い絆をもとうとしている樋渡啓祐市長である。
さぞかし、良くも悪くも経済についてのいろんなアドバイスをいただいているであろう。
以下Ustreamより
(14:35 災害発生時の自治体との総合協力体制 災害姉妹都市の締結に関係自体と協議を進めてきた。
10/7 大阪府高槻市との間に置いて災害総合応援協定を結んだ。この時尽力を働いてくれたのが元大阪橋下府知事と佐賀県古川知事…)
以下佐賀新聞H23.12.2より
武雄市がれき受け入れ断念 住民理解難しく
東日本大震災で生じたがれき処理を受け入れる考えを示していた武雄市の樋渡啓祐市長が1日、一転断念を表明。市民の間には「妥当だ」と賛意を示す意見がある一方、「英断だったのに残念」という声も漏れた。市には千件を超える批判が殺到し、放射性物質に対する根強い懸念が顕在化。がれき処理を進める上で、住民理解を得る難しさも浮き彫りになった。
不安や批判の電話やメールは、29日朝から武雄市や杵藤地区広域市町村圏組合などに相次いで寄せられた。「放射能が拡散されるので、やめてほしい。住民への健康被害が懸念される」「放射能を含んでいないがれきはないと思う。受け入れは反対」など不安視する意見が大半だった。
反響の大きさに、29日の段階で「がれきイコール放射能というイメージがある。これは武雄市だけの問題じゃない。全国の自治体の動向を見ながらやった方がいいかもしれない」と漏らす市幹部もいた。結局、脅迫めいた悪質な電話まであったことで、市長は受け入れ断念を決断した。
がれきを処理する予定になっていた杵藤クリーンセンターの地元、同市朝日町の男性(71)は「妥当な判断。放射能は目に見えないし、においもない。不安がある」とほっとした表情。同町の農家で市議の男性は「市長の判断はやむを得ない。岩手県の被災地にボランティアに行って東北の窮状は理解しているし、がれきはどこかが引き受けないといけない」としながらも、「話が唐突だった。農家は風評被害を心配していて、安全性を納得してもらう時間を取った方がいいと思っていた」と地元住民の声を代弁した。
一方で、市内の男性(38)は「だれも言わないのに、勇気を振り絞って市長が受け入れを表明したのは良かったと思っていただけに、残念」と断念を惜しんだ。
今回の一連の出来事は合意形成の難しさも浮き彫りにした。佐賀大理工学部の豊島耕一教授(原子核物理学)は「がれきの放射能チェックが十分になされるのかどうか分からない中では、市民が不安になるのは当然」とみる。その上で「検査、処理方法など技術面まで情報開示していかなければ」と話す。
断念した樋渡市長は国の責任を指摘。自治体が処理を引き受けるには、がれきの安全性確認や焼却灰の最終処分施設の確保など課題が多く、市長は「国のリーダーシップ不在が混乱を引き起こしている」と問題提起した。
H23/11/29
【震災がれき】佐賀県武雄市受入れ検討 杵藤地区広域市町村圏組合で12月6日協議 九州が汚染される
佐賀県武雄市 樋渡啓祐市長 被災地を10回以上訪れボランティア活動は素晴らしいとは思うが、
何故、九州を汚染させるために一役買おうとしてるのか?
武雄市へ電話をしたら、被災者支援課という所に継れた。
環境課という所もあるのに、なぜか被災者支援課。
武雄市長物語に
「放射線を含まない」震災瓦礫を受け入れたいという…が
何をもって放射線を含まないと言ってるのか、
放射性物質を含まない不燃物がれきとは?
除染したアルミサッシなのか?
除染したステンレスなのか?
除染した鉄なのか?
意味がわからない。
担当職員に聞いても
「燃えないもので、他の事は知らされてない」
どのような検査また受入れ基準をするのか?と聞いても
「知らされてません。今後3市4町で協議してからの事になります。」
職員も市長も何も考えてないことがよくわかった。いや もしかして根回ししているのか?
被災者支援課だったら、
九州の野菜を被災者に送ったり。
がれきを受入れるのでなく、
汚染された地域の子供達を受入れる努力をしてほしいものだ。
それが支援である。
九州を
汚染する事が支援ではない。
杵藤地区広域市町村圏組合
◆武雄市 TEL:0954-23-9111 FAX:0954-23-3816
◆鹿島市 TEL:0954-63-2111 FAX:0954-63-2129
◆嬉野市 TEL:0954-66-3111 FAX:0954-66-3119
◆大町町 TEL:0952-82-3111 FAX:0952-82-3117
◆江北町 TEL:0952-86-2111 FAX:0952-86-2130
◆白石町 TEL:0952-84-2111 FAX:0952-84-6611
◆太良町 TEL:0954-67-0311 FAX:0954-67-2425
以上3市4町へ
九州を助けてください。コール&メールをしてください。
【震災がれき、武雄市が受け入れ検討 広域圏組合で協議】by佐賀新聞より(11/29)
東日本大震災で発生したがれきの受け入れが進まない問題で、武雄市は受け入れる方向で3市4町でつくる杵藤地区広域市町村圏組合(管理者・樋渡啓祐武雄市長)に提案することを決めた。来月6日に関係首長会議を開いて協議する。受け入れが決まれば、県内では初めてとなる。
武雄市は単独の処理施設を持たないため、がれきの受け入れは同組合に諮る必要がある。提案は、不燃物だけを受け入れ、組合が管理する杵藤クリーンセンター(武雄市朝日町)で処理し、センター敷地内に埋める。国は、焼却灰1キロ当たり8千ベクレル以下は埋め立て可能と判断しているが、さらに厳しい組合独自の放射線基準量を設定する。搬入量は未定で、受け入れが決まった場合は地元説明会を開く。
樋渡市長は「ボランティアなどで被災地を10回以上訪れたが、がれきが物理的にも心理的にも復旧・復興の最大の妨げになっている。被災地以外の自治体が引き受けなければならない」と受け入れ提案の理由を話す。
放射性物質に汚染されたがれきが持ち込まれることに対しては、県内を含め、西日本では消極的な自治体が多い。背景には住民の不安などがあるとみられている。
樋渡市長は「住民が納得するよう、被災地の現場とがれきが運ばれてきた地点の2カ所でチェックする」と説明。首長会議で提案することについては「根回しはしていないが、東北が困っていることは分かっており、みんな賛成してくれると思う。組合の受け入れが、他の自治体への呼び水になれば」と話している。