*、ζ,oりωσひ`⊂りT=〃ちをめ±〃す日記*

ぼくらは万有のうちへと旅する夢を見る。ところで万有とはぼくらのうちにあるのではないだろうか。

ふらんす5日め。

2012-07-24 22:03:37 | 旅行記
今日も朝の半日ミニバスツアーを利用。
アヴィニョンの東の小さな村を巡ります(*´∀`*)

昨日に引き続き、カロリーヌさんがガイド。


最初にラベンダー博物館へ
プロヴァンスと言えばまっさきに思い浮かべる紫のラベンダー畑。
収穫は8月なので残念ながら見れなかったけど
いつか一面にラベンダーが咲き誇る畑を見たいな~(´▽`)


解説に寄るとラベンダーには二種類あって、
ここプロヴァンスは野生のトゥルーラベンダーという種類が生えていて
精油の抽出量が少ないのでかなり高級だそう


解説のおねえちゃんが可愛すぎる

もう一つはラベンディンという種類。
こちらは大量に生産できるので、主にポプリや石けんの材料になったり
加工品に使われるとのこと。


あの富良野のラベンダーはどっちなんだろうか?とか思いながら聞いてました。

さっそくショップでラベンダーの精油を購入。
こういうちゃんとしたとこのは外国人向けで高そうな気がするけど
小瓶で17ユーロ。かなり安かった。
日本だと5000円くらいしそうです。



次にルシヨンという赤い家々で有名な村へ。
家の壁が赤茶色で統一され、かわいらしい村でした。




土の鉄分がこの色を出しているそうで
そういえばカンボジアもかなり赤かったなーって思いだしたよ(´_ゝ`)

小さいマーケットでお土産を眺めたり散歩してたくさん写真を取りました。


韓国から来た子が一人で参加していたのでちょっと喋って仲良くなったり☆


さらに車で走り、ゴルドの村へ



石造りの街並みで有名なこの村は本当に小さくて
10分あればぐるっと一周できるくらい。
ただ勾配がきつい石畳なのでちょっと疲れるけど。
パンをかじりながら歩いて、ここでもたくさん写真とって楽しみました


自分撮りってだいたいずれるね。
 
車に乗り込むとき、20人くらいのサイクリスト集団がちょうど出発するところで
フランスらしいなーって眺めてたんだけど
たぶん30才前後のおねえさんのユニフォームに驚愕!
「還暦」って明朝体で書いてあったΣ( ̄◇ ̄;)
写真撮れなくて残念~


この中に還暦娘が。。。


帰りの車内では、ツアー客やカロリーヌさんといろんな話をして楽しみました。
隣に座ってたオーストラリア人の女の子が
日本語を習ってるということで
私に興味津々に話しかけてきてかわいかった。
「日本は今大丈夫?地震の被害はどう?」って。


この旅でたくさんの人から同じ質問をされて、その度に答えに困ってしまいました
もはや地震と津波の直接被害より、政治や経済の危機感のほうが
強くなっている現状を、どう説明したらいいのか(*_*;
でも、遠い国から心配してくれること自体にありがたみを感じています。


昨日はブラジル人のお姉さんに超心配されたよ。
「私たちブラジル人は、日本人が大好きだから」って。
なんかほっこりうれしかったぁ( ´θ`)


そうこうしてるうちにアヴィニョンに14時ちょうど着、カロリーヌさんとお別れ。
15時にカウチサーフィンで知り合った女の子と待ち合わせ、ドキドキだ


けど不安のつかの間、ラトビアから来たZaigaは、すごく親しみやすくて
ふたりでいろんな話をしながら、対岸のお城へ散歩しました( ´艸`)


2ワンが壁の上に⇑⇑


ただ、風がものすごくつよくて、展望台から飛ばされそうで怖かった!
アヴィニョンの語源は風の強い街っていう言葉からきてるという説があるそうで、
毎日ほんとうに風が強いです。




静かな公園になっていて、Zaigaがぼーっとしたい時によく来るそう。


街へ戻って、彼女が夜フレンチレストランでバイトしてるとのことで
せっかくだから夜お店に食べに行くことにしました。


広場のメリーゴーランドがきれい。


お昼の店にいれてもらって紅茶で一息。


お店の用意ができるまでアヴィニョン橋(サン・ベネゼ橋)をひとり見学。
「アヴィニョンの橋で 踊ろうよ 踊ろうよ
のあの橋です。
(思い出せない人は動画チェックね!)
実際は踊るどころか、歩くのもままならないほど風強かった

途中で切れているのは、戦争や反乱で崩壊してから何度も再建しようとしたのに
更に崩壊するので諦めたかららしい・・・


遠くてごめんね!


