お気楽に生きようと思います

結婚8年目の主婦です。不妊治療約6年頑張りましたが最近ピリオドを打ちました。新しい何かを見つけなくちゃと模索中です

きびしぃ~

2010-03-18 16:50:13 | ひとりごと

昨日の日経新聞の記事です。

「不妊治療 家計にずしり」と書いてあります通り治療を続けてる

夫婦でしたら誰しもが悩む問題なんです。

以前、夢クリへ朝1番で通っていた時に診察終ったらこのまま仕事

へ行きます・・みたいな服装の人をたくさん見ました。

私も続けられるものならば続けたかったのですが仕事の内容から

してそれは無理でした。通院しながら仕事を続けている人のほとんど

が「治療費を捻出するため」に働いていると思うんです。

私の場合、幸い、旦那様の収入だけで全てを賄えています。

良く、「旦那さん相当稼ぎがいいんだね」って言われるんですけど

それは違います。旦那様は私のために自分のお昼代を節約したり

アフター5も遊びに行かずほぼ毎日真っすぐ帰って来ますしほとんど

好きな物など買わずにガマンしてます。そんな姿を見て私の方こそ

もっと節約しなくちゃいけないなぁ・・と考えさせられる日々です。

私がここまで子供に執着していなくて出来なくても特に気にして

居なければ不妊治療の世界は知らずに済んだのかも知れない

私だってまだ仕事を続けて、もっといい生活(けして今もきつい訳

では無いですが)が出来たのかもって思う時があります。

 

新聞の記事には経済的理由で治療に「壁」を感じてる人が多い

と言ってます。景気の影響もあって費用の工面は容易ではあり

ません。子供が欲しいという切実な思いを抱えながら高額な治療費

の前で多くの人が立ちすくんでいるんです。

治療をしている夫婦はだいたい20~40代です。40代くらいに

なってくれば収入の方は多少余裕が出て来るでしょうけど20代

だと本当に厳しいと思います。20代ならば若いから40代の人に

比べたら妊娠出来る確率だって高いはずです。でも治療費が払えず

断念する夫婦だっているのも現状なのです。

国では助成金というものがありますが1回15万、年2回まで支給され

通算5年間利用出来ます。1回あたりの治療で何十万と請求が

来る事もありますから、ありがたく頂いているのですが、正直な所

全く足りません。

少子化問題が懸念されている昨今、普通に生まれて来た子供

にばかり手当てを出すというのでは無く、欲しくても出来ないで

悩んでる夫婦にも温かい手を差し伸べてもらいたいと心から

願います。