■図書館 情報 技術 論(宮 原 俊 之 帝京大学教授)2024/08/19-2024/08/21
[概要]
1から5コマ:講義(PPT資料を投影しながら解説していくスタイル、PPT資料は事前に紙印刷して配布)
6から12コマ:PCを利用してのデータベース作成演習(個人単位)と図書館での情報技術利用企画案作成(グループワーク)
13から15コマ:著作権関連、その他最新技術動向など
[テスト]
問題①計算問題等(5問程度)
・サブネットマスク計算(サブネットマスク設定255.255.255.192の場合に同時接続できる端末台数は?)
・2進数、10進数、16進数の換算や演算(数問)
・シフトJIS文字コード表を使った変換問題
問題②短文回答問題。質問に対する回答とその理由記述、身近な事象説明とその対処策、等。10問から回答したい5問を選択。
・(データベース例が示され)主キー設定の適切性説明と正規化状況についての説明。
・身近で起こったセキュリティ脅威の内容とその際に適切と思われる対処策の説明。
・ホームページに写真をアップロードする際に適切と思われる画像ファイル形式、及びその理由説明。
・著作権関連。
・ホームページにおいて文字化けが発生していた場合、想定される原因。
等々
問題③図書館における情報技術利用について意見論述。問題文中に記載された語句から5つ以上を使用して。
問題④アンケート(本講義を知り合いにどれくらい推奨したい?、その他意見感想。)
[備考]
配布資料、手紙ノート(自署、グループ作成)の持込可。
評価は、授業アクティビティ50%、最終試験50%。
問題はやや多い目だと感じました。30分経過後は退出可能とされていましたが、途中退出した受講者はいなかったと思います。
一般的にみても相当難しい内容で、かつ文系受講者(司書資格を目指す人で理系の人は少ないのではないかと思うます)にとっては厳しいコンテンツと思います。あまり深く考えずに2進数計算など、ただの公式だと考えて受講した方が良いかなと思いました。