上はこんなかんじ。

それなりに満足して、Zaigaの働くレストランへ。
フランス初!?のちゃんとしたお店で食べるディナーに興奮


でも本日のコースで18ユーロと格安でした
メニューはスモークサーモンのサラダ、仔羊のグリル クリームソースみたいなやつと、
メレンゲを焼いたデザート。
たぶん日本で食べたら4~5000円するよっていたらすごい驚いてました。
生まれて初めてボナペティ~って言われちゃった



そして味は、サラダはすごいおいしかったんだけど
ラム肉がやっぱり苦手ごめん。
脂分が多くて食べきれなかった。

シャルドネを調子に乗って頼んだら飲みきれず。
ワイン…せっかくフランスなのに好きじゃないのが残念だなあ


微妙に酔っ払いながら宿へ帰って本日終了。
明日はアヴィニョンを出発です。

ふらんす4日め。

2012-07-24 20:44:01 | 旅行記
このホステルはWi-Fiが有料で、受付でカードを買ったのに
電波が弱くて全然接続できない。
まったくひどい宿だ
一晩11ユーロでございます。しかたない。


そんなんで、PCの設定やらなんやらでもたもたしてたら10時過ぎ。
朝の教皇庁はキラキラ。
このボロホステルを選んだのも、こうやって対岸から教皇庁が眺められるからです。



20分くらい歩いて、メインストリートのインフォメーションへ。
今日の午後と明日のバスツアーを探します






とりあえず田舎でもシャレオツ。さすがフランス。


アヴィニョンに泊まったのは、行きたかったフランスの田舎の村へのアクセスが良いから。
旅行者はほとんどが、アヴィニョンかエクス・アン・プロヴァンスに数泊するそう。

田舎村も車がないと行けないので、ここはガイド付きバスツアーが便利。
ツアーはどれもだいたい半日で40、1日70ユーロくらいの相場でした
ちなみに日本語はどこでも倍額くらいするので、英語できて良かったと思うのはこういう時


丁度よさそうなのが同じ会社であったので、さっそく今日と明日の2日分予約。
午後のツアー時間まで教皇庁のお城を見学にゆきます。



今でこそバチカンに住まわれているローマ教皇ですが
14世紀頃、教皇の住まいはここアヴィニョンだったそうで、そのお陰でこの街は発展したとのこと。
世界史をほとんど勉強してないので、難しいことはわかりません


さすがに700年前とあって、お城の建物はすばらしかったけど、
オーディオガイドがつまらなさすぎて殆ど聞いてなかった。
日本語があるのはうれしいけど、これ系のガイドって本当に凡庸ねえρ(-ω- )



1時間半ほど見て、インフォメーションへ戻り午後ツアーの迎えを待つ。


その前にクレープクレープ♫


今日はローマ時代の遺跡半日ツアー。
カロリーヌさんという、たぶん同い年くらいの女性で、
綺麗な英語を話す人でした

フランスなまりの英語が苦手で心配したけど、
昨日も今日も、ガイドの人はだいたいきれいな英語なので助かる~。

ブラジル人、上海人、オーストラリア人など
8人を載せてミニバンはアヴィニョンを出発!


まずはニームという街で円形闘技場を見学。
あれですよ、いわゆる闘技場。フランスにあるの知らなかった!





イタリアにあるのよりも、ここの円形劇場が一番保存状態がいいそう。
凡庸なオーディオガイドを聞いて、しばしかつての栄華に思いを馳せる


それにしても暑ーい
円形劇場は日差しを遮るものがなくて
焼けるような日差しだった。
たぶん25℃くらいで乾燥してるからいやな暑さではないんだけど、
紫外線は東京の何倍も強そう。

晴れ女に日焼けは付き物デス。


闘技場を見て車でまた移動して、今度はユゼ村という小さな村へ。



この旅でフランスの村はいくつか見たんだけど、
ユゼ村が一番気に入ったよ(´▽`)




田舎村なのにありえないシャレオツっぷり。


井戸端会議するおばさまたち。


クレープリー♫

20分くらいで一周できるような小さな村だけど、
あまり観光地化されてなくて、可愛らしくてすごく良かった!!
ぜひオススメします。


ユゼ村のあとは、本日メインのポン・デュ・ガールへ
世界遺産でもある古代ローマ時代の巨大水道橋です。
紀元前19世紀頃に作られたとかなんとか。ひょえー


正直、行くまで舐めてました。
歴史にまったく詳しくないし、遺跡に興味なかったんだけど・・・



間近で見て本当に度肝を抜かれたと言うか
壮大な橋に夕日が射して金色に輝き、言葉では表せないくらい圧倒され、感動しました
本当に必見です!!

全長50km、1kmで勾配が30数センチほど。
古代の人がいったいどうやってこんな巨大で緻密な建造物を作ったのか
まったく想像が付かないよ~(。・・。)


人と比べるとこれくらいのサイズ。


良い感じに暗転しているので載せる。


半日たっぷり楽しんで、満足してバスでアヴィニョンへ戻りました。
同行者のブラジル人の子とずっと話してたんだけど、最後に連絡先きくの忘れちゃった
これ以降積極的に友達を作る作戦へ


そして帰りはカルフールでちょっと買い出しして宿へ。
充実した1日でした!