*、ζ,oりωσひ`⊂りT=〃ちをめ±〃す日記*

ぼくらは万有のうちへと旅する夢を見る。ところで万有とはぼくらのうちにあるのではないだろうか。

8人の女たち

2004-12-11 11:42:15 | 映画メモ
『8人の女たち』☆☆☆

公開:"8 Femmes"(2002/仏)
監督:フランソワ・オゾン
製作:オリヴィエ・デルボス、マルク・ミソニエ
原作:ロベール・トーマ
脚本:フランソワ・オゾン、マリナ・ドゥ・ヴァン 
撮影:ジャンヌ・ラポワリー
音楽:クリシュナ・レビ 
主演:ダニエル・ダリュー、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール
   ファニー・アルダン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、リュディヴィーヌ・サニエ 

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 吹雪の中、郊外の邸宅にクリスマスを祝うため女たちが集う。
 しかし、メイドのルイーズ(E・ベアール)が
 一家の主人の部屋に朝食を持って行ったところ、
 彼はナイフで刺殺されていた。
  
 外部から遮断された邸宅の中で、残された女たちはお互いを疑り始める。
 主人の母マミー(D・ダリュー)、妻のギャビー(C・ドヌーヴ)
 妹のピレット(F・アルダン)、ギャビーの妹のオーギュスティーヌ(I・ユペール)
 長女スゾン(V・ルドワイヤン)、次女のカトリーヌ(L・サニエ)
 メイドのルイーズ、家政婦マダム・シャネル(F・リシャール)。
 皆それぞれ思惑や秘密を抱え、詮索し、罵りあう。 

 そして事件は意外な結末を迎える。 
 
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これもかなり巷では好評だった映画です。

まず、キャストがすごい!
一見して分かるように、かなーり豪華です。
フランスを代表する大女優から、注目の若手女優まで。
これだけの人をよくそろえたなあ、と感心。
女性が8人もいるだけに、なかなか分け方が難しいように思えるけど
さすが皆個性的で、それぞれに際立ってました。
衣装の影響も大きいのかな。
一人一人にカラーがあって、分かりやすいです。
エマニュエル・ベアールはやっぱ可愛いなあ。
そしてメイドという役柄も萌え。
ヴィルジニーはちょっと微妙。
リュディビーヌ・サニエなんて、自分と同い年には思えない!

と、結構誉めてしまったけど。
肝心な中身。これはちょっと・・・期待してただけにショック。

ミュージカル映画と冠されているだけに、どんなもんかと思ってたけど
そこまで言うにはちょっと曲数が少ない。
歌自体にもあまり魅力がないし。
見終わってから「そういえばこれってミュージカルだった?」と
思い返してしまうくらい。

ストーリーもちょっと単純です。
サスペンスなんだかコメディなんだか。
どれにしても中途半端感が拭えない出来上がり。

まあ、レンタル代の価値くらいはあります。
これがすべてかな。
しかしファニー・アルダン。
『ウェルカム!ヘブン』もそうだったけど
中年の色気ってすごいなーと圧倒。

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