『モンスター』☆☆☆☆
公開:"MONSTER"(03/米)
受賞:アカデミー賞 最優秀主演女優賞(03)
ゴールデン・グローブ賞 最優秀主演女優賞(03)他
監督/脚本:パティ・ジェンキンス
製作:マーク・デーモン、クラーク・アンダーソン、シャーリーズ・セロン
撮影:スティーブン・バーンスタイン
主演:シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチ、ブルース・ダーン 他
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
2002年、フロリダ州の刑務所で一人の囚人の死刑が執行された。
彼女の名はアイリーン・ウォーノス。
7人の男性を殺害したとして、「モンスター」という名で
全米から恐れられていた女性だった。
1986年のフロリダ。
橋の下雨宿りをしている女性、アイリーン(C.セロン)
長年娼婦をして暮らしていた彼女は、現実に絶望し
手に持った銃で自殺を考えていた。
しかしその前になけなしの金で最後の酒を飲もうと
近くのバーに入り、運命の出会いをする。
その少女セルビー(C.リッチ)はレズビアンという理由で
親から勘当され、親戚の住むフロリダに来ていた。
アイリーンは彼女に自分と同じ匂いを感じ、意気投合。
そして二人はやがて愛し合うようになる。
ありのままの自分を受け入れてくれる初めての人。
アイリーンはセルビーとともに、新たな土地へ旅立つことを決意する。
しかしその資金作りのため、娼婦として道路に立った彼女は、
一人の客に森の奥深くに連れこまれ、暴行されてしまう。
必死に抵抗する彼女。
縄が解けた瞬間、咄嗟に近くにあった銃を構え
男に向かって引き金を引いてしまう。
自らの行為に混乱するアイリーン。
しかし彼女は愛するセルビーのため、街へ戻り
セルビーを家から連れ出して自分と一緒に来るように
説得するのだった。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
本当に衝撃ですよ。
何が、って。
あのシャーリーズ・セロンが!!!
世界で最も美しい女優の一人の、あの彼女が!!!
あんなにブサイクになってるなんてーーーー!!!
びっくりです。
いくら特殊メイクとはいえ、リアルすぎて怖い。
しかも肉!!
この役のために14キロも太ったらしい。
すさまじい女優魂。
ちゃんと戻ってよかったぁ。
とはいえ、それまでの彼女を見慣れている自分には
スクリーンでそのお肉が揺れるたびに
悲しいというかなんというか・・・。
さらに、外見だけでなく演技にも脱帽。
おそらくあたしだけでなく、全世界の人が。
正直、今まで彼女には演技力なんてあまり期待されて
なかったんでしょうが。
だってその美しさだけで、十分魅力があるんだもん。
しかし、これこそまさに迫真の演技。
美しいだけでなく、そんな才能の持ち主だったなんて
とてもとても、驚きました。
オスカーも納得。
誉めすぎですね。でも好きなんだもん♪
内容は重いです。
重くて純粋で悲しいラブストーリー。
「モンスター」なんて呼ばれてたくせに、すごく一途な性格な人だったんだなーと。
逆にセルビーが悪魔に見えてきます。
アイリーンが泣きながら、セルビーへの思いを吐露する場面。
何度泣きそうになったことか。
まったく涙もろい性格じゃないんだけど。
泣いてた人もたくさんいましたよ。
そんなアイリーンの純粋で幼稚な愛情表現を目の当たりにしただけに
「どうして?」という疑問が最後に残ります。
「他の方法はなかったの?」って。
前半はすこしだぶつきます。退屈なとこもあるし。
けど後半はもう、何がなんだか。
あのトムとかいうおっさん、もうちょっと活躍してほしかったなあ。
そしてクリスティーナ・リッチ。
彼女は役のために太ったのですか?
それともただのリバウンド?
