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秋の畑仕事は一年中で一番気持ちいいです。
ふと澄んだ秋空を眺めると、一面にいわし雲が。
ひつじ雲よりも細かいかわいい雲。秋ならではのものらしいです。




さてさて、9月末の畑の様子にさかのぼります。
この頃は9月に入ってすぐ種を蒔いた畑にやっと大根や青菜の葉が顔をだしている状態。


それが11月ともなると立派に成長し、
大根もすでに何本も収穫して料理に使っています。



このエリアでは大根の他に水菜、壬生菜、マスタードグリーン(カラシ菜)、ルッコラ、菜の花などを作っています。
一段下にちりめんからし菜、ビーツ、大阪しろ菜、香菜(パクチー)などを蒔きました。
この時期のごちそうは、大根の葉です。
今が一番状態がよく、おい しい時期だと思います。
冬がやってくるとどんどん葉っぱが強くなってしまって青臭さが立ってくるので、
この時期はよく干葉大根のふりかけを作り、ストックしておきます。


畑の収穫もさることながら、伊勢原市果樹の里
ということで秋 もいろいろ実ものがあちこちで売られています。

伊勢原の秋の果樹の代表といえば柿とみかん
料理教室の生徒さんに、今年もたくさん柿をいただきました。
私は固めの柿が好きなので、固いうちにせっせといただきます。
ふつうに生で食べるのと同じ頻度で料理にも登場させています。


そしてこれが堂々秋の和定食

とにかく大根おろしが大好きな私。
畑の大根で大根おろしをたっぷり食べたかったので、ほっけを焼きました。
大根は1/3本おろしています(笑)。
すだちを添えて。。。
その下にあるのが干し葉大根のふりかけ。玄米ごはんにもよく合うので
たっぷり作って翌日以降も楽しみます。
右下は無水鍋でただ蒸し焼きにしただけのやりいか。
母がよく作ってくれたシンプルな料理は我が家でも人気メニュー。

お味噌汁の具にしたくて作り始めた大阪しろ菜をたっぷり入れたお味噌汁。
煮干しだしが気分です。

柿はこの時期畑で大量収穫できるルッコラを合わせてサラダにしています。

味付けは

・レモン汁、オリーブオイル、塩、七味

・レモン汁、バルサミコ、オリーブオイル、塩、黒こしょう

・自家製はちみつすりごまオニオンドレッシング

の3パターン。
今日は和食なので後者をセレクト。

新米がごはん茶碗1杯ではとてもとても足りないラインナップ!
あ~日本人でよかった~~~~~


カテゴリー/畑のお話


※07年8月29日の内容です。
7月の日照不足がたたって、いつもならお盆前に収穫できるはずのゴーヤが
なかなか実らない日々が続いていました。
……と思いきや、いきなり大きなゴーヤが鈴なりに!
おいおい、もう少し小出しにお願いしますよ~~と思わず口に出してしまうほど、
一気にできあがってしまったゴーヤちゃん。
一日の猶予も許されず、すべて収穫……。

嬉しさよりも憂鬱が先行し、これから数日始まるゴーヤとの闘いのゴングが鳴り響くのでした。

とはいっても、やっぱり鈴なりのゴーヤを収穫したどっしり感は感動もの。
笑みだってこぼれます(泣き笑いに近いけど)。

こんなときのために、ゴーヤメインのレシピはたくさん用意しているとはいえ、
今回はかなり手強い!
とりあえず作ってみたのはやっぱり「ゴーヤチャンプル」だったりして(笑)



●作り方
最近のゴーヤはあんまり苦くないので、
下ゆでしたり、塩でもんだりするのは、やめにしています。
縦半分に切ってわたをぬいて、1センチ厚さ(わりと厚め)に切って使用。
具は卵とツナのみ。いつでも家にある万能役者たちです。
(厚揚げを入れるときもありますが、今回は超シンプルに。)

味付けはごま油で炒め、しょうゆで味付け。塩もぱらりと最後にふります。

最後にかつおぶしパックと万能ねぎを加え、たっぷり和えます。



おまけ
この日収穫した晩夏の野菜たち



空芯菜(写真上)   アサガオ科の野菜、白いアサガオのような花が先ます。
            ベトナム料理に大活躍!

