*、ζ,oりωσひ`⊂りT=〃ちをめ±〃す日記*

ぼくらは万有のうちへと旅する夢を見る。ところで万有とはぼくらのうちにあるのではないだろうか。

17歳のカルテ

2004-12-11 11:38:31 | 映画メモ
『17歳のカルテ』☆☆☆☆(アメリカ/1999)

監督:ジェームズ・マンゴールド
製作:ダグラス・ウィック、キャシー・コンラッド
原作:スザンナ・ケイセン
脚本:ジェームズ・マンゴールド、リサ・ルーマー、アンナ・ハミルトン=フェラン
撮影:ジャック・グリーン
音楽:マイケル・ダナ
主演:ウィノナ・ライダー アンジェリーナ・ジョリー クレア・デュバル
   ウーピー・ゴールドバーグ ブリタニー・マーフィー 他

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 精神的な問題を抱える少女たちが暮らす、隔離療養施設クレイモア。
 そこに自殺を図ったとされ送り込まれたスザンナ(W・ライダー)。
 常に看護婦たちの監視下におかれ、規則に縛られながらも
 彼女は次第にここでの居場所を見つけてゆく。
 そして始めは奇異に映った他の少女たちとも、やがて打ち解け
 仲を深めていくのだった。
 
 中でもリーダー格のリサ(A・ジョリー)の大胆な性格と行動力は
 スザンナを強く惹きつける。
 彼女は8年もの間このクレイモアで暮らし、ここでの日々を楽しみながらも
 その居心地の良さに埋没するのを拒むかのように
 何度も脱走をしては連れ戻される日々だった。  

 そしてある日、今度は二人でクレイモアからの脱走を試みる。

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面白かったです、とても。
ストーリーとしてはそれほど変わった話じゃないんだけど
役者たちがそれぞれ個性的で印象に残ります。
なんといってもアンジェリーナ・ジョリー。
ウィノナの役が地味なだけに、かなりインパクトが強い。
美人でセクシーでちょっとアバズレてて。
すごく魅力的で惚れてしまいます。

あまり映画を見て感情移入することってないんだけど
今回はやられました。
すごくいい作り方をしてます。
本当に病を抱えてるのはここの少女たちじゃなくて
実は外の世界の大人たちなんではないかと。
スザンナの視点そのままに思えてきてしまうくらい。
ここまで主人公と思いを重ねられるくれる作品は、
そうそうありません。

敢えて難癖をつけるとしたら
デイジーの色々がかなり読めてしまったことと
ウーピーの素晴らしさが出し切れていなかった。
そのくらいかな。
あ、あと17歳には見えない(笑)

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