胸が垂れ気味なのが気になります。
☆4つなのは、まださっき見たばかりで消化不十分なため。
けど見終わった直後よりも確実に今のほうが余韻を噛みしめてます。
きっと数日とか数週間たったら、また評価が
変わってくるんだろうなあ。
しつこいですが、本当は美しいのに今回はその片鱗も見えない
ブサイク+演技派なシャーリーズだけでも、
見る価値のある映画だと思います。
死刑囚を擁護しただけの映画っていう批評も見ましたが。
確かにそうともいえるけど、そういう理屈抜きにして
これはこれで、いい作品だと思います。
公開:"MONSTER"(03/米)
受賞:アカデミー賞 最優秀主演女優賞(03)
ゴールデン・グローブ賞 最優秀主演女優賞(03)他
監督/脚本:パティ・ジェンキンス
製作:マーク・デーモン、クラーク・アンダーソン、シャーリーズ・セロン
撮影:スティーブン・バーンスタイン
主演:シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチ、ブルース・ダーン 他
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2002年、フロリダ州の刑務所で一人の囚人の死刑が執行された。
彼女の名はアイリーン・ウォーノス。
7人の男性を殺害したとして、「モンスター」という名で
全米から恐れられていた女性だった。
1986年のフロリダ。
橋の下雨宿りをしている女性、アイリーン(C.セロン)
長年娼婦をして暮らしていた彼女は、現実に絶望し
手に持った銃で自殺を考えていた。
しかしその前になけなしの金で最後の酒を飲もうと
近くのバーに入り、運命の出会いをする。
その少女セルビー(C.リッチ)はレズビアンという理由で
親から勘当され、親戚の住むフロリダに来ていた。
アイリーンは彼女に自分と同じ匂いを感じ、意気投合。
そして二人はやがて愛し合うようになる。
ありのままの自分を受け入れてくれる初めての人。
アイリーンはセルビーとともに、新たな土地へ旅立つことを決意する。
しかしその資金作りのため、娼婦として道路に立った彼女は、
一人の客に森の奥深くに連れこまれ、暴行されてしまう。
必死に抵抗する彼女。
縄が解けた瞬間、咄嗟に近くにあった銃を構え
男に向かって引き金を引いてしまう。
自らの行為に混乱するアイリーン。
しかし彼女は愛するセルビーのため、街へ戻り
セルビーを家から連れ出して自分と一緒に来るように
説得するのだった。
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本当に衝撃ですよ。
何が、って。
あのシャーリーズ・セロンが!!!
世界で最も美しい女優の一人の、あの彼女が!!!
あんなにブサイクになってるなんてーーーー!!!
びっくりです。
いくら特殊メイクとはいえ、リアルすぎて怖い。
しかも肉!!
この役のために14キロも太ったらしい。
すさまじい女優魂。
ちゃんと戻ってよかったぁ。
とはいえ、それまでの彼女を見慣れている自分には
スクリーンでそのお肉が揺れるたびに
悲しいというかなんというか・・・。
さらに、外見だけでなく演技にも脱帽。
おそらくあたしだけでなく、全世界の人が。
正直、今まで彼女には演技力なんてあまり期待されて
なかったんでしょうが。
だってその美しさだけで、十分魅力があるんだもん。
しかし、これこそまさに迫真の演技。
美しいだけでなく、そんな才能の持ち主だったなんて
とてもとても、驚きました。
オスカーも納得。
誉めすぎですね。でも好きなんだもん♪
内容は重いです。
重くて純粋で悲しいラブストーリー。
「モンスター」なんて呼ばれてたくせに、すごく一途な性格な人だったんだなーと。
逆にセルビーが悪魔に見えてきます。
アイリーンが泣きながら、セルビーへの思いを吐露する場面。
何度泣きそうになったことか。
まったく涙もろい性格じゃないんだけど。
泣いてた人もたくさんいましたよ。
そんなアイリーンの純粋で幼稚な愛情表現を目の当たりにしただけに
「どうして?」という疑問が最後に残ります。
「他の方法はなかったの?」って。
前半はすこしだぶつきます。退屈なとこもあるし。
けど後半はもう、何がなんだか。
あのトムとかいうおっさん、もうちょっと活躍してほしかったなあ。
そしてクリスティーナ・リッチ。
彼女は役のために太ったのですか?
それともただのリバウンド?
胸が垂れ気味なのが気になります。
☆4つなのは、まださっき見たばかりで消化不十分なため。
けど見終わった直後よりも確実に今のほうが余韻を噛みしめてます。
きっと数日とか数週間たったら、また評価が
変わってくるんだろうなあ。
しつこいですが、本当は美しいのに今回はその片鱗も見えない
ブサイク+演技派なシャーリーズだけでも、
見る価値のある映画だと思います。
死刑囚を擁護しただけの映画っていう批評も見ましたが。
確かにそうともいえるけど、そういう理屈抜きにして
これはこれで、いい作品だと思います。