*、ζ,oりωσひ`⊂りT=〃ちをめ±〃す日記*

ぼくらは万有のうちへと旅する夢を見る。ところで万有とはぼくらのうちにあるのではないだろうか。

王家衛最新作。

2006-05-26 16:51:57 | 映画メモ
ウォン・カーウァイ監督の次回作に豪華スターが集結


"本当の愛の意味を求めてアメリカ大陸を横断する旅に出る
ロマンティック・コメディ"

すごいインチキくさい匂いがしますねwww

いつものメンバーが出ないのは残念だけど
ジュード好きだし。ノラの歌も好きだし。

やっぱり劇中で歌っちゃうのかな。

『イーオン・フラックス』☆☆☆

2006-03-01 23:56:54 | 映画メモ
『イーオン・フラックス』☆☆☆
(3月11日より全国公開)
(C)2005 Paramount Pictures. All Rights Reserved


公開:"AEON FLUX"(2005/米)
監督:カリン・クサマ
脚本:フィル・ヘイ、マット・マンフレディ
製作:デヴィッド・ゲイル
キャラクター原案:ピーター・チョン
主演:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス、ソフィー・オコネドー
   フランシス・マクドーマンド 他
公式サイト:http://www.aeonflux.jp/


 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 2415年、理想都市ブレーニャ。
 戦争や貧困とも無縁な、外界から隔絶された地上の楽園には、
 300年前に突然発生したウィルスによる人類滅亡危機を回避し
 生き延びた500万人が住んでいた。
 
 しかし、ウィルスから人類を救った科学者グッドチャイルドの子孫により
 統治された政府の内部では、秘密裏に不穏な研究が行われていた。

 政府の陰謀を暴くため、そして誤って殺された妹の仇を討つため、
 君主トレバーの暗殺の命を受けた、反政府組織モニカンの戦士
 イーオン・フラックスが立ち上がる。
 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 
 

相当いろんなとこでこの映画の酷評を目にしてきたので、
これは大穴だろうと踏んでいたんだけど。

正直な感想を言っちゃいましょう。

「おもしろかった!」

内容が陳腐だとか、設定が甘いとか、実はラブストーリーだとか
そんなことも全部含めて楽しめました。
この間の『ナルニア国物語』よりも全然良かったww

特に驚いたのは美術。
映像というかセットがかなりステキでした。
雑然とした『ガタカ』みたいなかんじかな。

建物がよく出てくるんだけど、規則的なコンクリートの柱とか
流線型な屋根だとか「なんかバウハウスっぽいなー」って思ってたら
やっぱり撮影はベルリンとポツダムだったらしい。

家の内装も結構おしゃれ。
イーオンのお部屋はあの寝間着(というか紐!)に目が行ってしまいがちだけど
なかなか素敵なお部屋です。

都市の全体像はCGしょぼいけどw

ストーリーも嫌いじゃないかも。
先読みしやすいけど分かりやすいし、
それでもちょっと考えさせられちゃうし。

あ、やっぱりツッコミどころは満載です。

あのフランシス・マクドーマンドはなんだったんだ??とか
トレバーを始め、男がみんなかっこ悪いとか
シサンドラ水遁の術がんばりすぎ!!とか
「人間らしい感情を取り戻したい」って言ってたイーオンだけど
普通に十分人間らしく見えてたりとか、
飛行船のおっさんが始めタコに見えて、一瞬インディペンデンスデイに
なってしまうんではないかとドキドキしたりとか・・・

でも一つ一つ解説していたら、とても2時間におさえられないし
テンポあってこその映画だから、90分くらいでちょうど良いのかも。

ただ、あたしみたいにただシャーリーズが好きとか
美術・建築の面白さなどで付加価値を見出せないと
単なるありきたりなSF映画に終わってしまいそう。

元々期待してなかったのが良かったのかな。
黒髪シャーリーズが可愛かったので、☆3つでいきましょー。

『私の秘密の花』

2005-04-17 16:46:22 | 映画メモ
私の秘密の花』☆☆☆☆

公開:"LA FLOR DE MI SECRETO"(1996/スペイン)
監督:ペドロ・アルモドバル
製作:エステル・ガルシア
製作総指揮:アウグスティン・アルモドバル
脚本:ペドロ・アルモドバル
撮影:アフォンソ・ビアト
音楽:アルベルト・イグレシアス

主演:マリサ・パルデス、フアン・エチャノベ、カルメン・エリアス
   ロッシ・デ・パルマ、チュス・ランプレアベ、
   ホアキン・コルテス、マヌエラ・ヴァルガス 他


