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厳冬の野菜達と焚き火のすすめ | 2010-02-20 |
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厳冬です。毎日毎日10度以下の日々が続き、もう分厚いセーターにも飽き飽き。
畑もこの時期は収穫もなくさみしいものとばかり思っていましたが、
今年はじめて作った2種の野菜がすくすくと成長し、この時期に収穫を迎えています。
ロマネスコと芽キャベツ、手間いらずでブロッコリーやキャベツと同じように作れます。
ロマネスコは最近スーパーなどでも見かける新顔野菜。
村上隆のアートのように蛍光色の色彩がぐるぐるぐると螺旋を描き、
よ~く観察しようとすると吸い込まれそうになります。
味わいはカリフラワーのようなので、カレー味やマヨネーズなどとよく合います。
色もキレイなので蒸し野菜かな?
芽キャベツは鈴なりになっている様子を、知らないではじめてみる人は腰を抜かします。
実際うちのおばあちゃんもびっくりしていました。
味はキャベツと同じようなのですが、やはりまるごと、または半分に
切って食べたときのいわゆる「巻き」状態で食べたときの歯触りやこりっとした食感がなんともいえません。
蒸し野菜はもちろん、まるごとパン粉づけしてフライにするのがおすすめです。
他にも霜がおりてピンクの茎になったほうれんそう(甘い!)やらブロッコリー、
つぼみ菜(菜花の一種)など、意外に収穫物はあるものです(って毎年感じていることかもしれません、ありがたや~)。
ひととおり畑の野菜のメンテナンスと収穫を終えるといい時間に。。。
気がつくと手足のつま先が冷えきっています。
おばあちゃんはふと、思いついたように「焚き火にでもあたるかね」と言って
新聞紙をくるくるとまるめてライターで火をつけ始め、
適当に落ちていた杉の枯れ葉をくべてあっと言う間に
まるで魔女のように小さな焚き火コーナーを作ってくれました。
最初はそんな小さな火で温かいのかな?と馬鹿にしていた私ですが、
とっても暖かい!
炎のありがたさを思い知ることになりました。
しばらくその火を絶やさぬよう次から次から
小枝を足してほっかほかになり、家路につきました。
カテゴリー/畑のこと(冬)
