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伊勢写メアンソロジー

昭和30年から40年代に過ごした三重県伊勢とみそのの詳細な思い出。そこから見えてくる昭和時代に共感してもらえれば。

新道商店街 古川書店は情報ポータルだった

2010-02-13 01:28:39 | 本屋
もう銀座新道(昔はそれが通俗的な呼び方だった)の6割強の店舗はシャッターが降りている。

だから<半分の月がのぼる空>では、シャッター銀座と呼ばれているわけだけど、古川(古川書店なんて呼ばなかった)の前を通りかかった時はビビった。ああ、ここまで店じまいなの?

いや、違った、正月休みだったのだ。
残念ながら、店内を見ることはできなかったが、まだ営業はしているみたいだ。

とにかく伊勢市内、いや三重県南勢地区ではもっとも大きな書店だったし、特に受験生には聖地くらいのレベルだったはず。
今と違って、インターネットのない時代では、こういう書店の本、雑誌がとてつなく重要な情報源だった。

そう、まるでヤーフーサイトのような現実的ポータル機能を古川は持っていたと思う。

ボクはここで硬軟あらゆる情報を仕入れていたことは間違いない。

しかし、ここから自転車で5分ほどの場所に、TSUTAYAができた。

全国的な大規模量販チェーン店は、何十年と伊勢市の知識レベルの向上に貢献してきた書店を簡単に蹴散らすのだ!

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