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マドリードに住むレオ(M.パルデス)は、周囲に内緒でアマンダ・グリスという
ベストセラー作家として活躍していた。
しかし実生活は軍人である夫とうまくいかず、彼がたまに帰宅しても
ぶつかるばかり。
寂しさや不安で取り乱す彼女を見て、心理カウンセラーの友人ベティ(C.エリアス)は
新聞編集者のアンヘル(J.エチャノベ)を紹介する。

アンヘルはレオに一目惚れし、早速執筆を依頼。
彼女の文芸批評は順調に新聞に掲載されるが、一方アマンダ・グリスとしての
執筆は不調で、出版社からは契約違反だと叱責される。

更に休暇で久しぶりに帰ってきた夫とも喧嘩別れし、絶望的な気分で
睡眠薬を飲んでしまう。
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この作品、評価は低いみたいだけど結構好きです。
なんとなく『オール・アバウト・マイ・マザー』の布石みたいな
印象を受ける作品。
前半の臓器移植の話とか。
あとフラメンコの有名な踊り手さんが役者として出演してますが
そこらへん『トーク・トゥー・ハー』に通じるものもあり。
上記2作品はあまり好きじゃないんだけど。

話としてはそんなに面白いものではないんだけど
中年女性の疎外感というか切なさがひしひし感じられます。
仕事も夫ともうまくいかず、母と妹も喧嘩ばかり。
信頼していた友人にも裏切られ・・・と散々だけど、

忠実な家政婦と不良息子が実はすごい踊り手だったりとか、
アンヘルがめっちゃいい人だったりとかw
救いはいくつかあるんです。
派手さがない分、かなり共感できるかも。

初期のアルモドバル節を引きずってる最後の作品、かな。
かなりマイナーではあるけど、彼が好きなら一見の価値は
絶対にあるはず。

しかしあのお母さんには参ります。
あんな人と一緒に住んでたら発狂するかもw
でも鈴なし牛の話は泣けます。

ところで彼の作品、オープニングのクレジットっていうの?
出演者の名前とかちょこちょこ出てくる画面が
いつもとってもおしゃれで素敵なので注目してます。
センスいいよね。

どうしよう?!

2005-04-06 00:18:44 | 映画メモ
今『LOVERS』見てたんだけど。
あんまり期待してなかったのに、すごい良かった!(≧▽≦)

チャン・イーモウの作品あんまり好きじゃなかったんだけど
これはかなりお気に入りになりそー

映像がすごく綺麗。
『HERO』はどぎつすぎて目がチカチカしちゃうかんじだったけど
こっちはかなり自然でいいです。
流血とかのCGはどうかと思うけど(;´∀`)

てかツィイーたん、白すぎだから!w
こいつ→みたいだし!!

1位はやっぱりアノ人。

2005-03-25 22:32:57 | 映画メモ
毎年恒例投票・セクシー女性ナンバーワンは・・・

やっぱアンジー姐さんですねっ
いいなあ、あたしも養子にしてくれないかな♪(無理)
あ、画像はあたしの秘蔵写真館から持ってきましたw

シャーリーズがパリスに負けるってのも妙だけど
二人ともどっちもどっちだよねw健康体ってイメージ。

スカーレット・ヨハンソンはかなりきてますな。
でも年下なんだよね、たしか・・・
『真珠の耳飾りの少女』見ようと思ってんだけど
なんだかイマイチ踏み切れない。
面白いんですか?あれは。


ついでに
トム・クルーズ 宗教団体「サイエントロジー」活動を積極化

いやー、正直トムなんてどーでもいいんですけどね。
なんでこれを載せたかというと、実は去年
某ドイツの某シュトゥットガルトという街で
某姉がこの宗教団体に拉致られかけたんすよ
もー、あせりましたよ、妹わ。

彼女曰く、変なパイプとか繋がれた装置のある部屋に連れ込まれ
後ろでにドアを閉められそうになった
とか。

教訓。
「知らない人にはついて行かない!」
当たり前だよね・・・

北京ヴァイオリン

2005-03-24 23:53:24 | 映画メモ
『北京ヴァイオリン』☆☆

公開:"TOGETHER"(2002/中国)
監督:チェン・カイコー(陳凱歌)
製作:チェン・ホン、イ・ジュイック
脚本:チェン・カイコー、シュエ・シャオルー
撮影:キム・ヒョング
音楽:チャオ・リン
主演:タン・ユン、リウ・ペイチー、ワン・チーウェン 
   チェン・ホン、チェン・カイコー 

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 中国北部の田舎町。
 天才的なヴァイオリンの才能を持つ少年チュン(タン・ユン)は、
 父のリウ(リウ・ペイチー)と二人暮し。
 
 ある日北京で開催されるコンクールに出場するため、二人は
 故郷を離れることになった。
 コンクールの結果は芳しくなかったものの、息子の才能を
 確信しているリウは、北京で彼を教授してくれる先生を探す。
 そしてなんとか音楽教師チアン(ワン・チーウェン)を説得し
 レッスンを引き受けてもらうことになった。