秋なすに近いナス(カゴの中)  皮が固くなり、実もしまってきました。
                     揚げ物や煮物に適してきます。

唐辛子(カゴの中)  青いものはゆずこしょうを作ったり、
               焼肉といっしょに刻んで食べたり。
               赤いものは唐辛子酢を作ったり、乾燥させてストックします。

おくら、万願寺唐辛子、三尺ささげなどなど……。


カテゴリー/畑のお話


*盛り付け その1: 元旦はお重に詰めて。。。



2008年、今の場所に引っ越してからはじめてのお正月を迎えました。
おせちのテーブルセッティングも2人分でいいのでずいぶんとコンパクト。
既に作っておいたおせちアイテムは野田琺瑯の容器に入って整然と冷蔵庫の中で
スタンバイしてあるので、元旦の朝は盛り付けるだけ。とってもラクラクです。

これから3日間、これらはは見せ方を変えつつ様々に盛りつけられました。
お正月は夜にちょっとしたごちそうを作ったりごちそうになったりはしましたが、
基本的にはおせちセットで済ませられます。


*盛り付け その2: 洋皿や白磁の器に盛り付けて。。。



おせち料理は日本酒を飲みながらちょこちょこいただくとおいしいものばかり。
畑の白菜や大根の葉、青菜でお漬け物を作っておいたので、それらも登場。


*盛り付け その3



実家にお裾分けしたりで、3日目になるとストックもだんだん残り少なくなってきた
おせち。
海老が描かれた見るからにおめでたいお皿も登場させました。
れんげなどを器がわりにして変化をつけたり、丸皿の真ん中に小皿を置いてから
盛り付けると、高低差が出て、華やぎます。
     
南天の葉っぱはマストアイテム。キッチンの隅ににたくさん生けておき、お正月の間
あしらいに使いました。


カテゴリー/畑のお話

冬野菜の収穫 2008-01-04

寒さが増し、甘みを増した冬野菜どんどん収穫時期を迎えています。


大根、(巨大)昔小松菜、(巨大)ちんげん菜、長ねぎ、壬生菜、ブロッコリー、

ルッコラ、からし菜、春菊 をこの日は収穫。

すでにこの日の晩ごはんで、大根(小)はいわしの塩焼きの大根おろしに、
昔小松菜はチキンチャウダーの具になってしっかり胃に入り、
腸で栄養を吸収され、私を動かすエネルギーになっています。

このあと、壬生菜とちりめんからし菜は塩漬けに、
ブロッコリーはフライに、大根はふろふき大根と葉のふりかけ、
ルッコラはちょっと固くなってきているのでベーコン炒めにすることが決まっています。

こう書いてみると、本当に我が家の食卓は、畑に頼っていることがよくわかります(笑)



他にもこの時期、かぶや水菜、菜の花の葉、白菜、日の菜、
その他思いつきで播いてみた菜っ葉類、ゆずにみかんなどの柑橘類を収穫できます。
多少、私が忙しくて畑に行けないことがあっても、
冬野菜たちはあまり劇的な成長をしないので収穫を待ってくれているのも助かるところ
(本当はおばあちゃんのように毎日様子を見に行かなければ
いけないのですが……)

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裏山から採ってきた、でこぼこの柚子
今年もいろいろに楽しんだ結果、捨てる部分がまったくありませんでした。
まず、夏の間にしこんでおいた、「柚子こしょうのもと」
(畑の青唐辛子や塩などを漬けておいたもの)に
柚子皮を混ぜ込んで柚子こしょうを完成させました。(写真、瓶の中身)


この段階で、100個以上の柚子の皮を使っているので、
当然皮がむかれた柚子がごろごろと……。
これこそがお宝!種と果汁としぼりかすに分けます。

種>>>かるく洗ってざるに広げて乾かしてからリカーに漬け込むと、
      料理中に使える手肌の潤いローションに。
      自然のものなので安心です。
      しっとりとして、冬の間、肌あれから手を守ってくれます。

果汁>>>絞ってから製氷器にいれて小分けに冷凍。
       ポン酢を作ったり、シャーベットを作ったり、
       ドレッシングの酢の代わりに使ったりします。ささやかな冬の贅卓です。

しぼりかす>>>これはガーゼに適量を包んでお風呂に入れ、柚子湯に。
           小さい頃から冬になると入っていたお風呂です。

この他、柚子を皮ごとスライスして蜂蜜とマリネしたものも作ります。
熱湯で割ればゆずネードができたり、そのまま風邪予防に食べたり、
りんごやヨーグルトにのせて食べたりと大活躍!
おせち料理の定番でもあります。

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冬の果樹 2007-12-12

またまた季節は移り変わり、りんごとゆずのシーズンがやってきました。
大きな木のボウルにどっさり盛って、インテリアとして飾っています。


りんごは青森と福島の親戚からのいただきもの。
妹や私やいとこたちが次々結婚し、ものすごい勢いで全国に親戚ができているここ数年、
ありがたいことにいろいろな地場の食材をいただくようになりました。
買ったものではない、いただきものの食べ物って、
人とのつながりが感じられて、いいものですね。

りんごといっしょのゆずは、
私と父が、山の斜面に植えられているほぼ野生化したゆずの大木からもぎとってきたもの。
とっても鋭いとげとげが枝に生えているので、慎重に収穫しないと痛い目にあいます。
そんなゆずは、市販のものとはちがってぼつぼつで傷だらけ。

