Lesimyの備忘録

忘れっぽい脳のための忘備録

困りごと

2013-05-14 14:48:23 | ごみ

次期設備のVAを電子回路部分を請け負って行っている。
バックプレーンとドーターボードの勘合部分がある。基板サイズの都合で反り限度を考慮して基板搭載位置を少しずらすことにした。


現行設備でもラックは内容物の重さで中央が垂れ下がったり勘合部分が合わなかったりと散々な物だったので、今回はすんなり行くようにと、 ”変化点は不具合を作りやすいので機械系担当に基板形状図だけでなく、変更点一覧なども送る必要があるのではないか”と客先の中心的人物に主張したが、(うちの)○○さんが担当だから大丈夫とつれない回答を頂いた。ここで食い下がっても○○さんをけなしているような形になるのでこの時は心配はあったが言いたい事は飲み込んでおいた。だめだめな実績があるのにね。


それから数ヶ月後、相変わらず超タイトなスケジュールで進行しているが組み立て段階になって、やはりというか、予想どおりというか、予想を超えた駄目さ加減でぼろぼろらしい。既に私は出来る限りそこには関わらないようにするのみだ。こちらから出す資料は全て数ヶ月前に出しているのだから知ったことではない。立場上、法的にも道徳的にも、言うべきことは言って、記録も撮っておき、伏線を張っておくに限る。


基本となる部分を下請けに設計させておいて、後は自分たちで小変更するだけなのに、小変更を繰り返すうちに設計の根拠となる構造・強度計算も無視して突き進んだ結果、駄目さ加減が加速しているようだ。


大企業の人間はプライドばかり高い割りに、知識も技術も聞きかじりで、声ばかり大きくて困ったものだ。人の話を聞き(判断は立場により異なるだろうが)、謙虚に努力するなんて出来はしないのだろう。


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