 一方チュンは、近所のリリ(チェン・ホン)という女性と
 知り合う。
 リリは彼を弟のように可愛がり、色々と世話を焼いてくれるのだった。
 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


どーなんだろーね、この映画は。

音楽は素敵ですよ。ヴァイオリンのシーンなんて
ほんとに目が点になってしまうほどすごい。
いっそのことこのままPVにしたほうが良かったのでは?w

なんかチュン少年がヴァイオリンというか音楽が好きっていうのが
全然伝わってこないんだよね。
弾いてみたら弾けちゃった、ってくらいな印象。
そもそもあんな田舎でここまで少年を育て上げた人が
いること自体疑わしいしw
まさか独学じゃあるまい。

それにお父さんが素直すぎて微妙。
どうみてもただの田舎のおっさんで、音楽的センスなんて
ひとかけらもなさそうなのに、
どうやって良し悪しを判断してるんだ?
先生だってたまたまいい人にあたったから良かったものの。

なんて薀蓄を言ってはダメな映画なんでしょうかね。
見てて「???」ってとこが何度もあったけど。
素直な心で見るべきです、これは。

でもねえ、やっぱ最後とかベタすぎだよね・・・
あ、女優さんは可愛かったですよ。

かってにTBさせてもらいました。

2005-02-24 22:59:11 | 映画メモ
いくつかのブログに、映画作品のTBを貼らせてもらったんですが。

気付いたこと。

「gooブログだけじゃ足りない」

データベース的なブログの存在が少なすぎることを実感。
かといってはてなとかlivedoorとかまで手を伸ばすのも
めんどくさいしなーw

エレファント

2005-01-10 15:08:58 | 映画メモ
『エレファント』☆☆☆☆

監督:ガス・ヴァン・サント
製作:ダニー・ウルフ、ダイアン・キートン、
   ビル・ロビンソン
脚本:ガス・ヴァン・サント
撮影:ハリス・サヴィデス
編集:ガス・ヴァン・サント 
出演:ジョン・ロビンソン、 アレックス・フロスト、
   エリック・デューレン、イライアス・マッコネル
   ネイサン・テイラー 他
受賞:カンヌ国際映画祭パルム・ドール/監督賞(2003)
公式サイト:http://www.elephant-movie.com/elep_index.htm

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 1999年に起きた米コロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件をモデルに、
 事件が起きる日の高校生たちの日常を描く。

 オレゴン州ポートランド郊外のワット高校。
 澄んだ青空の下、木々が色付き始める初秋の朝、
 生徒たちそれぞれにいつもと変わらない一日が始まる。
 
 ジョン(J.ロビンソン)は酒に酔った父を車に残し、学校に到着。
 兄に電話で迎えを頼むが、遅刻した彼は校長に呼び出されてしまう。
 
 写真部に所属するイーライ(E.マッコネル)は公園を散策。
 面白い人や物を見つけては、ポートレイト用の写真を撮る。
 
 アメフト部の人気者ネイサン(N.テイラー)は練習後、
 ガールフレンドと待ち合わせて外出。
 
 ジョーダン、ニコル、ブリタニーの三人は男の子やファッションの
 話題に夢中。
 いつも一緒に行動し、ランチを食べては吐くダイエットを繰り返す。
 
 内気なアレックス(A.フロスト)は学校でいつもいじめを受けている。
 親友のエリック(E.デューレン)は彼の唯一の理解者。
 
 教室、図書館、体育館、廊下、カフェテリア。
 クラブ活動、化学の授業、ボランティア、ランチ、恋愛、噂話。
 ピアノ、落書き、インターネット、銃。
 
 いつもと変わらない一日は、突然の出来事によって幕を下ろす。
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上記微妙なあらすじになっちゃったけど。
これ書きにくいねえ。

綺麗な映画です。
音楽も映像も派手じゃないけど、なかなか好きです。
秋って季節が良かったのかな。
淡々と進行していくのに、まったく眠くならなかったのは
素晴らしいです。

生徒たちそれぞれの日常も、全く普通に描かれていて
それがまた共感というかなんというか、同じ場所に
いるような気分にさせられます。
「秋ってこんな空だったよなー」とか
「そーいえば高校生の頃ってこんな毎日だったなー」って。
残念ながら日本ですがw

個人的にはイーライ君が好き。
フォークなんか腕に巻いちゃっててびっくりしたけど。
彼、どうなったんだっけ?覚えてないなあ。

映画全体の印象としては、自分の中では満点に近いです。
あと2回くらい見てもいいと思う。
これって自分としては結構すごいことだね。

☆5つにしなかったのは、残念ながら似たような手法の映画が
他にもたくさんあるということ。
惜しいので☆4.5くらいだね。