これらを使ってサラダやお漬け物、デザートまで、いろいろ作ろうと計画中です。

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冬眠 2007-12-03

夏に大活躍してくれた「しょうが」と、秋に収穫を楽しんだ「さといも」を選り分け、
その一部を土に埋めます。



こうしておけば来年の春、またこの球根を土に埋めて、
たくさんの子供をまわりにつけてくれます。
毎年毎年おじいちゃんとおばあちゃんがしてきたこと。
ここでまた自然に生かされているのだと感じます。

さといもは掘りかえすのがひと苦労なので、みんなで楽しく掘りおこしました。
秋の畑仕事は汗をかいた後が気持ちいい! と、となりにすぐ実っているみかんで
おいしそうなものをもぎとってのどを潤します。

まだ冬前だというのに、実は春に向けての準備が他にもはじまっています。
それは豆類の種播き。

毎年10~11月に播きます。
スナップえんどうやキヌサヤ、空豆にグリーンピース……。
今年は猿に食べられないように注意をはらい、完了。

つるや花がスイートピーみたいにかわいいので、
東京の庭にもプランターで栽培しています。

カテゴリー/畑のお話


前回のとおり、畑では猛烈な青菜の攻勢がはじまっています。
夏の頃とは違って、葉もので覆い尽くされた様子は、
周りの落ち葉と紅葉の木々が目立つ森とは全く別世界のよう。

さてさて、数種類のおいしそうな青菜をかたっぱしから収穫したのはよいのですが、
そんなにきっちり使い分けられるわけでもなし、鍋料理気分でもなし……。
そんなときには、バケツいっぱいの青菜を大鍋にざくざく切って入れ、
つぶしにんにくと赤とうがらし、塩をぱらり、オリーブオイルをまわしかけ、
ふたをして蒸し煮にして常備菜にしてしまいます。
ふたがしめられないくらいいっぱいだった青菜の体積は、
5~6分もするとみるみるうちに減ってきて、鍋の下のほうに沈むくらいの量になります。
ゆでているわけではないので栄養素も損われず、この料理法がとっても気にいっています。

冷蔵庫で2~3日保存できるので、いろいろに楽しみます。

ある日はこんなふうにパスタと煮からめて。チーズをふりました。


そのまた次の日は休日のブランチに、
たまご4つの中に混ぜ込んでスペイン風オムレツに。


カテゴリー/畑のお話


畑の青菜が生え揃い、毎日毎日なにかしらの青野菜をいただいています。
今月に入ってからはルッコラを使っていろいろなイタリアンや洋総菜を楽しんでいます。

これから寒くなると葉がしっかりとしてきてしまいます。
それはそれで、炒めたりするととってもおいしいのですが、
柔らかい葉っぱをハムやタマゴのサンドイッチにはさんだり、
サラダにしたりするときは柔らかい葉っぱがやっぱりおいしい!

サラダは季節のフルーツを入れてさっぱりといただくことも。
私のお料理教室の生徒さんの和田さんが、夏の梨に引き続き、柿をくださいました。
もちろん伊勢原産! 地元の果樹です。
その柿を、庭のゆずの皮と果汁で味付けし、
ルッコラはオリーブオイルとバルサミコ、お気に入りの塩こしょうで味付け、
その2つをあわせたところに、ベトナムで知った、
柿と相性のよい一味唐辛子をぱらりとふっていただきます。

ここ数年、この時期に必ず作る秋ならではのサラダです。
ほかにもルッコラがあると、イタリアンが作りたくなります。

(牛肉のたたきとルッコラのサラダ『タリアータ』や、
贅沢にたっぷり使うルッコラペースト、えびとトマトとルッコラのパスタなどなど……)

黒酢やごま油とも相性がいいので、蒸し鶏と合わせて中華風のサラダにすることも。
プランターで作れる野菜の代表格なので、作ってみてはいかがですか?

※ルッコラ栽培のポイント:春、秋播き両方できますが、
                虫に食べられない、秋がだんぜんおすすめ!
                春に庭で無防備な状態で作ると、
                レースのような葉っぱになってしまいます(涙)


カテゴリー/畑のお話


季節は確実にめぐり、今年もブロッコリーの収穫時期になりました。
これほどに収穫の手応えを感じられる野菜はない!というくらい
大きくって傷ひとつない立派な、まるで作品のような出来ばえのブロッコリー。

大きな1株スパッと包丁で切ってしまうと、
その後には脇から小さな子分ブロッコリーが芽を出します。
実はこっちのほうが蒸し野菜にするとおいしかったりするんですよ。

そういえば、夏の間に畑の脇におじさんがピザ釜を作っていたのでした!!!

なんともごっつい外観ですが、質実剛健ってことで。
「中に溶岩で作った石を敷き詰めているから蓄熱具合がすごい!」と自慢されています。
もうすでに親戚で集まって試運転も済ませ、活躍中だとか。
そのとき生地から手作りで作ったピザのおいしかった話を最近頻繁に聞かされ、
参加できなかったことを悔やむ日々……。
冬は外で遊ぶ企画が減ってくるので、ピザ焼きの会でも企画しようかなあと
考えはじめています。


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